全4件 (4件中 1-4件目)
1
21世紀における世界極悪人レースで、先行するプーチンに瞬時に追いついてしまったネタニアフ。国連の会議で、ネタニアフとヒトラーを同一視する発言があったのも納得できてしまう。そのイスラエルでは、ネタニアフの保身のためにあっさりと三権分立を覆してしまい、ガザ地区の惨状が殆ど報道されていないというように、マスメディアもその役割を放棄してしまった。もはやイスラエルは民主主義国家と言えないのではないだろうか。そこで気になるのは、イスラエルの後ろ盾であるアメリカのイスラエル支持だ。アメリカは、イスラエルに匹敵する500万人とも600万人とも言われるユダヤ系アメリカ人が住んでおり、ある意味でイスラエルに匹敵するユダヤ人国家としての側面を持っている。現在ではアメリカの政財界すべてにおいてユダヤ系アメリカ人の影響力が及んでいるが、シオニストと言われる右派よりもリベラルな左派が多いと言われ、実際、人種差別や女性差別に反対する活動やオバマ支持などが知られている。バイデンの民主党政権は、イスラエルとモニター契約を交わしている軍需産業やキリスト教福音派への配慮とともに、支持者が多いユダヤ系アメリカ人の心情に忖度しているのだろうか。また、アメリカに渡ったユダヤ人たちによって作られたものの代表がハリウッドだろう。日本でもキューブリックやスピルバーグの映画に感動した人は多いだろうし、ダスティン・ホフマンやハリソン・フォードのファンも多いように、映画会社だけでなく映画監督や俳優にもユダヤ系アメリカ人が多い。彼らは、映画を通じて愛と平和を語りかけ、子供たちに夢を与えてきた。多くのユダヤ系アメリカ人は、同胞だからといって極悪人を擁護することはないと信じたいので、ネタニアフのイスラエルをキチンと非難して欲しいと思う。
2023/12/30
コメント(0)
パレスチナのガザ地区の死者が2万人を超えたという。しかも、その内5千人以上が子供で、行方不明者はさらに数千人におよぶという。つまりネタニアフとイスラエル軍は、毎日、毎日、200~300人のパレスチナ人を殺し続けていることになる。ためらいも反省も後悔も全く示されないことから、もはや狂人と狂気の軍隊と言ってよいだろう。よく知られているように、かつてヒトラーによるジェノサイドの被害者はユダヤ人だった。しかし、現在パレスチナで行われているジェノサイドの加害者は、ユダヤ人だ。さて、パレスチナには、ヨルダン川西岸地区というもう一つの暫定自治区がある。こちらはハマスという政治結社が支配している訳でもないため、あまり報道もされていない。ガザ地区と違って、パレスチナ人が平和に暮らしていると思っている人もいるだろう。しかし、ヨルダン川西岸地区でも10月8日以降に250人以上のパレスチナ人が殺されている。ヨルダン川西岸地区もイスラエルの占領地であり、イスラエル人の入植地が年々拡大されているため、入植者を守るという名目でイスラエル軍や自警団が日常的に闊歩している。驚いたことに、10月8日以前も、毎月10~30人のパレスチナ人が理不尽に殺されていたのがヨルダン川西岸地区の日常であった。そして、ヨルダン川西岸地区では毎日2人以上の子供がささいな事で強制的に連行され、虐待を受け拘束されているという。その事実を初めて知ったイスラエル人監督が作った映画が「Two kids a Day」だ。この作品は世界の教養教育番組や作品を評価する「日本賞」の第50回グランプリをとっており、12月23日(土)の夜にEテレで放映される。イスラエル人が知らなかったヨルダン川西岸地区の悲惨な状況を、イスラエル人にも知って欲しいと思ったイスラエル人がいる事は、一筋の光明かもしれない。
2023/12/22
コメント(0)
SF映画やアドベンチャー映画などは映画館で観たい。自宅の5.1chとは比べ物にならない音響を体感するためだ。で、今月初旬にやっと「ゴジラ -1.0」を観てきた。評判通り映画も良く出来ていたし、なによりゴジラの咆哮はド迫力だった。驚いたことに、終盤にゴジラがやられた(ように見えた)瞬間に涙がこぼれた。これは全く予想していなかったことだ。「オレはそんなにゴジラが好きだったのか?」思い返せば、確かに最初に映画館で観た映画は「キングコング対ゴジラ('62)」だった。その後の「モスラ対ゴジラ('64)」や、キングギドラが登場した「三大怪獣 地球最大の決戦('64)」には胸を躍らせた。また「大怪獣ガメラ('65)」や「大魔神('66)」など初期の怪獣モノは結構観ている。ただし、ゴジラもそうだが、怪獣が人間の味方や友達になるという子供だましの設定に幻滅し、小学校高学年になると「猿の惑星('68)」のような大人向けの映画を観るようになっていった。近年、恐ろしくてムチャするゴジラが復活したことは喜ばしく思っていたが、まさかゴジラで涙を流すとは…。涙は歳のせいかもしれないが、あれ以来ゴジラが気になって仕方がない。
2023/12/11
コメント(0)
プーチンのロシア軍とネタニアフのイスラエル軍。東西陣営の違いだけでなく、もちろん両者の背景は大きく異なっている。しかし、今やっていることは非常によく似ている。まず、軍事力による一方的な領土拡大を良しとしている。当然、国連決議や国際ルールはすべて無視して聞く耳を持たない。次に、無差別攻撃による大規模破壊と大量虐殺を良しとしている。住宅、商業施設、行政施設、教育施設、病院、避難所等々すべての施設が攻撃対象だ。そして、「敵」であれば子供や女性を含む民間人を殺すことに躊躇しない。一言でいえば、両者とも残忍な犯罪者だ。最近のニュース報道をみるかぎりイスラエル軍によるパレスチナ人の殺害ペースは異常だ。ロシア軍が1年9ヵ月で殺害したウクライナ人が約1万1千人、イスラエル軍が2カ月弱で殺害したパレスチナ人が約1万5千人だと確認されたというのだ。(ただし、ウクライナでは陥落したマリウポリだけでも推定2万5千人が殺害されたとの報道もあったので、戦争が終わるまでは犠牲者の詳細はわからない。)とはいえ、イスラエルは「天井のない監獄」を作り出しておいて、逃げ場のない人口密集地を無差別攻撃しているのだからこれほど「効率的」な殺戮はない。さすがに、西側であるドイツを含むヨーロッパ諸国やアメリカでも、若者を中心にイスラエルの残虐性を非難する声が上がってるのも当然だろう。いくらユダヤ人が過去に虐げられてきた民族でも、こんな大量虐殺が許されるはすがない。
2023/12/05
コメント(0)
全4件 (4件中 1-4件目)
1