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『ヴィレット』って小説をご存知ですか?『ジェイン・エア』で有名なシャーロット・ブロンテが書いた最後の長編小説です。これがマニア好みのいい作品で、ジョージ・エリオットが『ジェイン・エア』よりもいい作品だと太鼓判を押しているほど。もっとも、発売当初より批判も多い小説ではあるのですが・・・。ここ数日は『ヴィレット』そのものと、関連の研究書にとりつかれております。というのも、昨秋に日本ブロンテ協会という学会の全国大会のシンポジウムで発題者にご指名いただき、そこで熱い議論を2時間以上に渡って繰り広げたのですが、それを本にして彩流社から出版するということで、バタバタとまとめあげている最中なのです。口頭発表ということで、雰囲気でうまくごまかしたところも、活字にするからにはそうもいかず、しかも締め切りは眼前・・・。ちょうど出版から150年にあたるので、この150年間に『ヴィレット』がどのように読まれてきたかという、要は批評史のまとめみたいなことをやっているので、読まねばならぬ文献の数たるやすさまじく、恐ろしい本の山が部屋にできています。幼稚園児が砂場でよくやる「山崩し」のように、この山が簡単に崩れないかな。あ、そうそう!昨日ネットで遊んでたら、泉著の『泉式 文科系必修論文作成術』が「東大生に推薦する本」に選ばれているではありませんか!しかも「論文作成」という項目ではこの本だけが!選んでくださった東大の先生、どうもありがとうございます。東大生諸君!しっかりと勉強してくれたまえ!・・・なんて、偉そうに言ってみたりして(笑)。
Jun 30, 2004
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本日、友人のMさんからメールをもらいました。参議院選挙に自民党から立候補している竹中平蔵大臣の選挙活動を手伝ってくださる方を急募とのこと。できれば学生で10名くらい欲しいそうです。はっきり何月何日とはここには書けませんが、表題に挙げたわが国でもっとも有名な人が同行する日もあるそうです。空いてる時間にお手伝いくださるだけでOKとのこと。「我こそは!」と思う方は泉までお早めにご連絡ください。ちなみに僕自身は参加するつもりはありません。今回ばかりは自民はちょっと・・・ということは少し前の日記に書いたとおりですし、こないだは鳩山さんや小沢さん、今度は小泉さんという具合にミーハー根性で日本の政治に関心があるわけではないので。竹中さんや小泉さんうんぬんではなく、この場を借りて呼びかけているのは、あくまで友人Mさんの依頼だからです。もっとも、僕の学生が何人も参加することになれば、ご挨拶に足を運ぶくらいはするかもしれませんが・・・。自民党から参議院議員に立候補というのはかなり気に食わないのですが、個人的に竹中さんは応援しています。景気回復が進まないことで矢面に立ってすごく叩かれていますが、正直、現状のままでは日本の景気が本当の意味で回復することはもうないというのが泉の見方。彼のせいではないでしょう。むしろ、彼は日本経済が沈没しないように出来る限りのことはやっていると思っています。不良債権の処理も実際にかなり進んでいますし。もっともっと彼に力をふるってもらうためにも、彼の当選は心より祈っています。だって、落選=大臣更迭になるでしょうから。
Jun 29, 2004
