上池台、いぶき野経由、南栗橋ゆき

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テーマ: 鉄道雑談(1657)
カテゴリ: 旅の記録
昨日の日記から続きです。

平成14年12月1日(日)
5:52 青森 → つがる2号 → 6:48 八戸 6:55 → はやて2号 → 7:24 盛岡 7:59 → はやて71号 → 8:37 八戸 10:16 → スーパー白鳥1号 → 13:12 函館 15:40 → スーパー白鳥28号 → 18:41 八戸

12月1日、念願の日がやってきた。5時に起床し、出発の準備を整えた。筆者はカプセル内の目覚ましにも頼らずに起床できた。あきらかに「その筋」の人で満室だった。

5時52分、青森発1番列車の「つがる2号」に、筆者は乗り込んだ。この列車のグリーン車は、「はやて2号」と同時に難なく取れた。 グリーン車といっても、半室グリーン席、半室は普通席で、普通席はすいていたが、グリーン席は、ビジネス客もいた。しかし、あきらかに「その筋」の人が大半だった。

八戸の到着は、定刻6時48分。しかし、列車は遅れ、実際には3分遅延の51分着。
「はやて2号」は、6時55分発である。許された時間は、僅か4分だった。
「絶対に乗り遅れてはならない」-筆者は前日の下調べ結果と、目の当たりにした人混みを瞬時に判断した。「乗換改札より、一旦在来線改札を出て、新幹線改札に入った方が、早い!」
常識を逸脱した考えだが、筆者の判断は、正しかった。残された4分の中で、2分で新幹線ホームにたどりつき、「はやて2号」に、無事に乗車した。定刻通り、出発した。




9号車のグリーン車には、浦和のY氏がいた。事前に連絡した訳ではないが、考えていることは、同じであった。「はやて2号」は、盛岡までノンストップ、到着は7時24分で、乗車時間は30分もない。せっかく乗ったグリーン車である。開業と同時にサービス開始の「グリーン車キャビンアテンダント」のサービスを逃す手はない。筆者は自ら席から立ち、キャビンアテンダントからホットコーヒーをいただいた。まともに買えば300円。早朝の至福のひと時だった。

「はやて2号」グリーン車内でコーヒーを配るグリーン車キャビンアテンダント。


筆者は盛岡駅へ降り、一旦改札を出た。
携帯が鳴った。奈良のT氏からである。T氏には事前に連絡を取り「いわて銀河鉄道」の開業記念一日乗車券の購入を依頼していた。 T氏と合流すべく、再びホームからコンコースへ降りた。駅弁販売店で、限定2万個発売のアルマイト製箱入り「はやて弁当」を2個入手した。
1個は昼食、もう1個は夕食用に迷うことなく、筆者は買った。1個1,600円ではあったが「限定2万個」となれば、アルマイト製箱の再利用と、記念保管を考えれば安いもの。T氏の連絡があと数分遅ければ、筆者は買いそびれれていた。「携帯電話」-青函トンネル開業時はもちろんであるが、東北新幹線開業の20年前には、個人で1台持つとは、考えられないことであった。

「はやて」デビュー記念で発売された、限定2万個発売のアルマイト製箱入り「はやて弁当」。(スーパー白鳥の車中昼食時に撮影)


「はやて71号」7時59分発に乗車。この列車は、先ほどの「はやて2号」とは逆に、八戸までの途中2駅に停車する列車だった。この時、画期的に進んだ車両技術を、筆者は実感した。
フルアクテイブサスペンションで、車両の揺れは全く感じない。DS-ATC(デジタル・シグナル自動列車制御装置)により、今までのATCにあった小刻みな減速感が、まったくない。

「いわて沼宮内」駅では、ホームに地元有力者やマスコミ関係者などが、小旗で列車を歓迎した。筆者の記憶が、秋田新幹線開業日に瞬時に遡った。僅かな停車時間を利用し、「旗、下さい!」とお願いした。地元の方は、快く譲ってくれた。筆者は、限りなく入手したおかげで、当日合流した浦和のY氏、奈良のT氏と、同行のH氏、東京のN氏の本数を揃えた。Y氏、T氏、H氏、N氏にすかさず譲った。皆、喜んでくれた。

いわて沼宮内駅で、停車時間中にゲットした小旗。


8時37分、定刻の八戸に到着した。八戸駅の歓迎振りは、筆者の予想をはるかに越えるものであった。改札口での記念品配布はもちろんのこと、駅前では「せんべい汁」が振舞われ、地元新聞の号外が飛ぶように巻かれる。

