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2009.06.15
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カテゴリ: カテゴリ未分類


けっ!


お上品ではないことばで
いきなりすみません。m(__)m

でも、本当にそう思って
しまうことがあるんですよ。


たとえば、小学校などで
「みんな仲良く」なんて
目標が貼ってあったりすると。

「けっ!」

思わず、そう言いたくなって
しまうんです。(^^ゞ


なぜって、それってたいてい、
おとながつくった目標か、
おとなが誘導して、子どもに
書かせた目標ですよね。

そのくせ、この目標を、
本当に守れるおとななんて、
存在するんでしょうか?


自分ができもしないことを、
子どもに押しつけちゃ
いけません。

あえて押しつけるときには、
みずから範を示すべきです。


めちゃくちゃカゲキに
書き出してしまいましたが。

これ、ものすごく
重大なことなんです。


子どもは、おとなのことばで
育つのではないからです。

子どもは、おとなのすることを
見て、学習するのです。


だから、実際に仲良くできて、
幸せに生きているおとなを
見るとき、子どもは、
そのことばを納得して受け入れ、

自分もそうありたいと、
自然に行動するようになります。


でも、そう言っているおとなが、
誰かといがみあっていたり、
陰で悪口を言っていたりすると、

子どもは、
まちがいなく混乱します。


まるで、これはみかんだよと
教えられていたものが、
店先で、くらげといって、
売られているようなものです。

「みんな仲良しって、
 ああいうことを言うの?」

子どもが、そんなふうに
認識してしまったら、
おとなの責任重大です!


では、「仲よくすることを
教えなくてもいいのか」と
いうツッコミがきそうですが。

はい、いいのです。

だって、仲良くしたいひととは、
別に、四の五のいわなくたって、
ちゃんと仲良くできますもの。


大切なことは、意見や行動に
共感できないひと、あるいは、
あからさまにぶつかってしまう
ひとと、どうかかわるか。

そんなときに、こころを隠して、
表面だけ仲良くしているように
見せかけることは、詐欺に
ひとしいので、やめましょう。


では、どうすればいいのか?

おとなが、ちゃんと向き合う
姿を見せてあげればいいんですよ。


世の中には、仲良くかかわれる
ひとと、あまり仲良くは、
かかわれないひとがいる。

でも、そうであっても、
お互いをお互いに尊重できるし、
わかりあう工夫もできる。

そのことを、具体的に
示してあげればいいのです。


そのためのひとつの方法が、
「けんか」です。

言っておきますが、相手の
言うことを無視して、一方的に
自分の主張だけするのは、
けんかとは言いませんよ。

それは、ただの暴力です。


相手に、自分の思いを、
しっかりとぶつけるのです。

そして、相手の思いを、
がっぷりと受け止めるのです。

そう。まるごとの自分と
まるごとの相手との
強烈なコミュニケーション。

そのやりとりこそを
本当の「けんか」というのです。


本当の「けんか」ができたとき、
本当の「仲直り」が成り立ちます。

…これ、わかりますか?

言い換えれば、徹底的に、
ちゃんと「けんか」をしていない
から、いつまでたっても
「仲直り」もできないんですよ。


そして、本当の「仲直り」が
成り立つと、その瞬間に、大親友に
なっちゃうかもしれません。(笑)

そのとき、ひとは、
「仲良くする」のではなく、
「仲良くなる」のです。


そしてね。子どもたちは、
本来、けんかの天才であり、
仲直りの天才なんです。

さっきまでけんかしていた
相手と、手をつないで遊んで
いるなんて、日常茶飯事です。

おとなが教えるまでもなく、
ちゃんと知っているのです。


だからね。

「みんな仲良く」なんて
目標は、とっととはずして、
「しっかりけんか」に
貼り替えちゃったほうが
いいくらいなんですよ。


そして、おとなのあなたも、
どうぞ、しっかりけんかして、
しっかり仲直りしてくださいね。

そのほうが、よっぽど
子どものためになりますから♪


●追記

このテーマ(?)、
もう少しつづきます。たぶん。


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Last updated  2009.06.15 10:27:20
コメント(6) | コメントを書く


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お久し振りにコメントさせていただきます。  
rei_m さん
けんかを「悪」と決めつけてしまってる人、少なくないですよね。

