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私自身の身辺がバタバタし、フェースブックなどのSNSにも手を出している関係上、ブログを一本に絞ることにいたしました。移転先は以下のとおりです。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。 「荘司雅彦の最終弁論」http://ameblo.jp/masahiko-shoji/
2011.04.13
【送料無料】人を動かす交渉術 本日、平凡社の本書担当の福田氏から電話がありました。「最近、『人を動かす交渉術』がよく売れているのですがなにかきっかけがあったのですか?」とのこと。「私にも思い当たることはありませんね~。ゲーム理論やストーリー理論など最新の理論を章別にわかりやすく解説してあるので、それらの理論に感心持った方々が買っていただいているのですかねえ・・・いずれにしてもありがたいことです」よくよく考えてみれば、本書が年末年始に一時欠品状態になったのを憶えています。可処分所得が減少し、書籍単価の低価格化がすすんでいることが背景にあるのは間違いないでしょうし、本書で紹介した理論(例えば「ストーリー理論」など)がようやく脚光を浴びてきて、偉そうな表現で恐縮ですが、時代の方が本書に追いついてくれたのが原因かもしれません。本書は、福田氏と私が壮絶バトルの末、互いに「明日のジョー」状態になって作った記念作です。読者のみなさまに深く御礼申し上げます共に、未読のみなさまにおかれましては是非ご一読いただきますようお願い申し上げます(今だとネット経由しか在庫がありません)。
2011.03.29
今回の大災害は、これからの日本経済、私たちの生活にとって大きな影響を与える恐れがあります。まず、延々と続いてきたデフレが急激なインフレに変わる可能性が挙げられます。デフレというのは、供給に需要が追いつかず(いわゆる「需給ギャップ」)供給過剰のため価格が低下するという現象でした。ところが、産業の生命線とも言える電力の供給が大幅に縮小してしまうことが予想されます。他の財であれば輸入することもできるでしょうが電力は輸入できません。西日本と東日本でさえサイクルが違っている上、日本のような良質な電力を生み出している国はほとんどないでしょう。電力供給の縮小は、他の製品の供給にも大きな影響を与え(農産物などの一次産品も電力を使います)、巡り巡って国内供給は逼迫してしまうでしょう。輸入に頼ろうにも、高齢化が進んで貯蓄取り崩しの方向に向かうことは確実ですので、海外に対する購買力は先細りになります。 さらに、タダでさえ危機的状況だった国家財政が今回の復興費用で致命傷を受けることは確実です。値上がりした輸入品を買うために(折しも原油や穀物価格が世界的に上昇しています)、銀行預金や郵便貯金を取り崩す人たちが増加すれば、金融機関は国債を引き受ける余地がなくなり、国債価格は下落して長期金利は上昇します。国債の黒内消化ができなくなれば海外投資家が円資産からの逃避をはじめ、円安になり輸入品価格はますます高くなってしまいます。 以上の3点だけを考えても、制御できない悪性インフレが突然襲ってくることは十分予測できます。今、私たちにできることは、できうる限り「依存しない生き方」を身につけることではないでしょうか?人間として生活していく以上依存無しでは生きていけません。しかし、会社と一蓮托生、親や配偶者と一蓮托生、となってしまうほど依存性が強いと、自分自身の人生が自分の関与しない事項によって破綻してしまいます。自分力を磨くことこそ、どのような事態になっても生きていける最短距離だと考えています。 このような時期に不謹慎だと叱られるかもしれません。しかし、無事に生活できている人たちは日本を覆う沈滞感に同調することなく、是非、自分磨きに力を注いで欲しいというのが私の偽らざる気持ちなのです。
2011.03.28
福島第一原発の事故によって、今後とも電力供給は厳しくなることが見込まれます。わたしたちとしては「節電」をしなければならないのですが、暑い夏にエアコンを控えるような無茶をすると熱中症になってしまいます。そこで、私が考える「節電ライフスタイル」は概ね以下のようなものです。1 国民の休日を増やす。有給休暇や育児休暇の取得を義務づける。 これは通勤電車の運行の節約と会社の電力需要節約が同時に図られます。 また、休日が増えると消費が増加して景気にいい影響を与えます。2 サマータイムの導入 明るい時間の有効利用はいうまでもなく節電に繋がりますし、消費を促す効果があります。3 在宅勤務の奨励 ネットの普及により、在宅勤務が可能な職種が急激に増加しています。 通勤電車を利用しなくてすみますし、会社の節電にもつながります。4 サービス残業、つきあい残業を厳禁する。 これも節電につながることは言うまでもありません。5 自宅待機を大幅に認める。 実は、大企業や役所などでは「休まず、遅れず、働かず」を強いられている人たちが意外にたくさんいます。 彼ら、彼女らが、律儀に通勤してくるのは失業の恐怖があるからです。 ですから、週に1日~3日を「節電待機」「節電自己啓発」として業務命令を下せば、堂々と休めますし、失業の恐れもありません。 以上、思いつくままに書いたもので、「こんな余裕はない」という企業や業種もあることは十分承知しています。 また、間違いもたくさんあることでしょう。 しかし、働き方を「節電モード」に変えていく方が、家庭内での可能な節電よりもはるかに大きな効果が期待できるのではないでしょうか?
