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今日は、父の銀行口座の解約に 行って来ました。 まだ、元気なうちに解約して整理しておかないと、相続になると戸籍を出したりとやたらと面倒です。 ひとつは、父が現役の時に、契約していた会社の指定の銀行。今の残高は、30万程度でNHKの引き落とししか使われていませんでした。 思えば、昔はやたらと会社指定の銀行とかありましたよね。 バイトするにも、いちいち指定の銀行に口座開設したり、 昔は、隣町の銀行まで母が、電車に乗りわざわざ現金を下ろしに行ってたんですよね。今では考えも出来ません。 もうひとつの口座は、最寄り駅の側で、そちらは家の固定資産税の引き落としにのみ使っていました。市の指定ですね。 そちらも、既にに固定資産税の引き落とし口座は私の口座にして、残高が30万くらいでしたので、解約しました。 どちらもあっけないものですね。 どちらの銀行にとっても、ほとんどメリットのないお客でしたからね。 払い戻した現金は父の最後に残した口座に入れて来ます。 特に年配者は、やたらと口座を持ってる事があります。元気なうちにある程度整理しておかないと、子供や孫が後で苦労します。 わずかな額でも、相続になると、大変です。やれやれです。
2020.06.12
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若い部下が退職すると言う。 これ以上人手がなくなると、 自分も死んでしまうから、 慰留はしたものの、会社の状況をかんがえると、やはり、辞めたくなるのもわかり、 あきらめた。 退職代行とかで、いきなり飛ばないだけまだましかと思うことにした。 今日退職願いを事務所に送ろうとしていたので、見るとPCで打ったもんで、 退職願いは、手書きで書くもんだと 言うと、 ネットで手書きじゃなくても大丈夫って書いてありましたと。。。 昭和の人間には、理解できないですね。 売上を上げろ 人件費が嵩んでる 働き方改革だ、残業を減らせ 何を言われても 何も響かない。 上司に、○○が辞めます。 もうどうにもなりませんと言ったら 後は会社がなんとかすんだろって 前は、なんとかしろ、だったけど、 さすがの上司 も、あきらめたな。
2020.01.29
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今日は、父の通院日。 アルコールから来る肝硬変から 肝臓癌になって、一度肝性脳症を起こした父ですが、入院治療の結果、大量の薬のお陰でなんとか自宅で過ごすことが出来ていました。 2週間前の通院時に、腹水が増えて来てるし、肝臓癌の治療をやるか、やらないか、 そろそろ決断しなくてはいけない時期ですねと言われました。 癌の治療をすると、正常な肝臓の細胞もある程度やられてしまうから 肝硬変の管理は難しくなるとのこと。 つまり、癌治療をやるか、しない方が、どちからが長生き出来そうかと そう言う事ですね。 先生の意見を聞いて、最後は本人と家族が判断しなきゃいけないんですね。 今の父を見ていると 癌治療は、無理だと素人目には思います。 問題は、本人が癌治療は無理だとなって、 どうせ駄目なんだと、生きる気力を失う事です。 今日は、辛い日になるな。
2019.09.11
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朝方、地震があった。それから、眠る事が出来なかった。目をつぶると、叔父の顔が浮かんでくる。昼頃に父の携帯から、電話があって時間だけ、私に告げた。私は、そう、わかったとだけ告げて、電話を切った。叔父は、妻と、私の母と叔母に看取られて逝った。50代前半の早すぎる死であった。朝早く、病院に詰めていた叔母から母に電話があり、血圧が下がり始めたと・・・母は、最期、もう頑張らなくていいよ早く逝きなさいと声を掛けたと言う。あたしがそう言ったら、スーって息を引き取ったよと言う、母は、いつもの気丈な母に戻っていた。だから、私も心に蓋をしよう。叔父は田舎の友人に、疲れたからこっちに帰ってのんびりしたいよと言っていたらしい。祖父母の眠る田舎の町に身体が滅んで、やっと帰れる。○○俺も、流石につかれたよ。お前は俺みたいになるなよと叔父が言っているような気がしてならない。さよなら、叔父さん。
2007.10.06
