DISTANCE -道のり-

DISTANCE -道のり-

2007.05.07
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カテゴリ: 志錬(shi-ren)
志 錬

柔道衣は、単なるユニフォームではない。共に戦う相棒であり、武器である。

私が柔道を始めたのは、小学校5年生。
柔道衣に身を包み、黒帯を締めた姿に憧れたのが始めた理由でもあった。

綿生地の香りが強い真新しい柔道衣を初めて手にした時の喜びは、今でも忘れられない。
家に帰ってからも嬉しくて、着たまま寝たことを思い出す。
また、当時の多くの全日本選手が着用していた憧れの岩崎の柔道衣で初めて試合に出場した時の嬉しさも別な意味で忘れられない。

試合では、その特徴を活かした組み手や寝技を駆使することが勝利に大きく貢献する。対して、軽視することは痛手を負うことになる。
思い知らせられたのが大学時代に経験したレスリング部との合同練習。互いに柔道衣を着用しないレスリングを経験することで、その機能、重要性を再認識した。

苦い思い出としては、大学1年生時代に課せられた、先輩の道衣係。


逆に自分の柔道衣の修繕は、経済的な面からも極力、自分の手で行った。今でも、 息子達のゼッケンなどは、私が縫い付けている 程、裁縫が得意になった。

最近、思うのは、柔道衣を粗末に扱う子供が目に着くこと。
柔道衣が稽古で汗にまみれることは喜ばしいこと。しかし、乱雑に脱ぎ捨てたり、足で扱われる姿を見ると忍びない。世話になった自分の相棒を親に任せて洗ってもらうのではなく、自分で洗い、乾いたらたたむくらいは自分でして欲しい。

共に戦う相棒に愛情を持って接して欲しい。




また、柔道衣を柔道着と書く方がいるが、柔道衣が正式であると認識している。


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Last updated  2008.01.27 22:19:30
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