2011.03.26
福島県産野菜をはじめ、東北地方の農産物に対して世界各国で輸入禁止措置がとられています。皮肉なことに、中国産野菜への日本からの需要が増加しています。このようなことは国際社会では極めて当たり前のことで、日本も食中毒で中国産餃子を閉め出した経緯を考えれば文句は言えません。(もっとも、突然、中国産を求める日本の企業の姿勢は「国産ブランド」の価値がもともとたいしたことがなかった、いえ、逆に外国産の農産物がさほど危険ではなかったということを如実に表しています)。今日のニュースで、早速農家への補償が報道されました。と同時に、乳幼児や妊婦に対してはペットボトルのプレゼントだけ。いくら何でも、これはないんじゃないでしょうか?農業というのは天災や人災というリスクを承知の上で営われており、それが故に農家では専業ではなく、多くは兼業という形で家族に勤め人がいるというリスク分散がなされています。乳幼児や胎児を全面的に支援できるのは国しかありません。しからば、農業補償の金額を全額乳幼児や胎児の安全に回すのが筋でありましょう。事ここに至っても、選挙権を持たない乳幼児や胎児をないがしろにして、組織票を持つ農家を優先するようなことは決して許されるべきではありません。乳幼児を抱えた親や妊婦はただでさえ心身共にナーバスになってしまうものです。ペットボトルだけでなくカウンセリングや負担軽減のためのケアなどをできる限り行って、それが十分行き渡ってから農業補償を考えるのが筋でありましょう。これからの子どもたちの運命を、命を、政府が真剣に考えることを切に望んで止みません。
2011.03.24
東京23区をはじめとする浄水場の水の汚染が、乳幼児の許容範囲を超えているという悲しいニュースが発表されました。ただ、現段階では母親が水を飲んで授乳した乳幼児には影響がないという見解です。そこで私は多いに疑問を抱きました。乳牛の乳からは許容範囲をはるかに超えた数値の乳が出ていて、現在出荷がされていません。原発事故が起こってから2週間も経っていないのに、人間よりはるかに体格の大きな牛の乳牛が汚染されているのです。であるにもかかわらず、妊婦や授乳期にある女性が汚染された水を飲んでも害がないと決めつけるのは「論理的」に筋の通らない話でありましょう。もちろん、パニックは事前に抑制しなければなりませんが、ここに至っては正確な情報(それができなければ、最も悲観的なシナリオと楽観的なシナリオ)を政府は提示すべきでしょう。子どもたちは自分の判断で安全なところに逃げることもできないのです。子どもの安全を考えれば、論理的に成り立たないような説明に私は到底納得がいきません。
2011.03.23
今回の大震災は、被災者の方々だけでなく日本中の人たちを精神的に蝕んでしまったのではないかと考えています。毎日のように流される目を覆いたくなる映像。放射線の恐怖。かのD.カーネギーが「道は開ける」で書いていたように、このように精神的に鬱屈した時は「作業療法」も一つの手段です。「作業療法」というのは、ベトナム戦争に従事した軍人が悲惨な経験をしたり光景を見てPTSDのようになりそうになったとき、医師が処方箋に「耐えざる作業」と書いたことで有名になりました。精神的に病んだ場合、ただただ寝転がっていたのでは悪しき光景が何度もフラッシュバックするばかりで病状は悪くなるばかりです。とにもかくにも、最も理想的なのは悪しき記憶を思い出す暇がないような作業をすることです。私ごとで恐縮ですが、弁護士として日々の仕事が頭から離れなくなった時、1日だけ仕事のことを完全に忘れることができる機会に恵まれました。それは何あろうゴルフだったのです。司法修習生の時、検察庁主催のゴルフコンペで初登場3位を獲得した私は、ハンディのありがたみを知らずゴルフに臨みました。あいにく雨の日で、ボールはまっすぐ飛ばない。林の中に入っていくと映画「七人の侍」のように刀の代わりにクラブで藪を掻き分けてボールを探し、ようやく1ホール終わると、次は全くシーンの異なるホール・・・他のことを考える余裕は全くありませんでした。ただ、その日1日は、奇跡的に仕事のことを忘れることができました。じっとしていると1日は長いものです。だからといって疲れた体を動かすのも辛いものです。一番いいのは、現実を忘れることのできるものに熱中することではないでしょうか。将棋やチェス、囲碁などもいいでしょうし、DSのように一人でできるゲームもいいでしょう。不謹慎などと思う必要はありません。自分の精神がしっかりしてこそ他人のことを考えられるのです。不安定な精神状態でいることは、最悪の場合他人を傷つけてしまいます。身近でできることで熱中状態をつくること。なんとなく鬱だなあ・・・と思っている方は、参考になさって下さい。
2011.03.22
福島原発をセメントや鉛その他最も効果的名方法で埋め込み、廃炉にすべきだと考えます。現在及び将来の電力需要不足を懸念して関係各位は「廃炉」に躊躇していたと思われますが、ここに至っては、将来復旧しても地域住民や国民の反対で再稼働は不可能でありましょう。再稼働が事実上不可能であれば、今やるべきことは放射線対策のみ。徹底的に封じ込めて廃炉にする決断が求められます。もちろん、電力需要は将来的に増加する傾向にありますので、それに対する対策も必要になります。素人ながら次のような対策を提言します。1 企業の屋根にソーラーパネルの設置を義務づける。 その代わり、設置した企業の法人税をゼロにする。2 原子力発電特別区域を決定し、周辺住民に対し強制的な土地収用を行う。 被収容者に対しては、破格の補償をすることとする。 収用対象地域の隣接地住民の安全を守るため、原発事故が発生したときには即刻 封じ込めて「廃炉」にする自動装置を設置する。3 一般家庭においてもソーラーパネルの設置を推奨し、税制面の優遇や補助金で補 償措置をとる。以上です。
2011.03.19
ラジオを聴いていると「被災地のみなさん、がんばって下さい」という叫びがやたらと耳に入ってきます。しかし、これは控えた方がいいのではないでしょうか?典型的な例としてうつ病に罹患した人に「がんばれ」というのは逆効果で、下手をすると自殺に追い込むことが多いそうです。私自身、仕事のストレスで「あしたのジョー状態」(真っ白に燃え尽きた状態)になった時、誰かに「がんばれ」と言われたときは背筋が寒くなりました。つまり、被災地の人たちは既にガンバリ尽くしてエネルギーがなくなっている状態なのです。そのような人たちにたいして「がんばれ」というのは更なるエネルギーを出せといっているのと同じことで、当事者たちにとっては苦痛でしかありません。もちろん「がんばれ」と言っている方々には悪意など微塵もないでしょう。こういう状況においては次のような表現が適切ではないでしょうか?「お疲れさま。もう大丈夫ですよ」「よくがんばられましたねえ。あなたたちの勇気に日本国民が感動を受けました」「もうすぐですよ。ゆっくりと安心して休めるのは・・・今、この段階まできています」蛇足ながら、状況が改善する目処がわかっている場合と全くわからない場合とでは「気力」に大きな差が生じます(「夜と霧」参照)。切羽詰まった状況に置いては、「あと1時間で救援がくる」という短時間の希望を与え続けることも「方便」として許されるのではないでしょうか?
