2011 アイルランド リンクス紀行



下の地図の黄色で囲みのシャノン空港より入国し、ダブリン空港から出国しました。また、ラウンドしたゴルフ場の名前を赤で囲み、軌跡を黄色い線で示しています

ラウンドしたそれぞれのゴルフ場ごとに写真を交えた簡単な感想文を「ラウンド日記」としてリンクしていますので、お立ち寄りいただければ幸いです



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10月12日(水) : 成田からロンドン経由でシャノン空港へ同日夜に到着



10月13日 (木): ドゥーンベグ・ゴルフクラブ ~ Doonbeg Golf Club

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ドゥーンベグはグレッグ・ノーマンがデザインし、2002年にオープンした新しいリンクスコースです。ドゥーンベグにはもともとラヒンチのゴルフ場が出来る予定だったのですが、この場所がラヒンチの村から遠いために、現在の場所にゴルフ場を作ったのだそうです。トムモリス翁、そしてマッケンジーがデザインし、世界のトップ100に名を連ねるラヒンチよりも「良い素材」の上に出来たゴルフ場がドゥーンベグなのだとキャディが教えてくれました

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10月14日(金): バリーバニオン・ゴルフクラブ ~ Ballybunion Golf Club

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1893年設立のバリーバニオン・ゴルフクラブのオールドコースは、世界で最も高い評価を得ているリンクスコースの一つです。2011年発行の米ゴルフマガジン社の世界のゴルフ場100選の17位にランクされています。そんな枕詞を使う必要もない素晴らしいコースで、アイルランド南西部を訪れたならばぜひともラウンドしていただきたいコースです。
また、オールドコースの他にもロバート・トレント・ジョーンズ・シニアがデザインし、クラブ設立から100年後の1984年にオープンしたカシェン・コースも素晴らしいコースです

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((カシェンコースラウンド日記は こちら ))
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10月15日(土): トラリー・ゴルフクラブ ~ Tralee Golf Club

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トラリー・ゴルフクラブは1896年に9ホールのゴルフ場でスタートした歴史のあるクラブですが、現在のコースが出来たのは意外にも新しく1984年の事です。18ホールのゴルフ場を持つべく1980年に土地を取得し、設計はアーノルド・パーマーです。海岸線とのマッチが美しいコースで、パーマー自身は「フロント9は自分がデザインしたが、バック9は神がデザインしたものだ」と述べるほど素晴らしい素材の上に作られたコースで、ヨーロッパでの彼の代表作と言われることも多いコースです

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10月16日(日): ディングル・ゴルフリンクス ~ Dingle Golf Links

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ディングルは1924年設立、アイルランド南西部のディングル半島の突端にあるゴルフ場で、ヨーロッパで最も西に位置するゴルフ場とも言われています。ディングル半島は風光明媚な景勝地で、アイルランド南西部を訪れる機会があるなら、ぜひ周辺の観光と、牧歌的な雰囲気が漂うこのリンクスコースをラウンドすることをお勧めします

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10月17日(月): ドゥークス・ゴルフクラブ ~ Dooks Golf Club

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1889年設立のドゥークスはアイルランドで最も古いゴルフクラブの一つで、とても難しいゴルフ場であると多くの記事で取り上げられてます。設立当初はメンバーが自ら設計した9ホールで楽しんでいたそうですが、1970年に18ホールのゴルフ場へと拡張されました。また2006年には実に16ものホールに手を入れるコースの改良を行っています

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10月18日(火): ウォーターヴィル・ゴルフリンクス ~ Waterville Golf Links

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ウォーターヴィルは1889年に設立されたゴルフクラブで、1973年に18ホールに拡張されたコースがオープンしました。全英オープンの調整のためにこのゴルフ場を訪れるトッププロも多くいるようで、クラブハウスや地元のパブではゴルフスターの足跡をそこここに見る事ができます。また夏坂健氏の著書に幽霊の出るゴルフ場としても紹介されています。何でもこのゴルフ場の敷地の一部が太古より人々の信仰を集める神聖な土地だったのだとか。このコースの美しさは特筆に値し、ぜひラウンドのリストに加えておきたいコースです

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10月19日(水): オールドヘッド・ゴルフリンクス ~ Old Head Golf Links

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オールドヘッドは1993年に開場したリンクスコースで、海に突き出した半島全てがこのゴルフ場の敷地で、周りは断崖に囲まれており難攻不落の要塞のようです。息をのむ美しさと、豪快なレイアウトは写真や文章で伝える事がとても難しく、ぜひご自身の目で見、肌で風を感じてほしいゴルフ場です。オールドヘッドは本格的なリンクスコースを核としたリゾートで、一度そのゲートをくぐれば別世界が待っています

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10月20日(木): マウント・ジュリエット・ゴルフコース ~ Mount Juliet Golf Course

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今回の旅で唯一のパークランドコース(非リンクスコース)でのラウンドをマウント・ジュリエットで楽しみました。このコースはクリスティ・オコーナー・シニアとジャック・ニクラウスが設計し、1991年に開場したコースです。過去にはアイリッシュオープンを3度、さらにWGCのアメリカン・エクスプレス・チャンピオンシップを2002年と2004年に開催したコースでもあります。18世紀に建てられたマナー・ハウスを改装したホテルや、乗馬・射撃など広大な敷地にゆったりとした時が流れる上質な世界を体験できる素晴らしいリゾートです

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10月21日(金): ヨーロピアン・クラブ ~ The European Club

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アイルランド東部に位置するヨーロピアンクラブは、2011年発行の米ゴルフマガジン社の世界のゴルフ場100選の95位にランクされています。世界に32、000以上あると言われるゴルフ場の95位ですから、いかに評価が高いかがおわかりいただけるでしょう。その素晴らしいコースレイアウトと景観、そして私が訪れた際のコースコンディションの素晴らしさは突出しており、まさにこの旅を締めくくるに素晴らしいコースとなりました。またこのゴルフ場には2つのエキストラホールがあり、20ホールで1ラウンドという特徴を持っています

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10月22日(土) :ダブリン空港からフランクフルト経由で、翌朝に帰国

全ての行程を終え日本に戻る飛行機の中で、この旅でラウンドしたコース、美しい風景、そして出会った人々を思い返していました。夢のような日々はB&Bの朝食からはじまりラウンド、次の目的地へのドライブ、そしてパブでギネスやサイダーを飲みながら夕食と、シンプルな日々でした

10日間以上、他に頼れる人のない一人旅ゆえの不安や寂しさはありました。が、同時に一人旅だからこそできた寄り道や発見、何にも代え難い素晴らしい出会いもあったのだと思いました。2007年にはじめてこの国を訪れ、いくつかのリンクスをラウンドし、好きになったアイルランドへの思いは今回の旅でさらに強くなったようです。いつの日か、またアイルランドを旅したいと思っています



番外編 アイルランドのドライブ
美しいアイルランドを堪能し、リンクスコースの巡礼をするためには車が必要不可欠です。田舎道を行くアイルランドのドライブはとても快適ですが、一方で注意が必要なこともいくつかあります

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