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最近ちょっと理由ありで「恋の名言」集めてます。いや~、みんなすごい。「危険な男」(自称)として泉もこれまでに恋の名言は星の数ほど生みだしてきたつもりですが、うまいこという人はたくさんいるものですね。例えば、泣いてる女性に対して「泣きたいときは泣けばいい」・・・別に普通じゃんって感じでしょ。これに次の一言がつくだけで、一気にこのありふれた言葉が「恋の名言」と化すのです。「だって涙ってきれいなものだから」☆☆☆(三ツ星評価っ!)最近、「うおっ!うまい!」と一番感心したのは、他の女性に優しくする彼氏に「みんなに優しいとあなたの気持ちが分からなくなる」と女性。それに対するその男性の返しがいい。「毎日チョコレートを食べてると、たまに煎餅が食べたくなるでしょ。それでたまに煎餅を食べると、やっぱチョコっていいなぁって思えるじゃん」うまいフォローですよね。でも、本当に感心したのは、この言葉に対する女性の返し。「私は桃が好きだけど、これが桃って決めたらずっと桃でいい。毎日桃でいい。でも、今はちょっと悩んでる。だってその桃が腐ってるから・・・」こう言われると、男性としてはぐうの音も出ませんよね(笑)。こういう恋の名言があるよという方、ぜひ教えてください☆
Jun 28, 2004
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土曜はマリノスの優勝決定の試合を見に横浜に行ってきました。といっても、泉はマリノスのファンというわけではなく、たまたまもらったチケットだからなのですが・・・。どうせなら、優勝決定に立ち会えたほうがお得感があるなぁということで、にわかマリノスファンと化し、応援してきました。結果はご存知のとおり、アン・ジョン・ファンがゴールを決めてマリノス勝利→優勝!おめでとうマリノス!ちなみに前回Jリーグを見に行ったのも、やはりもらったチケットでマリノス優勝決定試合・・・。デジャブのようですね(笑)土曜はそのまま外泊。そして朝帰りでシャワーだけして、本日午後からは昨年共演した女優さん(その子とは去年の舞台でかなり濃厚なキスシーンもあったんですよ☆)の出演する舞台を観劇。「人間の命が軽く扱われつつある現代ってどうよ?」みたいなテーマの劇でした。完成度はまずまずかな。そして夜はハワイアン・パーティー@新宿。数ヶ月前に泉が幹事を勤めさせていただいた「作家の集まるパーティー」で知り合った阿井さんという方の主催。阿井さんはGREEリンク400件近くというつわもの。100名近く集まったそのパーティーは、スタッフの連携も見事で、お世辞抜きにとてもいいパーティーだったと思います。二次会で、お世話になったスタッフに阿井さんがお礼の品を手渡ししてまわると、その直後にはスタッフ一同から阿井さんに記念の寄せ書きが手渡され、同時に全員でドリカムの『LOVE LOVE LOVE』の大合唱♪「LOVE LOVE 愛(阿井)を叫ぼう 愛(阿井)を呼ぼう」こういうチームワークのいいスタッフによるパーティーが面白くないわけないですよね!次回もぜひ参加させていただきたいなぁと思いました。本の紹介&販売までさせていただいて、感謝の気持ちもひとしおです☆そのパーティーに、目を見て即興で詩を作ってくれるという路上の吟遊詩人、北谷隆策さんがいらっしゃったので、泉も『SONGlish!』とバーターで書いてもらいました。頂戴した言葉は・・・「忠司の良心 誠実さに ついてゆくほど サポートされる 力は無限大」うれしい言葉ですよね!というわけで、泉、ますます良心の声に従い、誠実に生きていきたいと思います。
Jun 27, 2004
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大波乱のユーロ2004。我が愛しのイングランドはポルトガルに惜敗。予選でのフランス戦に続き、ベッカムがふたたびPKをはずすという失態を演じ、それが致命傷に。もっとも、ポルトガル勝利は当初の予想通りなのですが・・・。泉の予想によると、決勝はポルトガル対チェコ。さぁ当たるかな。にしても、PK戦で負ける場合って、不思議なことにチームのエースがはずすことが多いんですよね。特にデータを取ったわけではないけど、すごくそういう印象が強い。少し前のW杯決勝で当時イタリアのエースだったロベルト・バッジョがはずしてイタリアが負けたり、日本代表も大きな試合で中田がはずして負けたことがありましたよね。そして今回のベッカムもそう。