2011.03.18
今日のTBSの「ひろおび」を見ておりましたら、正確な件数は憶えていませんが、多くの家庭で待機電力を節約すれば首都圏の通常の電車運行に必要な電力が確保できるそうです。待機電力というのは、電機製品のコンセントをさしたままスイッチを消していても消費される電力のことです。現実問題として頻繁に使用する電機製品のコンセントを逐一抜き差ししていたのではかえってストレスが溜まりますので、1日少ししか使わない、もしくはめったに使わない電機製品のコンセントを抜いておくだけでも十分だと思います。換気扇やお風呂など、各家庭によって事情は異なると思いますが、この季節ほとんどの家庭でできることはエアコンのコンセントを抜くことではないでしょうか?私は借家でありますがエアコンを見たところコンセントがあり、すぐに抜きました。エアコンからはじめて、お風呂、それから・・・というふうに日常生活に支障が出ないものを探すとけっこうあります。被災地に電力がまわり、支援物資供給の役に立つよう、そして通勤を正常化すべく、待機電力の節約にご協力下さい。
2011.03.15
電力会社の者です!節電に協力して下さい!!あなたの節約した電気が、病院に使われ、傷付いた一人の命を救います!!個人的な予想ですが、完全復旧送電には最低一週間はかかります。せめて一週間、節電をなんとか、心より、どうか宜しくお願いします
2011.03.12
(緊急情報)災害と母乳育児に関する情報を皆様、どうか被災者にお伝えください。 http://goo.gl/0FeHD
2011.03.12
私が司法試験受験界に入ったのは1986年10月1日でした。前日の9月30日をもって野村投信を円満退社した翌日です。実は、当時認知されていなかったパニック障害に罹患し、どこの病院に行っても「異常なし」、しかし満員電車に乗ると脂汗は出るし、心臓はバクバク鳴るし、吐き気はするし・・・で、これ以上サラリーマン生活が続けられないと決断したことが司法試験受験の動機だったのです。それ以前から予備校のパンフレットは吟味してたので、10月下旬からスタートする早稲田セミナーの「後期論文講座」(週2回の答練です)を申込み、前年度の講義テープを答練のスケジュールに合わせて聴いていくことにしました。仲間を作るために予備校のゼミにも入りました。確か15人くらいだったと記憶していますが、とても面倒見のいい当時40歳のWさんが懇切丁寧に「業界事情」を教えてくれました。教えていただいた業界事情とその後私自身が見聞した結果、正直言って「とんでもない世界に足を突っ込んでしまった」という思いでした。予備校の自習室は早朝から満席で、講義や答練を受ける以外は夜中までほとんどの人たちが勉強していましたし、先のW氏も毎朝5時に起床して勉強を続けているとのことでした。年末年始は「正月特訓」というのがあり、大晦日も元日も講義があります。(ちなみに、最初の関門の択一試験は5月です)石川達三著「青春の蹉跌」どころではなく、性別年齢関係なくみんなただひたすら寸暇を惜しんで勉強しているという印象でした。それでもなかなか受からない・・・10年、20年受験生活をしている人たちはザラにいました。ただひとつ。「試験の下の平等」だけが保たれていた時代でありました。
2011.03.09
アメブロがオフィシャルに昇格(?)していただきましたので、ページが以下の「荘司雅彦の最終弁論」に変更になりました。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。http://ameblo.jp/masahiko-shoji/
2011.03.08
司法試験が「日本の科挙」と呼ばれた時代があります。コストパフォーマンスを考えれば、司法試験は科挙に比べれば全然割に合わなかったのですが、なぜか老若男女が懸命に合格を目指していました。白髪交じりの老人から系列の法学部に進学が決まった高校生までが、司法試験予備校と呼ばれる場所に集まってひとつの試験の合格を目指していました。仲間を作る人、一匹狼を貫く人、数少ない女性を巡って争う男性たち・・・あのころは大企業や中小企業を問わず、会社員などの従業員たちより自分たちの欲望に対してピュアーな連中ばかりでした。ただひとつ。普段の序列は「答練」という模擬試験と択一の模擬試験の順位、そして本試験での評価でした。誰にもハンディはなく、誰もが同じ土俵で戦い、そして助け合ったりおとしめ合ったり・・・宝くじに当たる方が簡単なようなとてつもないものに1日10時間以上もかけて挑んでいた時代でした。もう二度とこのような時代が来ないと思うと、私自身が生きている間に「全てをなげうって戦った人」「偶然のように合格していったシンデレラボーイやシンデレラガールたち」「いまだ悔恨を残して別の人生を歩んでいる人たち」などなどのことを、書いておくべきではないかと、ふと思い立ちました。今までの日本の歴史上、最も厳しくて最もやりがいのあった試験のことを・・・。
2011.03.06
テレビドラマの緊迫感溢れる法廷場面とは全く異なった「トホホ」な法廷場面が現実にあります。今回は、それをいくつかご紹介します。 1 民事事件で私の依頼者は鈴木一郎さん、相手方は山田太郎さんでした。 本人尋問で相手方の弁護士が本人の山田太郎さんに主尋問をすることになりました。 法廷は緊張感でシーンと静まりかえっています。相手方弁護士「あなたは、山田太郎という人を知っていますか?」本人「・・・・・・」相手方弁護士「もう一度聴きます。山田太郎さんを知っていますか?」本人「・・・・・・」相手方弁護士「知らないのですか(やや苛立って)!」 見るに見かねた私が一言。「せ、先生、証人席に座っている方が山田太郎さんです」 もうひとつ。これは伝聞です。同じく民事事件の法廷で、裁判官が原告代理人弁護士に尋ねました。「原告代理人。この請求は債務不履行に基づく物ですか?それとも不法行為にもとづくものですか?」原告代理人はにわかにスーツを脱ぎ捨て、ワイシャツの両手をまくり上げて一言。「要するに・・・・・被告はケシカランと言うことです!」 2つめは極めて信用できる方から聞いた話で、1つめは私が経験した実話です。
2011.02.21
今をときめくフェイスブックに、フェイスブックページ「知恵の輪」というページを作りました。http://on.fb.me/hghu1z誰でも参加でき、各方面から「知恵」を集めて新しいビジネスのヒントを得たり日常での生活の知恵を共有することが目的です。たくさんの知恵を集めて、何か新しいものや人の役に立つものが生まれればいいなあ、という思いで作りました。何分不慣れなものでうまく運営できるかどうかわかりませんが、よろしくお願い申し上げます。
2011.02.17
今朝の新聞でしたか、某県が国体の強化選手のために住民票上の住所を移していたとか、架空のものであったかという記事がありました。しかし、橋本大二郎知事が高知県知事時代に地元強化を図らずに開催県が優勝しなかった例を除けば、いまだに開催県が優勝するようになっています。詰まるところ、開催県は他県から優秀な選手を引き抜いてきて、学校教師などにさせておいて出場させる訳です。私が高校時代にも、地元とは全く無関係な体育教師が急増したのには驚きました。 しかし、地方税を使って国体の経済効果を減少させているのはいただけません。どこの県が優勝するかわからない、という状況が作り出されれば各県の住民は国体に並々ならぬ関心を持つでしょうし、場合によっては応援団が繰り出すこともありうるでしょう。開催県が優勝すると決まっている大会ほどつまらないものはありません。高校野球の甲子園、テニスのウインブルドンなどなど、ハラハラドキドキの感動を与えてこその国体ではないでしょうか?開催県優勝というバカげた慣習を守るのは、地元にとっても経済効果を減少させるだけでなんの利益もありません。「ハラハラ、ドキドキ」すら実現できない地方自治体が地方分権に成功するわけがないと、不遜ながら考えている今日このごろです。
