2013年01月21日
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今日のまとめ

  1. 第4四半期GDPは予想を少し上回った
  2. 鉱工業生産は予想通りだった
  3. 小売売上高も予想通りだった
  4. 生産者物価の回復は製造業の活動の活発化を示唆している

GDP

中国の第4四半期GDPは+7.9%でした。これはコンセンサス予想の+7.8%を少し上回りました。因みに第3四半期は+7.4%でした。

中国のGDP成長率(%、中国国家統計局)

鉱工業生産

中国の12月の鉱工業生産は+10.0%でした。これはコンセンサス予想の+10.0%と一致しています。因みに11月も+10.0%でした。

中国の鉱工業生産(%、前年同期比、3カ月移動平均、中国国家統計局)

小売売上高

中国の12月の小売売上高は+14.3%でした。これはコンセンサス予想の+14.3%と一致しています。因みに11月は+14.2%でした。

中国の小売売上高(前年同期比%、中国国家統計局)

物価

1月11日に発表された12月の中国の消費者物価指数は+2.5%でした。これはコンセンサス予想の+2.3%より少し高い数字でした。因みに11月は+2.0%でした。

一方、生産者物価指数は-1.9%でした。コンセンサス予想は-1.8%、11月は-2.2%でした。

中国の物価(%、国家統計局)

まとめ

以上をまとめると中国経済は引き続き景気循環的(シクリカル)な回復局面にあります。今日、示した一連の経済指標は回復が弱々しいものであることを示唆しています。例年、旧正月前後の経済統計はブレやすく、次回以降の経済指標の解釈には注意を要します。それを断った上で、これまでのところは「So far, so good(まずまず)」であり、中国経済に対するスタンスを変更する必要は無いと思います。






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最終更新日  2013年01月31日 12時19分18秒


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