ゲミュートリッヒな暮らし~Seit 2005

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阪神甲子園球場巡礼

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阪神甲子園球場巡礼!


★燃えるような碧空と
 阪神甲子園球場巡礼の当日、其れは晩夏の時季に時々巡り合える、何だか秋の始まりのやうな透明なる碧空に包まれた一日でありました。一生忘れることはない歴史的な一日を、拙い写真をベタベタ貼りながらグダグダ語って行くことにします。まずは住吉大社からスタートです。


住吉大社にて必勝祈願なり




★梅田から阪急で西宮北口へ
 阪急梅田駅は相変わらず圧巻だ。神戸線8号線ホームから眺めると、遥か彼方まで阪急電車がずらずらずらぁーっと。北海道出身の嫁さんは、「どれに乗ればいいか分からない!」と云うのも分かる。ぜぇーんぶ同じマルーンの電車が並ぶのは、やはり圧巻である。さて、神戸線の特急電車は最高時速115キロで快調に飛ばす。西宮北口へ向かった訳は、阪急西宮ガーデンズに行きたかったからだ。



 西宮ガーデンズの「おぼんdeごはん」で健康そーな昼食をとる。そして甲子園に行く前に、ぜひ見ておきたいジオラマがあった。 阪急西宮ギャラリー と云う施設があって、かつて此処に西宮球場があったことを示すジオラマが展示されている。阪急ブレーブス~なんで売却しちゃったのかなー。小林一三翁が「ブレーブスと宝塚だけは売るな」と遺言したはずだが。でも、今や阪急阪神が統合され、阪神タイガースがグループを代表する球団となり、野球の聖地である阪神甲子園球場を抱える立場となった。其の使命と責任は重大だ。もちろん拙者は阪神タイガースを応援している。チームがええ感じの時は「ええで、ええで!」と口ずさむ。阪急ブレーブスの名将上田監督の口癖である。




西宮北口から今津→いよいよ甲子園へ

 阪急ブレーブスが存在した時代も、どんどん遠い過去の話になりつつある。寂しさが募るばかりだが、其の分阪神タイガースが今後の歴史を作って呉れるだろう。さて、我々は西宮北口駅を後にした。 今津南線 の三両編成の電車に乗って、今津駅で阪神本線に乗り換え、甲子園を目指すのだ。


 今津駅で阪神本線に乗り換え、甲子園駅を目指す。最古参の各停専用「ジェットカー」も健在だ。我々の乗った電車は急行で、例の 「ジャイアンツカラーの電車」 なのだから笑える。やっぱりどう見ても「名前も言いたくない某球団」の色だよね。



 いよいよ甲子園駅へ着いた!どうです、此の見事な青空。甲子園駅は精力的に改築が行われていて、抜けるような青い空に真新しいドーム屋根が輝く。球場は青空球場ながら、駅ホームの方がドーム屋根というのがユニークだ。高架下はまだ工事が行われていて、道路工事の真っ最中。さて、前振りが長大だったが、いよいよ我らが阪神甲子園球場へ向かうとしよう!


甲子園歴史館を見学


 球場を一周したところで、絶対に行っておきたいスポットを発見!甲子園歴史館である。阪急阪神HDの株主優待券で入場できる訳で、使うべきところで使わせていただくと云う感じ。歴史館は主に高校野球の展示と阪神タイガースの展示に分かれている。戦前、台湾の球児達が甲子園へ出場するストーリーを描いた台湾映画 「KANO~1931~海の向こうの甲子園」 に関する展示もあり、台湾野球の原点ともなった貴重な資料が収められていた。此の映画はちゃんと映画館で見ましたよ!世界の王さんが映画の名誉顧問を務めるなど、日本と台湾の野球を通じた交流の深さを強く感じたまでだ。関西観光に訪れる台湾の方は数多いと思うが、せっかくなので甲子園歴史館も見学先に加えていただきたいところ。もちろん阪神タイガースの展示も充実で、バックスクリーン三連発や新庄の敬遠球打ってサヨナラ事件など、阪神タイガースの名珍場面を上映するコーナーもある。


 歴史館のもう一つの楽しみは、バックスクリーンの真下から外の景色を眺められること。運良く快晴だったので、これまで見たこともない甲子園の風景を愉しむことができた。


球場周辺を散策~タイガース神社を参拝する


 球場へ入る前に行っておきたい神社があった。球場に隣接する 素盞嗚神社 で、タイガースファンや高校球児、マネージャーなどが必勝祈願に訪れるとされる。ここが野球の聖地なんだということがしみじみ感じられるスポットである。


 空は快晴とあって、真っ赤な鳥居がキラキラと輝く。甲子園球場のレトロモダンな意匠もあって、古き善き阪神間モダニズムを感じることができる。


肝心の試合の方だが勝ったけど物足りない感じ

 席はライト寄りの内野席だった。チケットを買ったのは1カ月前、万が一雨が降っても大丈夫なように、ちょっと奥まった席を敢えて買ったのだが、これほどまでの快晴になったのは嬉しい限り。そして黄昏時の甲子園もまた格別なものがある。ライトアップの照明に、天然芝が美しく輝く。やっぱり甲子園球場はええなぁー。



 相手チーム攻撃中はトイレに行ったり売店をのぞいたりしてみる。トイレは昔に比べて格段に清潔になっているが、何となく公衆便所感がぬぐえない。阪神間モダニズムを今に伝える建築物なのだから、もう一段のグレードアップがあれば嬉しいのだが。売店は何処もファーストフード系で、屋台のような臭いがムンムンと漂う。拙者が好むような「洋菓子とコーヒー」と云うのはさすがに場違いか。タイガースカフェ、なんてものの一つあっても面白いと思うのだが。


 試合の方だが、ピッチャー同士の投げ合いと云う感じで、 1-0でかろうじて勝った 。打つべき人が打たずに終わってしまったので、見てて物足りなかったかな。ヤクルトの方がヒット打ってるんだけど(笑)。ところが今日のヤクルトはついていなくて、併殺打が何回もあって得点に結びつかない。これは運が悪いとしか云いようがない。ヤクルトファンはちょっとしかいなくて、360度見渡すばかり阪神ファンだった。
 さて、試合終了後に覚悟していた甲子園駅の混雑は、やっぱり相当なもの。阪神電車は「ジャイアンツカラーの臨時特急」を増発(笑)。思ったよりスムースに乗車出来た。尼崎駅でなんば線に乗り換え。此処は関西特有のウルトラCで、となりに停車中の各停の車内を通り抜けて、さらにとなりの電車(近鉄車)に乗り換えた。電車を乗り換えの連絡橋代わりにする合理性は、さすが関西である。

→次ページ:阪神梅田から阪神鳴尾浜球場を経由して甲子園へ!


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