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朝、叔母から電話があり叔父が危篤だと言う。数日前から、肺炎を起こしていると聞いていたから驚く事もなかった。身支度を整え、叔父の入院している病院へどうでもいいけど横浜市営地下鉄の運賃の高い事・・・・耳にイヤホンを突っ込んで、音楽を鳴らす。なるべく、心に蓋をして涙を封印した。電車とバスを乗り継いで、病院に着くと叔父は、集中治療室に移されたと言う。1時間ほど、待ったところで主治医が説明をしてくれ、顔を見ることが出来た。○○さんのご家族の方が入られますと若い看護士が言い、私と母と叔父の妻である義理の叔母が入った。奥まったところに、こちらですと通されたのだが・・・・私は、看護士さんが、間違えて案内したのかと思ってしまった。それほど、叔父の姿は変わってしまっていた。なんと痛々しい姿だろうかモニターの音だけが、叔父の命の鼓動を伝える。私は、形ばかり、頑張ってと声を掛けたがそれが、どれほどむなしい言葉だったか気丈な母も、もう、掛ける言葉もなく控室に戻る。人の命が、消え行く時、こんなに、苦しい思いをしなければならないものなのか
2007.10.05
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母が、入院し、緊急手術になったのが、10月1日。月が替わって、もう7日です。いまだに、母は、入院中。おまけに、母の開腹した傷は、きちんと縫合していないらしい。母は、腹膜炎を起こしていたため、ドレーンを3本留置してお腹を閉じたのですが、もし、お腹の中が、化膿したり、何か、問題があった場合、また開ける可能性があるため、完全に縫合せず、チューブで、2箇所ほど縛ってあるだけで・・・・言わば、仮縫い?状態。なんとも、恐ろしいかな・・・それでも、時間の経過と共に、回復し食べ物も、普通に食べられるようになり、あれが、食べたい。退屈だ。天気がいいから、自転車に乗って、あちこち行きたいと言えるまでに回復したそうで・・・このままなら、退院の時期も近い?仮縫い状態のお腹の傷も、自然にくっついて、縫合の必要もないらしい。父も、4日ほどの入院で済み・・・私が、持参した現金が無くなったのか、観念して、銀行のATMで、預金を引き出したそうな人間、必要に迫られると、出来るようになるんですね。やれやれです。
2006.11.07
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私の店の外国人スタッフのAさんが、事情があって、日本を去ることになってしまった。私よりも一回りほど年上のAさん。スペインと中国人のハーフであるAさんは、ラテンの血がそうさせるのか?いつも陽気で明るい。彼女との付き合いは、3年半ほどになる。当初面接時に、外国人と言う理由で、採用を渋る店長に私が、外国人と言う理由だけで、断るのはおかしいと進言して、彼女は採用になった。彼女は、日本語は、全く不自由しないのだが、やはり、仕事上の細かいニュアンスが伝わらなくて初めのうちは苦労したのだが・・・・その後、彼女は、明るくサービス精神旺盛な性格で他のスタッフにも受け入れられ、日本人以上の心配りをみせてくれて・・・私の店の、夕方の主力だった。私が、沈んだ表情でいると、必ず馬鹿を言って笑わせてくれたし何かあった時も、必ず彼女は、大丈夫って言ってくれた。出世とは無縁の私の良き理解者で、いつも私を応援してくれた。先日も、母の事があって、実家に帰った私の事を、心配してくれていたみたいで・・・彼女と私の間には、人種や性別を超えた友情があったと思う。そんな彼女が、店を去り、日本を去ると言う。あまりに突然の事で・・・仲の良かったスタッフは、皆がっかりしている。私も、仕事上は、右腕をもがれたような気分で、心には、ポッカリと穴が開いている。仕事上も、くだらないミスをして、母親世代のスタッフにしっかりしな!といわれる始末。私を支えてくれた大切な人が、私の前から去って行く。夜の田舎町を、コンビニの袋をぶら下げて泣きながら、鼻水をすすり、よたよたと歩く30男が1人。寂しいなあ母の事で、疲れている私に、更に追い撃ちをかけるようなAさんとの別れ・・・両親に心配かける訳に行かない私ですが、正直、私自身が倒れてしまいたい。そんな気分です。
2006.10.08
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私の友人S。彼のお陰で、まがいなりにも、こうして、ブログなんてものを続けている。私は、パソコンなどには、拒絶反応を示す文系人間なんです。私が、腰を痛めて、身動き取れない時に、彼にお金を渡して、購入して貰ったパソコンで、ブログをアップしている。細かいセッティングも全て、彼に頼みました。数年前に、働いていた会社が倒産。自分で、技術を身に付けて、働くと・・・再就職もせずに頑張っていた彼も、半年ほど前から、貯金が尽きたのか?バイトに出始めた。大の30男が、まともに働いていない・・・・どれほどのプレッシャーだろうか?正直、きつかっただろうに・・・最近、彼のメールがおかしい。バイト先の、同世代の女性に恋をしたらしい。男も、女も、30過ぎともなると、若い子のように、勢いだけと言うわけにもいかず・・・お前、最近、人間らしくなったよ、なんて、訳のわからない言葉をかける私。大人の恋愛?そういうの、無縁だなあ・・・・友人Sよ、お前なら、出来るよ。ふう。少し、飲みすぎかな?