エースだからはずすと余計に目立つということがあるのかもしれませんが・・・。プロレスでも似たようなことが言えるんですよ。タッグマッチで長い間相手につかまって責めつづけられた選手が、隙を突いてからくも逃れて自分のパートナーにタッチ。プロレスでよくありがちな場面ですね。その場合、隙をつかれる選手ってのはほとんどチームリーダーなのです。一番隙をつきにくい選手であるはずなのに不思議ですよね。プロレスと言えば、NOAH初の東京ドーム大会が間近に迫ってきました。三沢と武藤の初対決や、小橋と秋山のGHC戦など話題満載ですが、もちろん泉も観戦に行く予定。ドームは観戦コンディションはあまりよくないのですが、お祭りですからその場にいることに意味があるわけです。ちなみに、観戦コンディションはやっぱ日本武道館がベストですね。あるいは後楽園ホール。初めてプロレスを見る方にはいい試合が組まれるうえに見やすい日本武道館大会がお勧めですよ。さて、プロレス経験者としてNOAHの主要カードを大胆に予想すると・・・小橋VS秋山は秋山の勝ち。フィニッシュはリストクラッチ式エクスプロイダーの可能性も高いですが、ドーム用に何か新技を用意している気もします。実力的にはまだまだ小橋の方が上ですが、「プロレス的に言うと」秋山の勝ちですね。三沢・小川VS武藤・ケアは三沢組みの勝ち。フィニッシュは変形エメラルド・フロジョン(ブレンバスター式に抱えあげてのエメラルド・フロウジョン)で三沢がケアから取ります。(これは100%当たりの自信アリ!)プロレス界の「夢の祭典」。皆さんもぜひご覧になってはいかがですか?
Jun 25, 2004
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「心にのこる言葉」シリーズの第1号を昨日の日記にアップしたところ、楽天日記上でもプライベートでもずいぶんと温かい応援メッセージをいただきました。皆さまどうもありがとうございます!週1くらいで書いて行きますね。乞うご期待!まだお読みでない方はぜひ昨日の日記をご覧ください☆記念すべき第1号です♪さて、今日はとても6月とは思えない猛暑でしたが、今日という日が涼しく感じられる日が来るような、末恐ろしい学説が発表されました。今のペースで汐留や品川に高層マンションが乱立すると、2030年には山手線内の気温は40度を超えるとのこと・・・。高層ビルによってある意味人工の盆地ができあがり、その結果、海風の通り道がなくなることで、大気が流れず気温が下がらなくなる。そのうえ、エアコンの室外機からの熱もとどこおる。その結果、計算によると、2030年には気温は40度を超えるらしいですよ。なんとも恐ろしい学説ですが、素人目にも「さもありなん」と容易に納得できる説じゃありません?40度を超える→エアコンを使う→さらに気温上昇→もっとエアコンを使う→またまた気温上昇・・・。昨年のヨーロッパ大陸での猛暑による大量死は記憶に新しいですよね。ほんと日本はどうなっていくのでしょう・・・。高層ビルを新築する場合、屋上に大きな通風機を設置することを義務づけるような条例が必要ですよ>石原都知事様。
Jun 24, 2004
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「すべての人の心に花を」(喜納昌吉)「心にのこる言葉」シリーズの巻頭を飾るにふさわしい言葉は何か・・・と考えてると、書き始められるとまったく思えないので、特に気負わず、最近の日記でも紹介した会合での言葉から。喜納昌吉は音楽を通じて反戦を訴えてきたミュージシャン。その功績が認められて音楽界のノーベル平和賞とも言うべき世界平和音楽賞を5月に受賞。その勢いに乗って7月に行われる参議院選挙に民主党から立候補したのだが、彼が選挙スローガンに掲げているのがこの言葉である。すべての人の心に花を。掛け値なしに耳に心地いい言葉だが、それだけに、「やれるものならやってみろ」と言いたくなるのは、僕が素直じゃないからでしょうか。万人が幸せになれる社会など作れるはずがない。