2011.02.15
大相撲の八百長疑惑について、講談社の発行する「週刊現代」が徹底追求をした挙げ句、相撲協会から名誉毀損で訴えられ、多額の賠償金の支払い判決が出たことは周知のとおりです。弁論主義が採用されている日本の民事訴訟においては、主張・立証の強弱が勝敗の帰趨を決めますので、判決について云々書くつもりはありません。 ただ、日本のジャーナリズムの構造が以下のようなものであることを考えると、週刊誌や日刊夕刊紙に目を通す必要性が強いことが再認識できました。新聞(特に全国紙)の記者が特ダネを拾ってきても、新聞社全体に不利益が及ぶと判断されるとボツになるそうです。おそらくテレビも同じでしょう。ボツになった記事は週刊誌や日刊夕刊紙に流れ、それらの紙面で「不都合な真実」が暴かれるのです。今回の「週刊現代」も極めて納得がいく論調で大相撲の八百長を長きにわたり連載していましたが、大新聞やテレビでは(少なくとも私の知る限り)あまり報道されませんでした。日刊夕刊紙もそのニューススピードは人間業とは思えません。何度か「日刊ゲンダイ」の取材を受けたことがありますが、午前中に話したことがその日の夕方に紙面に出ているのには本当に驚きました。 私自身は、大新聞も購読していますが、雑誌は週3~4冊、日刊夕刊紙は目についたときに必ず購入しています。真実を追求するのがジャーナリストとしての使命であれば、正しい情報を受け取りたいと願う者にとってこれらのメディアはなくてはならないものだと考えているからです。もちろん、大新聞やテレビの必要性を否定するものでは決してありません。多様な媒体が存在することが最も好ましい形態であると考えますので、出版不況の影響をモロに受けている週刊誌や日刊夕刊紙をこれからも応援していきたいと思っています。
2011.02.14
時々、人の話を聴いていると「エー!」と驚くことがあります。例えば「徴兵制がいまだに残っている国なんて珍しい」という発言。お隣の韓国を始め、ドイツ、スイス、などなど、23ヶ国で現在も徴兵制が存続しています。 また、死刑存置国は先進国では極めてマイナーで、EUやアメリカの多くの州で廃止されています。 これらの点は事実を示すことに止め、私の見解はまた別の折に・・・(^^;)
2011.02.13
最近、都内のあちらこちらでママチャリの路上駐輪を禁止するための措置がとられています。村上春樹の「ノルゥエーの森」にも出てきた四ッ谷駅から外豪公園に至る道には、子どもスイミング教室があると思われるフィットネス・クラブの近くにロープまで張ってあります。四谷三丁目交差点あたりでは、自転車が止められないよう歩道の道路側にガードが立ててあります。確かに、無謀自転車によって大変な怪我を負った方々がたくさんいます。しかし、そのような無謀者を排除するために大多数の善良な市民のママチャリまで規制するのは、まさに「角を矯めて牛を殺す」ようなものでしょう。しかも、取り締まるのは役所OBですから、ますますたちが悪いとしか言いようがありません。税金を使って、区民や市民に不利益を強いて、しかも日曜日や天候の悪い日には出没しないという有様(私は、新宿区で原チャリをとめようとしたとき、「ここは禁止だよ。まあ、日曜日だから切符を切る人間はこないだろうけどね」と明確に言われました)。三人乗り自転車まで開発された後で駐輪場所を狭めるのは、キッパリ申し上げて行政のイヤガラセでありましょう。これ以上このような横暴を続けるのであれば、監視員の給与などの情報公開のみならず、区長のリコール請求も考えるべきでありましょう。善良な一般人をバカにするのもいいかげんにして欲しいものです。
2011.02.10
大相撲が「野球賭博」に続いて八百長疑惑で大揺れになっています。存続の危機に瀕していると言っても過言ではないでしょう。気になるのが、野球賭博の証拠となった力士たちの携帯メールから八百長疑惑の証拠も出てきたとのことですが、タイムラグがありすぎる点です。八百長は警察の管轄外なので、警察庁から文科省に情報が渡されたとので時間がかかったことは理解できますが、それにしてもタイムラグが長すぎます。このことは、「情報をわたすか否か」「情報を公開すべきか否か」が完全な政治マターになっていることを裏付けるものでしょう。 さて、話は変わりますが、最近、相続税の控除額を下げようとするなど、金融資産の多くを持っている高齢者世代に「何とかお金を使わせたい」と政府が躍起になっています。眠った銀行預金などが消費に回ってくれないと景気が悪くなるばかりですから。 そこで、大相撲潰しと景気対策の関係ですが、大相撲の主な視聴者は高齢者で、場所中は夕方前から延々とテレビの前にかじりついている人が相当数います。合計すれば、かなりの長時間テレビの前にかじりついている高齢者にとって、それだけ消費に回す時間が減ることは当然でしょう。例えば、普段の夕刻は居酒屋で一杯という生活をしている人たちが、大相撲の本場所の期間は居酒屋から消えてしまうようなものなのです。また、人間というものは暇になると消費に走る傾向があります。大相撲がなくなって暇になれば、買い物などの消費に動く人たちも出るでしょう。まさに「風が吹けば桶屋が儲かる」というような発想ですが、八百長発表と高齢者の消費を促す動きがあまりにも時期的に近いことから、このような仮説を立てた次第です。 最後にもうひとつ。国債の消化が滞りなく行われているのは、実は銀行に滞留した年金のおかげだということも指摘しておくべきでしょう。銀行は、融資がどんどん減少していく中、滞留した預貯金を国債購入という手段で運用しています。つまり、高齢者の年金などの蓄えが国債の安定消化を支えている訳です。ならば、高齢者がどんどんお金を使い出して銀行預金を取り崩しだしたら、銀行としても国債購入に充てる資金が減少してしまい、従来のような金利では国債を「はい、そうですか」と買うことができなくなります。当然のことながら、国債の金利を上げざるを得ず、また国内だけでの消化が困難になるでしょう。国債の金利が上がれば住宅ローン金利なども上がりますので、住宅ローンを組んでいる年齢層の人たちは大打撃を受けてしまいます。 いったいどこまで「風が吹けば桶屋が儲かる」的な発想をするつもりだ、というお叱りを受けそうですね。しかし、何らかの現象が生じたとき、それがどのような影響を与えるかを推測し、その連鎖を考えていくのは頭の体操として悪くないと、私は思っています。
2011.02.08
【送料無料】13歳からの法学部入門拙著「13歳からの法学部入門」が、3月に出る大手の中学受験国語問題集に採用されることになりました。詳細は、発売されてからお知らせいたします。先週ご提示をいただいたので、もしかしたら本試験でいくつか出題されたのかもしれません。いずれにしても、この混沌とした時代、大人から子どもまで「他人の痛みを理解できる正義感をもった人間」になっていただきたく著した本ですので、多くの子どもたちが真剣に読んでくれることは、私にとって本当にうれしいことであります。
2011.02.07
【中古】afb【古本】妻が得する熟年離婚/荘司雅彦拙著「妻が得する熟年離婚」は、よくある離婚パターンを5つの独立したストーリーで書き、解説を加えたものです。朝日新書の、な、なんと創刊ラインナップに並んだのですが、タイトルが災いしてあまり売れませんでした。それはそうでしょう。こんなタイトルの本、自宅にもオフィスにも置けない・・・昔の同級生にタダであげると言っても「持ち帰れないから遠慮する」とも言われました。ところが、電子書籍端末で読めるのであれば、タイトルどころか本の存在も気にしなくてすみます。ソニーやauの電子書籍端末で安価で買うことができますので、何卒よろしくお願い申し上げます。年齢に関係なく、私の膨大な経験から本当にあり得る事例をストーリーにまとめましたので、お役立ち度は極バツグンです!