前に一度、こういうことがありました。
知人Aさんが、共通の知人Bさんをおそろかにするような言動をしていることに気付いた私は、以前からAさんの言動に違和感を覚えることが時々あったので
「この機会にAさんとはちゃんとケンカしといた方がいいかも」
とBさんに言いました。するとBさんは
「お願いだから私が原因でケンカなんてしないで下さい!!」
と止めるのです。そのまま押し切る気にもなれず、私は「Aさんとのケンカ」を諦めたのですが、結局その後AさんともBさんとも決定的に決裂することになりました(笑)

あの時ちゃんとケンカしていたらもうちょっと違っていたのかも、と思います。 (2009.06.15 11:47:18)

ちゃんと  
>おとなが、ちゃんと向き合う
>姿を見せてあげればいいんですよ。

自分では出来ない人に限って子どもにばかり要求するのですよね。
(2009.06.15 12:55:59)

けっ!  
なつ さん
今日のメッセージ、めちゃめちゃ響きました。
しっかりぶつける。
がっぷり受けとめる。
この表現好きです。
けんかを避ける、向き合わないようにする大人が多い気がします。
みかんがくらげ、ほんとです。
大人って!、って思う自分がいっぱいいます。
自分もその大人のひとりなのだろうか、と思います。 (2009.06.15 22:53:29)

けっ!  
なごみの子 さん
「けっ!」高校生になった娘が、小中の頃、学校に対して、よく言ってました。
「みんな仲良くなんかなれるかっ。喧嘩もできないようにしておいて」・・・と。

この間、コブクロの歌の「蕾」がラジオから流れてきました。つらいときも、笑って、支えてくれた母親への感謝の歌です。
私自身、こんなお母さんていいな~と、思っていましたが、私は、感情(うれしいことも、ハラ立つことも)むき出しで、娘とつきあってしまいます(;;)

娘に「こんなお母さんと違ってごめんな」なんてことを話しました。

娘は「私は、何でも言えて、聴いてくれえて、ちゃんと向き合ってくれる親がいい親だと思う。」

私「母さんは?」
娘「母さんは、そうやと思う」
と・・・。

もう、うれしくて、泣きそうでした。

でも、娘と喧嘩が始まると、1時間2時間かかり、へとへとになってしましますが・・・(^_^;)

かめさん、ありがとうね(*^。^*)
がんばれるわ~v(*^_^*)v (2009.06.16 10:26:33)

けっ!と言えなかった  
電燈 さん
なごみの子さん、いいお母さんですね(^-^)娘さんと通じ合っていていいなぁ。

「けっ!」と言える人のほうが健全だと思います。私は、先生の言うとおりにするのが正しいこと、当たり前のことだとガッツリ信じていたタイプで、だから、みかんとくらげに対する困惑も強かったと思います。それが、みかんとくらげだということを認識できない困惑でもあったように思います。理想どおりにできないことに苦悩するような感じかなぁ。

苦手な人とも仲良くしなきゃいけないから、文句なんかを飲み込み続けるけれど、ますます苦手になっていくし、嫌いになっていく。たとえ、相手の意見を受け止められず、自分の言いたいことの押し付けだけにとらわれてしまったとしても、ぶつかりあったほうが、まだマシのようにさえ思います。飲み込むというのは苦しいものですね。

今は私も大人なのに、いまだに先生や社会の大人に理想を押し付けられたせいでいろいろ支障が出ている、と先生を恨んでいることにいつも気づきます、こういったメッセージをいただくと。気づくたびに、私もそういう大人になっとるがな、人のこと言えないだろうに、とか、私が恨んでいる大人たちも、昔は子どもで、同じような目に合ったから仕方ねーべ、とか、いろいろ考えてしまいます。

とにかく誰かのせいにして被害者になろうとする癖が出てくるうちは、何度でも気づかなくちゃいけないなぁ。 (2009.06.16 15:34:29)

Re:けっ!と言えなかった(06/15)  
なごみの子 さん
電燈さん、ありがとう。
私も、けっと言えない子でした。
「教師」の子分みたいな、いい子ちゃんでした。
大人になって、いろいろ大変なことに出会って・・・。
それでも、自己否定している事さえ分からなかった。
かめさんに出会って・・・まるごとの自分を好きになりたいと、日々・・・生きています。

-----
(2009.06.16 23:54:12)

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