存在しないからこそ「ユートピア」なのである。人間が2人いれば、大なり小なり争いは必ず起こるもの。国家ともなればどの国にも国益に則った正義があるわけで、どれほど同盟国や友好国の間柄にあったとしても、摩擦は必ず存在する。それが極まると戦争になるのだから、戦争の種はいたるところに転がっているといっても過言ではない。人類の歴史を紐解いてみても、世界のどこでも戦争が行われていない時期などまったく存在しない。戦争がなくなることはありえないのである。ついでに言うと、いじめだってなくなるわけがないし、さまざまな形での差別もなくなるわけがない。なくなるはずのない問題を「どうすればなくなるのか?」と考えていくら議論をしたって、答えなど出るはずがない。だからあまりにも現実ににそぐわない、とんちんかんなアイデアばかりが出てくるのである。『インドへの道』『ハワーズ・エンド』などで有名な20世紀初頭のイギリスの小説家E.M.フォースターはendurance(諦観)の重要性を説いている。人間の力ではどうしようもないものが存在するのだということを認識し、ある種の諦めの境地に至ることこそが重要なのではあるまいかというのがフォースターの主張。戦争も差別もなくなるはずがないということを認めてしまえば、「どうすればなくなるのか?」という疑問は「どうすればその中でうまくバランスを取っていくことができるのか?」という疑問にかわる。これで初めて現実を見据えた議論の出発点に立てるのである。すべての人の心に満開の花を咲かせることは初めから諦め、たまたま満開になっていることもあれば、7分咲き、5分咲きもあり、つぼみの場合も、それさえ出ないこともあるかもしれない。ただし、最悪でも根絶やしにすることだけはないようにする。それくらいのスタンスで取り組むことが、結局は最善の道につながるような気がしてならない。諦めることが重要な場合も多いのである。とは言え、それじゃあ選挙のスローガンになりはしないのですが・・・。
Jun 23, 2004
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授業終了後、本日発売の『SPA』で雛形あきことコラボで巻頭を飾っている売れっ子作家の内藤みかさんのお誘いで、楽天日記でもおなじみの恋愛カウンセラー安藤房子さんや超有名な美人漫画家の刹奈ちゃんと一緒に、「日本文芸家クラブ」の会合に参加させていただきました。作家、出版社の方々、文壇バーの女性たちなどの集まるパーティーはとても刺激的であったばかりか、みかさんのおかげでいろんな方と名刺交換させていただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。表題の「新しい潮流」は会長の志茂田景樹先生が連呼していた言葉。「若い!会員(安藤、泉、刹奈)が3人加わったことだし、日本文芸家クラブに新しい潮流を巻き起こそう、新しい潮流を、新しい潮流を…!」という言葉をかけていただき、光栄の極みであると同時に、「新しい潮流を巻き起こすぞ!」との意を新たにしました。ミーハ-泉は日曜の鳩山由紀夫さんについで、志茂田景樹さんともツーショット写真を…。昨日同様、あとで「泉忠司公式HP」に掲載しておきますね。それにしても、誰もが想像するとおりの志茂田景樹ルックで、ひとり日本橋の駅方面に歩いていった志茂田先生…いずこへ?さてさて、パーティー終了後、お茶でもしようということで、みかさん、安藤さん、刹奈ちゃんと駅近くのカフェに入った途端、「あれ?泉先生!」という聞きなれた声が。偶然にもそこでバイトをしている去年の教え子と遭遇。安藤さんが彼に本をプレゼントしてくださったのが効いたようで(安藤さん、教え子にサービスありがとうございます♪)、コーヒー2杯&クッキー4枚をサービスしてくれました。持つべきはいい教え子ですね♪皆さま、泉はこのように男子学生もきちんと可愛がっておりますよ。(笑)。それにしても、どこで誰と遭遇するか分からないのが教員という職業の定め。ましてや大学で教えているとすごい数の教え子がいるわけで、全員の顔と名前を一致させるのはいかに人の名前を覚えるのが得意な泉でもとうてい無理なんですよね。きっと、こちらの気づかぬ間に、「あれ~、泉がこんなところにいる~」と遠巻きにグヘヘと眺めている学生もたくさんいるんだろうな…。怖い怖い。悪いことは気をつけて…、いやもとい、悪いことはできませぬな(笑)。