2011.02.02
小沢一郎氏を巡る「政治と金」の問題で、かれこれ数ヶ月揉めています。こういうことをしているから国債も格下げになるのでしょう。一国民として、もうこの話にはうんざりです。どうして、官総理は小沢氏を離党処分にしないのでしょうか?あれこれ裏で画策したり駆け引きをやるより、すっぱりと離党処分にした方が国民の支持を得られることは確実だと思うのですが・・・。
2011.02.01
4月1日に生まれた人がその前の学年に入ることに疑問を感じる人が少なくないと思います。これは年齢県産に関する法律で、年齢は生まれた日から数えることになっているからです。4月1日に生まれた人は翌年の3月31日の満了時をもって年齢が上がるわけです。学校教育法が、年度を4月1日から翌年の3月31日にしていることから、3月31日満了と同時に年をとる子どもはその年度に満6歳になったとみなさるのです。実にややこしい話ですねえ。ちなみに、クリスマスは25日のクリスマス当日より24日のクリスマスイブの方が圧倒的に盛り上がりますよね。これは、イエスが生まれた当時のイスラエルでは夕方から1日が始まるとされていたからだそうです。今で言う24日の夕方に25日になって、その夜にイエスが生まれた。だから正確には24日の夜か25日の12時過ぎか、正確な時間はわかりませんが、クリスマスイブの方が盛り上がるそうです。この話題に関しては確信がありませんので、間違っていたらお許し下さい(^_^;)
2011.01.29
あくまで素人考えであることを予めご了承下さい。最近、北日本を中心に大雪で大変な状態が続いています。高齢者が雪下ろしの際に転落して亡くなってしまう事例も多いそうで、現地の方々のご苦労には心痛むものがあります。 そこで、大学の運動部で、冬期は基礎体力を作る種目の選手たちが「雪下ろしチーム」を組んでボランティア活動ができないものでしょうか?駅伝などで活躍して大学名をアピールするのもいいですが、困っている地域の方々の痛みをすぐに感知してボランティア活動に駆けつける方がうんと世間の好感度は高くなると思います。チームで行けば、道具や転落した際のマットなども用意できますし、普段つかっていない筋肉を使うので体力作りになるのではないでしょうか?また、運動部でなくとも、大学が旗を振って学生ボランティアを募ってはいかがでしょう。就活の時に「光る経歴」になること請け合いです。 以上、雪下ろしや宿泊場所その他ディーテールを全然知らない突飛な発想ですが、もし可能なら期末試験も終わるころですし、一考の余地があると思います。
2011.01.28
大相撲の野球賭博問題で、本日力士等の逮捕者が出ました。逮捕が遅すぎたという点はさておいて、このニュースからもギャンブル合法化が必要だということを痛感しました。日垣隆氏が、以下の著書でも書かれておられるように、ギャンブルを非合法化している国は現在ほとんどありません。また、日垣氏はマカオで家族でギャンブルを楽しんでおられるそうです。 【送料無料】こう考えれば、うまくいく。 ギャンブルを非合法にしておくと次のような害悪だけが残ってしまいます。 1 パチンコや公営ギャンブルは胴元に圧倒的に有利になっており、参加者はいわばカモです。パチンコにハマってしまって破産や任意整理をしなければならなくなった人たちを私は数多く知っています。2 相撲賭博でもご理解いただけるように、違法とされている行為は暴力団の大きな資金源になっています。覚せい剤もそうです。暴力団が圧力団体として政治家に働きかけているのではないかいう邪推までしてしまいます。 逆にギャンブルを合法化すれば、海外からの観光客を大々的に取り込め、付帯設備が繁盛することと相まって日本経済が活性化すること請け合いです。 もし、家族で楽しめるようなカジノがあれば、力士も野球賭博に手を出すことはなかったでしょう。ややこしい利害関係が絡んでいることは容易に想像できますが、そこを「えいや!」とやってしまうのが本来の政権担当者の義務でありましょう。
2011.01.26
以前、オレオレ詐欺被害が拡大したときに、おそらくこの日記だと思いますが、私は銀行の顧客情報が漏れているのが原因であると指摘した憶えがあります。犯人たちは銀行の顧客情報から役所の情報まで把握しているから、かなりの精度で独居老人宅などに孫や子どもの名前で電話を架けることができるのだと。手当たり次第かけていたら、私たちの所にも電話が架かってくるはずなのに、あまりそのような話は聴いたことがないですよね。 今回、「あなたの口座から引き出されています」というような詐欺をするには、銀行の個人情報が漏れていなければできないはずです。そもそも、流出を防ぐ画期的システムでもできない限り、私たちの個人情報はほとんどガラス張りだと考えた方が精神衛生上もよろしかろうかと思います。そうだとしたら、いえ、そうだとしなくとも、国民性番号制が個人のプライバシーを侵害するという理屈はサッパリわかりません。日本国民は戸籍によって把握されていますから、番号を付けたところで何が変わるのでしょう?普通に生活していれば免許証などの身分証明書のない人にとっては、番号の付された「IDカード」があった方が断然便利です。困るのは脱税や非合法活動をしている輩だけじゃないでしょうか?このような非合法な輩の圧力を受けて国民背番号制に反対しているとしたら、いったい何が正義なのかわからなくなってしまいます。
2011.01.23
就活に欠かせないエントリーシートを企業ではどのように扱っているのか関心があったので、かつての同級生たちに訊ねてみました。すると、いわゆる大学生に人気のある大手企業やメガバンクグループでは、まず集まったエントリーシートを外部の企業に「仕分け」をしてもらい、生き残ったものだけを当該企業の従業員が見るということでした。生き残る確率がどのくらいかは企業によって違いますが、圧倒的に外注段階で振り落とされるものの方が多いとのことでした。それはそうでしょう。人気企業にはものすごい数のエントリーシートが寄せられますから、日常の会社の業務を行っている従業員に割り振ったとしたら時間がいくらあっても足らなくなってしまいますから。外部の企業で仕分けをする場合にどのような基準を用いるかは、当然、委託する側の会社(つまり希望の会社)が基準を作成するのですが、大学名、特技、その他の活躍歴など客観的な基準しか設定できないはずです。ですから、私がこのブログで何度も書いているように、エントリーシートの書き方の指導なんて普通の文章が書ける人間にとってはほとんど無意味だということになります。多くのエントリーシートが書き方云々以前の段階で振り落とされてしまう訳ですから。 今や、一流と言われる大学でも内定がなかなか取れないのが実情です。客観的に光るものを書き込めるよう、地道に勉強するのが「急がば回れ」ということでしょう。
2011.01.19
大卒の企業内定率が統計を取り始めてから最悪になったそうです。http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/210118018.html そこで、「日経Associe」最新号に書かれていた大学以来の親友であり悪友である山崎元氏の記事を注目してみたいと思います。同記事によると、法人税をゼロにしても消費税を現行の5%から6%に上げる程度ですむそうです。法人税ゼロにすれば、日本に海外の人も投資も集まり経済が活性化するし、人的需要が高まることから就職難も解消できるなど、いいことずくめだという鋭い指摘がなされています。税務署の人員も大幅に少なくすることができていいことずくめであるということには、全く異論はありません。 問題は、外資がどんどんは入ってきてくれたとして日本人をどんどん雇ってくれるか、ということでしょう。現に、楽天とファーストリテイリングが英語公用語を採用することになったため大学生人気ランキングベスト200から外れてしまいました。この事実が、英語の勉強をして大学名での不利を大逆転してやろうという大学生が少なくなったという事実によるものだとしたら少々困ったことになってしまいます。外国企業は最低限英語くらいはできる従業員が欲しいわけですから、外資が入ってきて経済が活性化しても日本人の雇用は相変わらず改善しないというケースもあり得るからです。もっとも、現実に外国企業がどんどん入ってきてくれれば、企業も大学も真剣になるでしょうから、前記のような考えは杞憂とも思われます。 とにもかくにも、就職相談会の開催などというあまり役に立たないことに税金を使うよりは「法人税ゼロ」の方が政策としてはるかに魅力的でしょう。拙著「超合格法」の「まえがき」に書いたように、TOEICの高得点や難関試験合格は就活への最強の武器なので、エントリーシートの書き方を学ぶ時間があったら是非トライしてもらいたいと思います。【送料無料】最小の努力で結果を出す超合格法