「20年待った、達成感」-「東北新幹線」青森県発着1番列車乗車を、筆者は実感した。

八戸駅新幹線ホームでの歓迎風景。




東京からの1番列車「はやて1号」が到着するまで、筆者はいろいろ動き回った。
「はやて1号」に接続する、「スーパー白鳥1号」をはじめ、今日からデビューする列車の出発式などが準備されていた。筆者は運よく、下北への直通列車デビュー記念イベントに、潜り込むことができた。地元産の味噌や、ヨーグルトなどの無料配布、筆者は勿論、逃さなかった。

八戸駅在来線ホームでも、各種歓迎が行なわれた。









東京発「はやて1号」から「スーパー白鳥1号」へ接続する乗客と流れ、合わせて記念品も獲得。
早朝から、新聞の号外、「71号」到着時の記念品、ついさっき獲得した味噌などで、荷物は重くなるばかりであったが、苦痛はなかった。

スーパー白鳥1号の乗客を迎える青森県キャラバン隊。


「スーパー白鳥1号」へ乗り込むと、「つがる2号」に乗車していた「その筋」の人が、筆者の席の隣に来た。やはり、考えるパターンは同じであった。筆者は声をかけてみた。

「「つがる2号」も、「はやて2号」も、記念乗車証は、出なかったですねぇ」
昨日乗車した「海峡号」は、記念乗車証が配られた。だいたい「初モノ」と「終わりモノ」にはつきもののものであった。しかし、筆者の席の隣に来た「その筋」の人は、無念そうに答えた。
「「はやて2号」には、乗り継げなかった・・・」
よく聞いてみると、八戸駅で「乗換改札」の自動改札機のトラブルに巻き込まれ、かつ、ホームに上がるのにこれまた人混みにもまれ、ホームにたどりついたら、間一髪で乗れなかったとのことだった。やはり、筆者の予想は的中した。「トラブルに巻き込まれず、ホッとした」

数々の「終わりモノ」と「初モノ」を極めた筆者にとっては、1度しかないチャンスを逃す訳にはいかなかった。筆者の「気合」と「実力」が、結果を出した。

「スーパー白鳥1号」では、「ミスねぶた」から、記念品が配られた。

スーパー白鳥1号の車内で、乗客に記念品を配布する「ミスねぶた」。


青森駅では、線路の配線上、函館へは逆方向へ向かう。このため、数分間停車する。
この時間も、筆者は動いた。
案の定、青森駅でもホーム上でイベントが催された。写真を撮った。

青森駅に到着したスーパー白鳥1号を歓迎する風景。




再び、「スーパー白鳥1号」に乗り込み、青函トンネルを抜ける。電車特急での通過は、初体験であった。今日から、青函トンネルには、特急・急行列車しか走らない。このため、トンネル前後の駅で乗降する場合以外は、特急券が必要となった。

青函トンネルを抜けると「ミスツインクル」(JR北海道キャンペーンレディー)より、記念乗車証が配られた。 「初モノ」を極め続ける筆者にとって、至福の一瞬であった。

「ミスツインクル」による記念品配布サービス。


13時12分、スーパー白鳥1号函館駅着。到着時には盛大なイベントで歓迎された。

スーパー白鳥1号函館駅到着にあわせ、「湯の川温泉旅館組合」の女将が歓迎の横断幕で列車をお出迎え。


到着ホームでの和太鼓披露。


函館駅に停車中のスーパー白鳥。


「湯の川温泉旅館組合」の女将と組合幹部により、振舞い酒とイカ汁が、到着客に配られた。
「初モノ」を極め続ける筆者にとって、またまた至福の一瞬であった。

イカ汁を到着客に配布する関係者。




振舞い酒も到着客に配られた。


函館駅は「スーパー白鳥」のPRが目立った。








普通の客であれば、函館に滞在するか、札幌方面へ向かうであろう。しかし、筆者は再度、青森へ向かった。新幹線開業に伴い第3セクター化された、八戸-盛岡間を乗車するためである。さすがに、当日同時にはカバーできず、八戸に一泊し、翌日に乗車することとした。
八戸のビジネスホテルを、筆者はあらかじめ、割引が伴うインターネットで予約していた。
18時41分、函館から乗車した「スーパー白鳥28号」は定刻通り、八戸に到着した。

夕方になっても、八戸駅では歓迎ムードが続いていた。


ホテルにチェックインすると、なんと浦和のY氏がフロントに現れた。Y氏は外食するとのことであったが、筆者は朝購入した「はやて弁当」を部屋で食べ、Y氏とはあとで祝杯を揚げることとし、缶ビールの調達を依頼した。

八戸で配られた、記念品の中味を調べた。「青森りんご」ではあったが、71号到着時にもらったものと、1号到着時にもらったものでは、同じりんごでも、1号到着時のりんごには、産者が心をこめた、印が刻まれていた。やはり「初モノ」でも、「東京からのお客さま」は扱いが格上であった。

「はやて」E2系の絵が入った「青森りんご」。


(続きは後日)





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最終更新日  2007年12月01日 20時11分26秒
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