Jun 22, 2004
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昨日は赤坂プリンスで開催された、喜納昌吉のニューアルバム完成披露&参議院選出馬パーティーに行ってきました。喜納さんは音楽を通じて反戦運動をしてきた方。最近は「すべての武器を楽器に!」をスローガンに、各国政府に武器を提供してもらい、それを溶かして平和のモニュメントを作る活動をしているようで、そういう活動の功績が認められて5月には世界平和音楽賞を受賞なさいました。参議院議員という肩書きがつくことで、これまで以上に活動の幅が広がればいいのではないでしょうか。会は1000人以上が集まった盛大なもので、有名どころでは民主党の小沢一郎や鳩山由紀夫といったあたりも参加していました。(鳩山さんとは少しお話して、ツーショットの写真も取ってきましたよ。「泉忠司公式ページ」の日記に掲載しています。)クライマックスは喜納さんのライブ。最後は泉もステージに上げてもらい、ステージ上で踊りまくり(笑)。赤プリのステージから1000人が熱狂しているライブを出演者の視点から見ることができたのは思いがけず、ラッキーな出来事でした。その後、20人くらいで二次会へ。帰宅したのは終電で、しこたま飲んだため、そのままゴロン…。田舎者の常として、実家の父も、亡くなった祖父もみんな自民党支持なので、僕も自然と自民党を支持してきましたが、今回は民主党に投票しようと考えています。最近の自民党からは「どうせ政権から自分たちが下ろされるはずがない」というおごりが感じられてなりません。年金関連法案しかり、多国籍軍への参加問題しかり。正直、民主党も自民党も政策そのものはどっこいどっこいだと思うのですが、とりあえず、早く二大政党制を確立すべきだということは間違いない。だから民主党かなと。小沢一郎が入ったことで、野党第一党という一番楽な場所から抜け出そうとしない生ぬるい体質から、ようやく本気で政権を取ろうと考えているように、少なくとも表向きは見えてきたことですし。これまでの日本のもっともいけないところは、Aという素晴らしいアイデアと相反するBという素晴らしいアイデアがある場合、相互に歩み寄る形でCという中途半端なものを採用するという点。政治の世界だけじゃなく、人事なんかでもそうですよね。実際に自民党が政権からおろされ、それも、かつての野党寄せ集め式の政権ではなく、大きな政党がその座を奪うことで、自民党は天狗の鼻を折られる形になり、好き勝手やってたら、自分たちから国民は本当に離れていくのだということを知ることになる。むろん、民主党は下手なことすれば簡単に自民党に取ってかわられることが分かっているから、最善を尽くすよう努力する。そして自民党が政権に返り咲いたとしても、下手すりゃ民主党にまた奪われかねないとの危機感から、これまでのような無茶な法案を通そうとはしなくなる。このようなパワーバランスが見事に取れる二大政党制が早く確立すればいいのですが。さて、話は変わって楽天日記で泉がやろうと思いついた企画。それは「心にのこる言葉」です。実は恩師であり泉がこよなく尊敬する小野寺健先生が「Asahi Weekly」で同名のコラムを連載しています。それは、英米の小説やエッセイから名言を引っ張り出し、小野寺先生がそれに訳をつけて、その言葉にまつわるよしなしごとを語るというコーナー。その人生に対する洞察力たるや素晴らしいですよ。『心にのこる言葉』(河出書房)[1,2,3と出ています]そして第4巻にあたる『覚えておきたい人生の言葉』(河出書房)をぜひお読みください。おっと話がそれつつある。