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2007年11月17日

京都新聞記事より―

北近畿タンゴ鉄道（ＫＴＲ）＝本社・福知山市＝は２１日から、側面に広告をラッピングした特急車両「タンゴディスカバリー」を、京都－舞鶴、天橋立、城崎温泉間で走らせる。昭和６３年の会社設立以来、初めての試みで、増収効果を期待している。

　広告を施すのは同社保有の特急車両「タンゴディスカバリー」計１０両のうちの４両。同社が６月に策定した「ＫＴＲ経営活性化５カ年計画」で、広告営業の積極的展開を重点課題に掲げたことを受けた取り組み。

　初広告主は運行ルートの沿線に生産拠点を置く「オムロン」（本社＝京都市下京区）で、ドア横と窓下の部分に、それぞれ縦１・５メートル、横０・８メートル、縦０・５メートル、横５・４５メートルの２種類のシート広告を張り、来年５月まで半年間掲示する予定。

　同社は「特急は地元だけでなく全国の乗客の目に触れ、広告効果は大きい。大きな収入源になってほしい」としている。

…オムロンの広告は、南海特急「ラピート」でも存在するが、こちらは「ＯＭＲＯＮ」のロゴとキャッチフレーズのみ白文字で書かれている。ＫＴＲへはラッピング広告とのことなので、どんな絵やデザインになるのかが気になっている。
「オムロン」の名ですっかり浸透した同社だが、かつては「立石電機」という社名で、きっぷの自販機や自動改札機の製造で、鉄道業界にも馴染みの深い会社でもある。