2006.09.04
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私は、小売業に従事しているヒラリーマンである。私の店のアルバイトB君が、入院しているのだが・・・店のおばちゃん達が、○○君のお見舞い、店として出さなくて良いのかしら?と言う。まあ、一緒に働いている仲間として、そういう事はあっても良いと思います。私自身、自分の弟のように可愛がっているので、何度か、見舞いに行っています。私の店の店長は、そういう事は、あまり関心が無い人です。確かにね、店としてお見舞いがあってもね・・・いいんでしょうけど・・・・正直、私は、お見舞いに行くのも、お見舞いの金品をあげるのも、個人の自由であると思っています。私自身、B君とは、社員とアルバイトを超えた、人間関係であると思っています。ですから、見舞いにも行っています。しかし、おばちゃん達は、店としてのお見舞いを求めてきます。はいはい、わかりましたよ。。。と、私が、箱を持って、お金を集める事にしました。すると、今度は、幾らか決めてくれと言うのです。例えば、500円とか・・・私が、こう言うものは、気持ちですから、100円の人がいても、10000円の人がいてもいいんです。私は、一口幾らのように金額を決まるのは好きじゃありません。と言っても、食い下がってきます。でも・・・・と・・・はいはい、1人500円程度でお願します。ほとんど、誘導されるがままの私・・・うちの店のパートさんの主力は、50代後半です。彼女達の横並び主義は、凄いものがあります。まあ、横並びで来れた世代でもあります。正直、思いました。あなた達は、見舞いに行くのも面倒だし、最低限の金銭(横並びの)で、私はお見舞いをしたと言う感情に浸りたいのでしょう?幸せな人達だと思いました。それと同時に、落ちこぼれを作らないこの国の古いシステムを、もう一度、見直す必要があると思いました。500円なら、誰でも出せますし・・・悪い事ばかりじゃない。そう思うけんじPP1でした。
2006.06.06
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私の店の、アルバイト、ニート世代のB君が入院してしまった。理由は、持病の悪化である。元々、持病があり、きちんと自己管理しなければ、ならなかったのに不摂生がたたって、遂に入院する羽目に・・・・その前から、散々、具合悪いなら、医者に行けと言っていたのに・・・貴重な、朝の男手。お前さんが居ないと、私や、店長が、しんどいのよ・・・昨日の夜に、メールが来ていた。面会時間は、○○時から○○時だって・・・休みの日に、差し入れ持って行ってやるか。今日になって、○階の○○○号室です。ってメールが来ていました。入院して、凹んでいる人間に、堅苦しい事、言っても仕方ないでしょ?私は、ナースと仲良くなれ!退院してきたら、合コンだ!とメールを送りました。暫くしたら、ババアばっかりです。若い娘は居ません。だって・・・小一時間して、研修生の若い娘が居ました。1人と仲良くなりました。なんて・・・メールが・・・この調子なら、大丈夫でしょう。きちんと、治療して、早く復帰しておくれ!待ってるよ。
2006.05.13
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昨日の夕方、私の店はとても暇でした。何でも、競合店が大規模なセールをやっているとかで・・・きっとそちらの方にお客様は流れていったのでしょう。私が、店でパソコンに向かっていると、母親世代のおばちゃんスタッフの1人が、○○さん、りんご食べる?りんご嫌い?りんごねえ・・・別に嫌いじゃないけど・・・と気のない返事の私。はっさくとか食べる?はっさく!柑橘類は好きなわたし。好きだよ、食べるよ。ただし、剥いてくれたら・・・そうです。男なんてそんなもんでしょ・・・私が不精と言うよりも、大人になるとなぜか、果物とは疎遠になったような気がします。もちろん、りんごや、はっさくの皮ぐらい剥けますが・・・自分で食べたいと思い、自分で買って来たグレープフルーツを腐らせてしまうぐらい、帰宅すると、面倒になってしまいます。そう、やっぱり、食べんね。そんなら、あんた○○さんに剥いてやり!どうやら、女子高生のアルバイトの女の子に、命じて、りんごの皮を剥かせて、みんなで食べようと言う事になったらしい。事の推移を見守っていた私だが・・・その子の手元を見て、恐ろしくなった。行楽地などで若いおねえちゃん達に、料理を作らせて・・・非常識な作り方を見て笑うというテレビがあったが・・・彼女は、見たところ、ごく普通の育ちの良い娘さんなのだが・・・彼女の右手にはナイフが握られている・・・柄の根元を鷲づかみにして、人差し指を刃の背に押し当てて、ギコギコと皮を削っている。。。その刃の直ぐ先には、彼女の左手の親指が・・・今にも、ざっくりと指に刃を突き立てそうである。