で、泉の試みは、小説やエッセイなどの文献資料に限定せず、映画、ドラマ、日常で出会った人の言葉などソースの種類は限定せず、「これは!」と思った言葉を紹介し、それについて語ってみようと思うのです。パクリっぽい企画ですが、ソースが違うわけですから、これはパクリとは呼びません(笑)。それに、弟子が師匠の試みを受け継ぐというのは、アリではないでしょうか。というわけで、小野寺先生ほどの人生に対する洞察力はありませんが、30代に入って、調子に乗りまくってる今だからこそ感じ取れるものがあるのではないかと思い、それを毎日というわけにはいきませんが、最低でも週1はやってみたいと思います。
Jun 21, 2004
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さっき僕の公式HPを開いてみて驚きました!昨日の昼に見たときには50000代だったアクセスカウンターが、いま見ると10万代に…。てことは、1日50000アクセス!これは新記録です。そもそも、HPを開設したのが3ヶ月前。『SONGlish!』の発売に合わせてオープンしたのですが、週末に一気にアクセスが殺到する傾向にあり、10000代が1日で20000代になった時、20000代がやはり1日で40000代というのには驚きましたが、50000代が10万というのはハオロンの言葉を借りると「鼻から胃が飛び出しそう」です。これもひとえに、楽天日記でリンクしてくださったり、訪問してくださる皆さまのおかげだと心から感謝しています。しばらく公式HPの更新をさぼってましたが、少しづつでも魅力あるサイトにしていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。そして!「楽天日記」で日々の雑事や心に移り行くよしなしごとを書いていくだけでなく、何か面白いことができないかなぁと思ってましたが、いいことを思いつきました!詳しくは…。(続く)ごめんなさい。もう外出する時間ですので、またのちほど。時間のなさを携帯小説っぽい書き方でフォローしてみました(笑)帰宅後に「続き」を書きますね☆
Jun 20, 2004
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行ってきました、ハオロン・パーティー☆ハオロンはフジテレビ系列の人気番組『あいのり』に出ていたので知ってる人も多いのでは。パーティーは見知らぬ人同士が必ず会話を交わすようなゲームあり、伝説の水餃子(詳しくは『あいのり』のHP参照)あり、アフリカ料理ありで、とても楽しかったです!しかも、会の途中で『SONGlish!』の紹介コーナーをいただいたばかりか、近くの居酒屋で開催されたスタッフ打ち上げにも参加させていただき、とても楽しい土曜の夜を過ごすことができました。皆さんありがとう! ゲームで景品をもらいました。ハオロンが『あいのり』出演時に腕を折ったことは有名ですが、その手をつっていたサポーター。家で冷静に見るとただのゴミのようにも見えるのですが、プレミアつくかな…。ま、記念ということで…。(笑)。『あいのり』裏話もいろいろ聞いてきましたが、もちろんオフレコなので、ここで言及できないのが残念です。明日(もう本日ですね)は赤坂プリンスホテルで開かれる、沖縄の歌手、喜納昌吉さんのニューアルバム発売記念パーティにご招待いただいたので行ってきます。というわけで、パーティー三昧の週末を送る病み上がり泉でした。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆やまねこwildcatさんが『泉式文科系必修論文作成術』について日記でご紹介くださっています。やまねこさんありがとう!やまねこさんは、この本を読んで泉ワールドにはまってくれたファンの方。bk1では名書評書きとして名を馳せており、本ページでもお馴染みの内藤みかさんや安藤房子さんの本の書評もお書きになっています。やまねこさん、ぜひトラックバックしてくださいね☆