2011.01.18
今朝の朝日新聞の39ページ(社会面)の見出しを見て吹き出しそうになりました。左上に「佐賀県警、事故数を偽装」とあり、その真下に「ひったくりワーストワンは千葉 大阪、35年ぶり返上」と配置されていました。もし、「大阪の35年ぶりの返上」はもしかしたら件数を偽装しているのではないかという意図があったとしたら、このレイアウトはかなりイイセンいってますよね。 実際、最近の記事で、1日100件を超える被害届等の受理をすると担当者が強制残業を命じられる(つまり、100件以内に無理矢理押さえ込めという圧力)ということが某署で行われていたと報道されています。おそらく、このようなことは全国津々浦々の警察署で常習的に行われているはずです。以前この日記にも書いたように、弁護士会の民望委員会が暴力団の多額詐欺事件を告訴したのに、所轄警察署は全く動いてくれませんでした。告訴状も受理しないという明らかな刑事訴訟法違反(「受理義務」が明記されています)。人員等の問題があるので「何でもかんでも受理しろ」とまでは言えませんが、晴天の日にあちこちで交通警察が張っているのを見るにつけ、「凶悪犯罪への人員シフト」はいったいどこに消えてしまったのか、と痛感する今日このごろです。多くの方々の体感として、犯罪認知件数は実質的に飛躍的に上がっていると感じているのではないでしょうか?DVや児童虐待を含めれば尚更のこと。
2011.01.14
今朝の新聞で、日弁連が「債務整理の依頼者と弁護士の面談」を義務づけるという記事が掲載されていました。それを見て私が最初に感じたのは「最近のビッグファームは依頼者と面談せずに仕事を引き受けるのだろうか?」ということでした。おそらく債務整理に特化したビッグファームだけでしょうが・・・。 私のような家内制手工業的弁護士にとっては依頼者の顔を見ないということは考えられません。そもそも、相談だけならともかく、依頼を受ける大前提として「依頼者と弁護士の信頼関係」が最も重要なものだったはずです。実際に顔を見て話をしてみると『どうもこの依頼見込み者・・・うさんくさいなあ。何か大切なことを隠しいているんじゃないだろうか』と思うことが頻繁にあり、そういう時は依頼を丁重にお断りしたものでした。この何とも言えない『うさんくささ』は、長年法律事務所で働いていると、事務員さんも感じることができるようになります。現に、かつて、優秀な秘書が「先生、さっきの人ってなんだかヘンですねえ」と指摘してくれて、私も「あ、君もやはりそう思った?何だかうさんくさいよねえ」ということが頻繁にありました。面談不要で、機械的な処理で済んでしまう面が債務整理には多分にあります。しかし、それならば、消費者庁の許可した業者に過払い金の返還業務を任せても良いわけで、何も「信頼関係を最も重視する」べき弁護士や認定司法書士が携わらなくともいいことになるのではないでしょうか。 とりあえずは、債務整理事件は若手弁護士の失業対策としての機能をそれなりに果たしていると思いますが、依頼者を見る力が養われないとしたら、債務整理案件がなくなった後、別事件を手掛けることになる弁護士が事件屋等に利用されないか老婆心ながら心配になります。
2011.01.13
最短で成果★超仕事術 (中経の文庫) (文庫) / 荘司雅彦昨日の読売新聞夕刊で、拙著「最短で成果★仕事術」を紹介していただきました。「不安な時代だからこそ、今の仕事に集中したい」「実践例を紹介」「素早い判断を習慣に」「苦手より得意分野を伸ばす」「入念な準備より仮説を実行」などのノウハウを解説している。「勉強、育児は投資」「よき仲間を得る方法」など、人生を豊にしてくれるコツも満載だ。 以上、記事の抜粋です。高くご評価いただき、誠にありがとうございます<(_ _)>
2011.01.08
箱根駅伝では、往路の山登りで早稲田の一般入試で入ってきた4年生の選手が内定先の三菱商事と共に有名になりました。長距離走といえば、私の母校である三重県立伊勢高校では伝統行事でした。小倉久寛さんや楠田絵里子さんが同校出身の有名人です。それはさておき、高校1年生の時、男子は体育の授業週4時間のうち、1時間が武道(柔道か剣道)、1時間がマラソン、残りの2時間でその他をやることになっていました。10クラスのうち男子クラスが2クラスありましたので、マラソン担当のY先生は1週間に5回生徒と一緒に4キロを走っていました。当時、40代だと記憶していますが、そのY先生の速かったこと、速かったこと・・・。私自身、走ったり飛んだりするスポーツは大抵得意だったのですが(もちろん長距離もかなり速いほうでした)、半泣きになって必死で走っている私たち生徒を尻目に悠々と走っていかれたY先生のスピードには度肝を抜かれました。Y先生曰く、トレーニングを重ねることによって心肺機能が向上し、筋力の強化と相まって長距離は速く走れるようになるとのことでした。そうはいっても「走る」「飛ぶ」などの競技は、他の競技に比べて遺伝的な要素が極めて大きな影響を及ぼします。くだんの早大の選手も、努力だけで片付けるべきものではなく、生まれ持っての才能にも恵まれていたのでしょうね(^O^)
2011.01.07
クリス・アンダーソン著「フリー」が様々な業界で波紋をよんでいます。実際、私たちはフリーでグーグルの提供するサービスを使うことができますし、動画からニュースまで見ることができます。こうなると、サービスを無料化して収入を(広告料など)別の方法で得るしかないのではないかと考えてしまう人が少なからずおられると思います。 しかし、テレビを見るような感覚での一種の娯楽に関しては「フリー」は馴染むのかもしれませんが、自己啓発や学習に関しては「フリー」はかえってやる気をなくさせてしまうのではないかと、私は思っています。たとえば、私が「ユーストリーム」で無料で司法試験用や公務員試験用の講座を流したとしましょう。おそらくクオリティに関しては、多くの予備校の講師の先生にひけは取らない自身があります(慎ましやかに表現してのことですが)。しかし、きっと私のフリー講座を見つづけてくれる受講者はどんどん少なくなっていき、最終回まで見てくれる方は一桁くらいになってしまうのではないでしょうか? その最大の原因は、資格を取るとか試験に受かるためのメソッドには「自腹を切る」ということが継続のインセンティブになるからでしょう。「投資した以上回収する」という気持は、継続するための大きなインセンティブになります。誰もが無料で見れるのであれば、いわゆる「ありがたみ」はなくなりますし、見過ごしても損した気分には絶対なりません(現実に「損」はありませんから)。ですから、自らのレベルアップを図る目的であれば、金額の多寡は別として「自腹を切る」ことが継続させるための大きな要因になります。 私自身が最も恐れるのは、粗悪なものがフリーで提供されることです。粗悪なものであっても只だからいいじゃないかと思われる方は是非とも考え方を変えて下さい。粗悪なものを1時間見れば、他に良質なものを見たり良質な書籍を読めた1時間を失うということを。まさに、機会費用の原則ですね(^^;)
