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「ブルー・ライト・ヨコハマ」は、いしだあゆみの代表曲だ。筒美京平作曲で1968年末に発売され、1969年に大ヒットし紅白でも歌われている。実は現代のヨコハマでも、数あるご当地ソングの中で最も親しまれている曲らしい。1968年は、ヨコハマにとっても記念すべき年だった。人口規模で名古屋市を抜いて日本第3位の都市になったのだ。当時、名古屋の小学生だった私は少なからずショックを受けたものだ。「3大都市」のプライドが大いに揺るがされたのだった。この10年後、ヨコハマに抜かされた大阪市の人々も同様の感覚だったと思われる。で、「ブルー・ライト・ヨコハマ」。個人的には、この曲のある使われ方が非常に印象に残っている。場所は、庄司薫が芥川賞を受賞した「赤頭巾ちゃん気をつけて」の一場面だ。この本を読んだのは、確か単行本発行翌年の1970年だった。中学生になり、陸上部に入り、URCなどのフォークを聞き、自分でギターを弾き、コンサートに行き、落語などの公開収録に行き、深夜放送を聴き、服は自分で選ぶようになり…、個人的には世界が大きく変わった年だ。当然、文学への興味も広がり、新進気鋭の作家に注目してこの本も読んだ。物語の終盤、大学紛争で東大受験が中止になった時、家に遊びに来ていた友人の小林が、ベッドに寝転がりながら鼻歌で歌っていたのが「ブルー・ライト・ヨコハマ」だった。もう50年ほど前の事なので正確ではないかもしれないが、とにかくこの場面を強烈に覚えている。個人的な「ブルー・ライト・ヨコハマ」のイメージは、いしだあゆみでもなく、もちろん筒美京平でもなく、「赤頭巾ちゃん気をつけて」なのだ。さて、TVで筒美京平氏の追悼特集を見たが、希代のヒットメーカーであり、1970年代・1980年代の歌謡界は彼抜きでは語れない事がよくわかった。もちろん著名な作曲家だということは知っていたが、これ程とは思っていなかった。現在は音楽業界も分断が進んでいるので、「ミリオンセラー=老若男女が知っている曲」という時代はちょっと懐かしい。
2020/10/13
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