Jun 19, 2004
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祝!イングランド大勝利!いやあ会心の勝利でしたな。ルーニーのユーロ最年少ゴール、それに強烈な2点目もよかったですが、チームの動きを読みきった、3点目に絡むベッカムはやっぱ光ってましたね!いや、頭じゃない、プレイですよプレイ。にしても、ベッカムってイングランドでは本当に別格の人気。少し前に不倫疑惑(疑惑ではなく事実でしょうが…)があったのは皆さんも記憶に新しいですよね。あの件について、イギリスの大衆的なマスコミがロンドンで街頭調査を行ったようです。質問は「ズバリ!あの問題で悪いのは誰だ?」どういう結果だと思います?1位は例の不倫疑惑の相手の女性で、彼女が悪いと言う意見が半分。2位はベッカムの妻のヴィクトリア。1位の不倫相手と答えた人とほぼ同数の人がそう答えたみたいです。「彼女があんなにベッカムを尻にしかなければ、彼だってああいうことはしない」という発想でしょうか。そしてそして、ベッカムと答えた人は…なんとゼロ!そういえば、ブレア首相もベッカムに同情的な発言をしていました。不倫しても国中が応援してくれるベッカム…。同じ男として、ある意味すっげぇうらやましいと思ってしまうのは僕だけでしょうか?いやいや、女遊びしたいとかそういうんじゃなくて(汗)。
Jun 18, 2004
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ユーロ2004盛り上がってますねぇ。泉のごひいきはもちろんイングランド☆好きな選手?そりゃあベッカムでしょう!・・・って言うの日韓ワールドカップ以来めっちゃ恥ずかしいんですよね。学生から好きな選手を聞かれてベッカムと答えると笑いさえおきますもん。まぁ、笑う人々の気持ちはわからなくもないですが、断固として叫びたい。「ちが~う!!!!!」泉の専門はイギリス文化なわけで、もともとイギリスには興味があるわけですよ。さらに言うと、中学からサッカー部。幼少のみぎり?思春期?からジーコのブラジルやマラドーナのアルゼンチン同様、母国イングランドには当然注目しているわけで、プレミアリーグをチェックすれば放っておいたってマンチェスター・ユナイテッドは目にとまる。んで、ベッカムがユナイテッドで出始めた頃から、「こいつすっげぇいい選手だな。何だよ、このアーリークロス。しかもカッコいいし、絶対にスター選手になるな…」なんて青田買いしていたわけです。案の定の活躍ぶり。そ、そ、それが…。日韓ワールドカップでブレイクして以来というもの、いや、まぁ、日本のファンの皆さまに彼の存在を知って応援してもらえるのは昔からのファンとしては嬉しいのですが、「ベッカム様」と呼ばれるにいたってからはかなり微妙なんですよね。正直、「このにわかサッカーファンどもめ!てめぇらのおかげで、ベッカムファンと言えなくなったじゃないか!」って気持ちも心のどこかにあったりして…。人間とは複雑な生き物です。しかしただでは転ばぬ泉くん。このベッカム・フィーバーをうまく利用したことも。昨年あるフットサル大会に寄せ集め精鋭チームで出場したのですが、恥を承知で着ていきましたよ、ユナイテッドのユニフォーム一式。もちろん背には7BECKHAMの文字が。これで相手チームは簡単に騙されて「こいつ日韓ワールドカップ以来のにわかサッカーファンだ」って思うようで、マークが甘くなる。その隙に点を取りまくり、「こいつ相当な経験者だ」と気づいたときには時すでに遅し。おかげさまで優勝&得点王に輝きました。ベッカムさまさまですな。いやぁ、みなさんいけませんよ、人間を見た目で判断しちゃぁ。というわけで、あと数時間でイングランド戦が始まります。テレビの前にかじりつかなきゃ。先日のフランス戦ではロスタイムでまさかの敗戦。痛かったなぁ。せめて引き分けなきゃ。というわけで、これから行われるスイス戦はできるだけ得点差をつけて勝ちたいのです。みんなでイングランドを応援しよう!