2011.01.06
年末年始、例年のように体調不良が続きまして、本ブログもなかなか更新できませんでした。年末年始に体調を崩すというのは、クリスマスイブから始まる約1週間で、キリスト教徒になり、(除夜の鐘で)仏教徒になり、初詣で神道を信じるという、いそがしい信仰の変化に体が付いていかないのが原因かもしれません(^^;) さて、暫く離れていた「論理で相手は説得できない」ですが、今回は「相手との距離が縮むだけで話がすすむ」ことについて書いてみたいと思います。難しい交渉事や難しそうな相手であっても、たまたま相手が出身高校の先輩や後輩だとしたらどうでしょう?地方ではよくある話ですが、都会にいる地方出身者の場合はめったにありません。おそらく、場の雰囲気が一気に和らいで話がトントン拍子に進んでいく可能性が高いのではないでしょうか?つまり、相手と自分の「共通項」を見つけ出すことが大切なのです。私は、話の合間に出身地や年齢、現在住んでいるところ、などなどをさりげなく尋ねるようにしています。同い年で同郷なんかだと完全にビンゴです。 かつて弁護士1年生の時、保険会社の依頼で難しい相手の家に足を運びました。親子3人から「これでもか!」というくらい罵られ、無理難題をふっかけられました。ただただ耳を傾けてガス抜きをした効果もあったのでしょうが、突然、奥さんが援護射撃をしてくれたのには驚きました。「まあ、この弁護士さんも、小学生のころ裏の砂浜に釣りに来ていた人だということだし・・・」相手宅に入れてもらう時、ひと言私が漏らしたことです。もちろん、急先鋒だった父親は、同じ砂浜で釣りをしていたに違いありません。和やかとまでは到底生きませんでしたが、罵詈雑言が急にトーンダウンして間もなく和解に至ったものでした。帰り際には一番の難敵であった父親が外まで送って入れたのが印象的でした。このケースで、私はひと言も理論的なことを言っていないことはご想像のとおりです。
2011.01.05
最近の若者は「内向き」で海外に出たがらないとよく言われます。しかしそれは違うのではないかと私は思っています。海外留学には莫大なお金がかかるので、従来は企業や官庁がお金を出して若手社員を中心に海外留学をさせていました。ところが、留学後すぐに会社を辞めてしまうケースが増えてきたため会社は若手留学制度を取りやめ、官庁に至っては納税者からの叱責を受けて止めざるを得なくなりました。このように、いわゆる若者の「内向き指向」は制度上の問題で、若者たちの気質のせいにするべきではないというのが私の考えです。 それよりも、国民の代表機関であり国権の最高機関である国会の「内向き」のほうが大問題です。財政問題や経済問題、更には外交問題など、国家として処理しなければならない案件はヤマほどあるのに、「政治と金」の問題ばかりに終始しているようにしか見えません。本来の仕事をしない政治家たちが「政治主導」を唱えるのは、見ててあまりにも情けないものです。内輪もめはいいかげんにして真面目に仕事をしていただかないと、日本は大変なことになるのではないでしょうか。今必要なのは、強力なリーダーシップでありましょう。その資質のない人は、与党であれ野党であれ、内閣総理大臣の座から自ら降りる気概をもっていただきたいと切に願うのですが・・・。
2010.12.28
【送料無料】ノマド出張仕事術 (株)オトバンク代表の上田渉さんの新著です。とにもかくにも、出張する人に有益な細やかな情報がコンパクトな書籍に満載なのに驚かされました。新幹線に乗るならN700系がお勧め、というように具体例がものすごく豊富で、出張の多いビジネスパーソンは是非手元に置いておくべき一冊です。出張の際にも携行をお勧めします。出張先で困ったときなどの対処等もしっかり書いてあります。著者自身の体験でしょうが、その都度本当によく調べられたものだと、ただただ感心する1冊です。
2010.12.26
かれこれ何年続けているのか、計算することも面倒になりました。毎年のクリスマスイヴにこの日記に書く新約聖書からの引用です。 だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。 メリークリスマス♪
2010.12.24
民主党が小沢氏に対して政治倫理審査会への出席を執拗に求めています。これとパラレルに考えると面白いのが、尖閣問題での中国人船長を那覇地検の独断で処分保留で釈放したと仙石官房長官が言い張った点です。後者の映像については、刑事事件の証拠資料であるということで「秘密性」を同長官が主張したことも記憶に新しいことです。 しかし、よくよく考えてみると、後者の方が私たち国民にとってはるかに重要な問題で、政治マターとして国家レベルでの対応をすべきものではなかったでしょうか?前者は、与党と野党の「綱引き」の様相を呈しており、既に起訴されているのだから司法としては余計な雑音をシャットアウトしたいと考えるべき問題です。 悪くいってしまえば、今の政権与党である民主党は、事件の本質から物事を考えているのではなく、その場その場をしのぐための「場当たり的な対応」を多方面でやってしまっているような気がしてなりません。民意が離れている最大の原因が、このような「場当たり的」な姿勢にあると私は思うのですが、いかがでしょう?
2010.12.20
本日、茨城県でバスに乗り込んで包丁を振り回すという無差別大量殺人未遂事件が発生しました。犯人が「自分の人生を終わらせたい」と言っていたように、プロファイリング的にこのような事件は「犯人が人生に絶望し、生きているのが嫌になった」ことに犯行動機が起因しています。 やっかいなのは、この手の犯人は自分一人で死んでしまうことでは収まりがつかないという気持を抱いていることです。他者を傷つけるのは、自分を自殺に追いやった敵(社会一般である場合もあります)を道連れにするという「復習的動機」と、自分の愛している人間や動物を道連れにする「心中的動機」の大きく2種類の動機があります。また、それまで社会から阻害されてきた犯人が、自分の死が社会から注目されたいという気持を抱くこともあります。 今回の犯行は詳しいことがわかりませんので断定は出来ませんが、第一に「社会的注目」を求め、第二に「しあわせそうに見える学生たちを自分の敵だとみなした」のではないかと、私は推測しています。このような観点から考えると、本件事件の類は過大に報道しないことが第二、第三の悲劇を防止する最善の手段でありましょう。過大報道がなされると、社会的注目を集めることができると考える輩が模倣行為を行いかねませんから・・・。
2010.12.17
先の日記に書いたような現象。つまり、最先端の技術を駆使して最高のサービスを提供しても、それに見合う需要がなくてランニングコストさえまかなえなくなる現象を「コンコルド現象」と命名したいと思います。超音速旅客機コンコルドは、時間を節約するという点では大変な革命的技術だったのですが、残念ながらコストをまかなえる需要がありませんでした。その結果、就航がなくなりました。 日本の新幹線は、「売り手先」にとってはまさにコンコルドではないでしょうか?「コンコルド効果」というサンクコストのような用語がありますので、お間違いのなきようお願い申し上げます。
2010.12.16