Jun 17, 2004
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やっぱ授業やってるとピリッとするね☆久々の、というか、今週初の授業がいきなり地獄の6コマ。「はたしてこの喉は持つのか?」なんて思ってたけど、家を出た時より元気になって戻ってきました。根っからの仕事人間なのか…なんて言うと、「どこがじゃっ!」と突っ込みたくなる人多数なんだろうなぁ。さて、少し元気になったところで寝込んで遅れた分の執筆作業を進めていかなくては!とは言え、明日は朝1横浜市大@金沢八景。甘えるべきか、甘えざるか、それが問題だ…。う~ん、悩める泉、32歳の夏でした。「学生たちよ、大丈夫か?」とちょっと心配になるような出来事が最近起こりました。例の佐世保の小6の殺人事件。あのことについて、授業で少し僕の見解を話したら、大多数のごく常識的なリアクションにまぎれて、「あの女の子は殺されて当然だと思います」「加害者の女子児童は証拠隠滅という点においてまだまだ甘い」「正義、慈愛、暴力、戦闘、強姦、殺人は同一線上にある」などといった、目を疑いたくなるような反応が学生から出てきました。もちろんごくごく少数の稀な意見ですが、とはいえ複数出てきているという点に問題が…。最近の学生は教養に欠けるとよく年配の方々は言いますが、これは問題なし。教養の中身が変わってきただけで、逆に10代、20代の人が知ってて50代以上の人が知らないことだってたくさんある。暗記力が落ちてきたという話も出ますが、これは「学問のあり方」が変わってきただけなので、これも問題なし。コンピューター時代に入った現在、例えば漢字が書けなくても、「変換」で正確な漢字を出せればそれでいいわけですから。しかし、学生から出てきた佐世保の事件へのリアクションはそういう次元とは話の違う、人間として持ちうべき理性の欠如と言わざるを得ない!と思うのは僕だけでしょうか…。まぁ、正義と戦闘が同一線上にあるというのはわからなくもない。アメリカの正義とイラクの正義が究極的にぶつかってあのイラク戦争があるわけだし。でも慈愛と強姦がどう同一線上にあるのか…。理解不能ですね。そういえば、年金問題について「社会保険庁が年金を使い込んでいることについては、彼らにはそういうことができる能力と権力を有するにいたるまでの努力があるのだから、当然の権利だと思います」という意見も…。何かおかしくねぇか?たしかにわが国では「思想の自由」が認められていますが…。本当に日本社会はますますゆがんできているのだということを、年々切実に感じています。大学生でこのように考える人々が割合にして100分の1の確立でいるわけですから、小中高生やいかにという感じで、となると、最近の犯罪の低年齢化も当然の帰結かなと思ったりもします。佐世保の小6の殺人事件は稀で特殊なケースではなく、実は、ごくあたりまえにどこででも起こりうるケースなのかもしれません。
Jun 16, 2004
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おはようございます!皆さまの心温まる応援メッセージより力を得て、熱は平熱に戻りました。ただ、体が休めと言っている気がするので、念には念を入れて、今日も大学は休講することに。あんま休んでサボリ癖がついてもいかんし、明日からはちゃんと行こっと!結局ねぇ、甘えなかったですよ。今日締め切りの原稿終わらせました。もう少し仕事にも女にも甘え上手になってもいいんだけどなぁ…と思いつつ、「少しチェックするだけだし」と自分を奮い立たせ、しっかり書き上げました。もっとも、以前に学会で発表した原稿を元にしているので、ほぼ出来上がってはいたんですけどね。昨日の原稿は秋に出版される専門書のためのもの。シャーロット・ブロンテ『ジェイン・エア』(よく映画にもなってますからご存知の方も多いですよね)を「視線」という観点から切ってみました。とりあえず、一丁上がり。これであと専門書1冊、英語・英会話もの3冊、一般書1冊。あぁ!文化事典もひとつあったなぁ。書いて書いて書きまくらねば!
Jun 15, 2004
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いつ来るかいつ来るかと思ってたけど、ついに来ました、過労の波が・・・。朝起きたら38度3分の高熱。ここのところ無茶というより、無謀な生活を送っていたので、そろそろかなって思ってたんですよね。というわけで、本日は大学を全部休講にしてのんびり過ごすことに。それでも夕方には39度近くまで熱が上がり、このままではイギリスのある精子バンクから「日本円にして350万円で買いたい」とまで言われた種の保存に影響が及ぶのでは(!?)と思い、久しぶりに病院へ。薬を飲んで汗かきまくり、やや復活いたしました。元レスラーとして体力には絶対の自信があるので、ゆっくり寝れば明日には完治すると思うのですが、いかんせん、明日締め切りの原稿が・・・。完成させるべきか、甘えるべきか、それが問題だ。
Jun 14, 2004
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周囲の皆様からお誘いを受けつつも、なかなかその時間も取れず伸ばし伸ばしにしてきましたが、楽天の魅力ある世界にどうしようもなく魅了され、ついに参戦することにいたしました!泉忠司です。以後、お見知りおきを・・・。
Jun 13, 2004
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