日本の陸上交通の中でも一枚も二枚も「格上」の新幹線。経済評論家の長谷川慶太郎先生あたりは、アメリカを始め新興国に大々的に売れると予想されておられる。しかし、今日の「報道ステーション」を見ていて、これは「売れない」というのが私の結論です。 新幹線の「売り」は、安全性もさることながら時間の狂いが極めて少ないことにあります。しかし、本日の「報道ステーション」を見る限り、それを維持するためのランニングコストが膨大であることがわかりました。私自身、新幹線を利用すると「値段が高いなあ~」と30年くらい思ってきたわけですから、ランニングコストがそのまま利用コストに反映されているのでしょうね。「一分一秒遅れることが命取りになる」のは日本の国民性ですが、おそらく多くの諸外国では(それまで飛行機を使っていたことから想像できるように)交通機関による時間の遅れはやむを得ないという意識があるのではないでしょうか。実際、かつて「日本の鉄道の時間の正確さは世界に誇れるものだ」という発想がありましたが、裏を返せば他国ではそこまで時間の正確性を求めていないということです。時間の正確性を求めるために膨大なランニングコストがかかるのであれば、多少大雑把な時間設定でもランニングコストが安価な方を選ぶのが多くの諸外国の感覚ではないでしょうか。つまり、今のままのシステムとコストでは他国への売り込みは難しいと私は考えます。 それを諸手を挙げて誇らしげに語っていた古館さん。プロレス中継のアナウンサーだったころの類い希なる才能を生かし切れていないのではないでしょうか?プロレス中継の時に「ハラハラ、ドキドキ」させてくれて、感動や感激さえ与えてくれた御大が、勧善懲悪の「正義の味方」になってしまった(ならされてしまった?)のは、かつての古館大ファンとしてとても残念です。
2010.12.16
ここ1週間弱でしょうか、原因不明の体調不良に陥りました。私の場合、もともと「慢性疲労症候群」のような症状から脱しつつある過程でしたので、なおさら不気味な気分になったものです。ほどほどに熱が出て、普通にしているとだんだん高くなり、仕方がないので音楽を聴きながら寝ていたりしたのですが、寝てばかりいると節々が痛くなります。喉も鼻も異常はなく、ただ熱っぽさと実際の熱があって体がだるいというものでした。私と同年代くらいになると、みな体のどこかしこが不調という人が増えてきます。ですから、普段の「無理できない」状態というのは、人並みと考えて割り切っておりましたが、更に上乗せの不調があると少なからずショックを受けました。幸い、昨日あたりから回復に向いましたので一安心です。こういうことがあるとしみじみと思います。あれこれと不安ばかりを感じていても、逆に期待ばかりを感じていても、人生は想定していたようにはならない。 先のことより今日のことに喜びを見つけよう!と・・・。
2010.12.15
【お取り寄せ★ご注文順次出荷】SONY/ソニー 電子書籍リーダー [Touch エディション] PRS-650RC 今までバックライト版ばかりだった日本語電子書籍に「電子ぺーパー」使用のリーダーが発売されました。あくまで私見ですが、書籍を読むという用途であればバックライトはお遊び、電子ペーパーが本命と思っていただけに感無量です。 値段の割に想像以上の機能に驚かされました。これだったら、読書家の方は間違いなく「買い」だと思います。問題は、画面が「キンドル」と比べて小さいことでしょう。大きめの方を買いましたが、キンドルに比べるとあまりにも小さいというのが正直な感想です。これから購入を考えておられる方は、是非、大きめをお勧めします。コンテンツの少なさも、キンドル導入当初でもこのような状況でしたので、いずれ増加してくると考えます。値段は「やや高め」の設定です。「キンドル」だとアバウト半額ですが、「リーダー」はそこまで至っていません。もっとも、読みやすさはバックライトの「iPaad」などと比較にならないもので、真面目に書籍を読もうとしている人たちにとっては革新的といえます。もっとも、文庫本を買うくらいなら「リーダー」で買った方がいいというのが私の見解です。どこのメーカーでもかまいませんので、更なる革新を切に願っています。
2010.12.11
FeBeさんで、拙著「反対尋問の手法に学ぶ嘘を見破る質問力」と「六法に学ぶ荘司雅彦の法律力養成講座」を音声化していただきました。http://www.febe.jp/content/content_70987.html 通常速版を買うと、倍速版もダウンロードできてお得です。ちなみに、本ブログを書いている時点で、「法律力養成講座」は2位になっています。ちなみに1位は・・・・「もしドラ」です(^^;)
2010.12.09
【送料無料】人を動かす交渉術 拙著「論理と心理で人を動かす交渉術」がしばらくの間欠品が続いております。出版社に問い合わせたところ、ロングランで売れ続けていて気がついたら品物がほとんどなくなっていた、とのことでした。 現在、大急ぎで手当をしてもらっておりますが、今月中には市場に出回る予定とのことです。雑誌「ファミ通」でも取材記事でご紹介しておきながら、すぐに入手できない状態というのは誠に申し訳ないことと深くお詫び申し上げる次第です。また、ロングランにわたってご愛読いただいた読者のみなさまには深く感謝申し上げます。
2010.12.08
先日ある会合で、私の尊敬する評論家の先生を中心に「うどん」に関する話が持ち上がりました。私は三重県伊勢市出身で、母校の伊勢高等学校では当時食堂がありました。メニューは「うどん」「ラーメン」「カレー」の三種類で、私は土日以外は毎日食堂に通って3つのメニューを組み合わせたりしながら昼食をとっていました。「うどん」はいわゆる「伊勢うどん」で、評論家の先生は「伊勢うどんはうどんじゃなくて別の食べ物」とおっしゃいましたが、「伊勢うどん」を「うどん」と思って育った当時の私は「伊勢うどん」こそが「うどん」だと信じておりました(さすがに今はかなり変わったうどんであるとは思っていますが・・・)。 「伊勢うどん」がどのようなものかと言いますと、普通のうどんの2倍以上の太さのもっちりとした麺を甘辛い真っ黒なダシとネギや卵でからめて食べるものです。大学生になって上京したとき「東京のうどんのダシは黒すぎる」という関西出身の同級生の不満が全く理解できませんでした。私からすれば全然黒くなかったからです。 その後、旧長銀の時に高松に赴任し、「讃岐うどん」なるものを食することになりました。はじめて「讃岐うどん」を食べたときは、コシの強さ、ダシの旨み、値段の安さに驚愕しました。食べ方も「釜揚げ」「ざる」「素うどん」「しょうゆうどん」などなど、バラエティーに富んでいます。 「うどん」という範疇で勝敗を決すれば、間違いなく「讃岐うどん」に軍配があがるでしょう。しかし、かの評論家の先生がおっしゃられたように「うどんとは別の食べ物」だと定義すれば、これはもはや比較の問題ではありません。「伊勢うどん」をうどんだと思って育った私としては、その「うどん性」を否定するのには抵抗があるのですが、「讃岐うどん」と比較することにも抵抗を感じます。 普段はこのような葛藤を感じることはなかったのですが、食材が「ある範疇」に入るか否かをあれこれ考えてみると、他にも同じような例があるのではないかと考えています。三重県産小麦100%使用!本場から直送!まっ黒たれでやわらか太麺の伊勢うどん(たれ付き)【コミコミ送料無料】【お試しセット】【smtb-TK】【10P03dec10】楽天市場には他にもたくさん「伊勢うどん」が出ています(^^;)
2010.12.06
アルファブロガーの小飼弾氏の年間総決算に拙著が2冊入りました。http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51556482.html「13歳からの法学部入門」(37位)と「荘司雅彦の法律力養成講座」(181位)です。大変光栄なことと小飼氏に感謝申し上げますと共に、何よりも拙著を読んで下さった読者のみなさまに心より御礼申し上げます<(_ _)>
2010.12.02
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