ぐおー、恐ろしい。おじさんが教えてあげようそう言って、私は、彼女からナイフを取り上げて、正しいかどうか解らないのだが・・・自分流に教えてみた。いいかい、ナイフのもっと刃に近いところを、こうやって握って・・・人差指は、刃の右側に添えるんだ。親指で、皮とナイフの境目の辺りを押さえながら・・・ナイフを動かすというよりも、りんごを動かすつもりで・・・刃の進行方向に、指を置いたら、指切るよ・・・でも、この方が、切りやすいですよぐおー私は、おばちゃんスタッフに後をゆだねた。あんた、違うよ、危ない、指切るよ・・・こうやるんよ、あんたの違うやろ・・・以前、缶切りで、缶を切れないと言う高校生がいたので、ほとんどの事では、驚きませんが、料理や、お菓子作りに興味があると言う子が・・・この調子だったので、びっくりしました。今度は、りんごの皮を剥けないと言う男の子がいたので、彼にも教えなければいけません。
2006.04.18
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私の上司である店長は、私と同じく30代前半である。4K(臭い、汚い、気持ち悪い、けち)と言われている彼。少し、酷すぎると思われるかも知れませんが、実際に彼は、タバコやら、なんとも言えないカビ臭のような臭いをつけて(恐らく、締め切った部屋に洗濯物を干し、生乾きの洗濯物にタバコの煙がしみついたらり、換気が悪くカビ臭くなるのだろうか?)・・・そして、最近は、歳をとって更に不精になったのか?歯を磨かないので、口臭が・・・・風呂にも入らない日があるらしく、それとなく臭う日もあるらしい。彼は、黄ばんだYシャツを着て、汚れたネクタイを結んでいる。スラックス1本に靴を1足で仕事をしている。靴下は、かかとがレースのカーテン並みに透けている事があるらしい。そんな、大人の30男の彼にも・・・恋心はあるらしく・・・先日、高校生の女の子のアルバイトが、卒業して就職の為、私の店を去る事になった。それ自体は、まあ、おめでたい事なのですが、彼女のバイト最後日に・・・彼は、2万は下らないらしい、巨大なぬいぐるみとその他もろもろのプレゼントを買って来たのだ・・・自分のやぶれたスラックスでさえ、新しい物を買うのを嫌がる人が・・・新車で購入した車をぶつけても修理に出さない人が・・・恋心とは、恐ろしい。確かに、30男が18歳の女の子を好きになっても、構わないのだ。実際に、私の会社でも、アルバイトに来ていた短大生の女の子と結婚する店長などもいますし・・・でも、普段ほとんど話もしないで、いきなり、特定のアルバイトの女の子が辞めるときだけ、巨大なぬいぐるみって・・・どうしてもって事なら、皆がいる時には、あたりさわりのない物をあげておいて、影でこっそりと渡すでしょ・・・かさばらない物をね。貰った時は、それなりに嬉しい(迷惑かも)だろうけど・・・暫くしたら、凄く邪魔だろうなあって・・・最近は、ゴミだって出すの大変な世の中だし。彼女が、私に○○さん(けんじPP1)、何お返ししたら良いんでしょう?と聞いて来た。歯磨きセットと私。君が言えば、歯を磨くようになるかも知れない。おばちゃん曰く、お返しなんかするんじゃないよ!変に勘違いして気があると思われたら大変だよって・・・まるで変質者扱いである。恋心とは、恐ろしい。
2006.04.04
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昨日も疲れました。私の店のアルバイト、仮にB君としておきましょう。その彼が早朝、私の携帯にメールを送って来ました。こんな時は、決まって、休ませてくださいと・・・・欠勤の連絡です。 私は、自分の都合の悪い事になると、メールで済まそうとするのは、いい加減やめなさい。電話をして来なさいと返信しておいた。結果、返って来たメールは、休みますとただ一言。彼は、悪い子ではない。実際に、私自身、彼に助けられて来た事もある。彼が、具合が悪くなったのには、理由がある。私の店の、姉さん世代(40代)のスタッフが普段彼の面倒を見て、助言をし、しかっているのだが・・・近頃の、彼の仕事に対する、やる気のなさ、いい加減さ、自分勝手さ、そして自分自身への諦め・・・と言った態度に、流石にさじを投げ・・・暫く口を利くのを辞めようとなったらしい。私自身、彼のやる気のなさは、気にはなっていたし、話をしないといけないと思っていたのだが、彼は、自分の耳の痛い話、都合の悪い話になると、貝になる癖がある。恐らく、今、彼に何を言っても聞き入れそうもないと判断したのである。彼は、親元に住んでいる。仕事をせず、収入がなくても飢え死にする事はない。実際に、30歳から数えた方が早い、いい歳になる今日まで、まともに就職した事はなく・・・多くの仲間が、就職し、結婚して家庭を築いているのを横目で見ながら、今は、私の店のアルバイトで落ち着いている。正直、彼は、学力はあまりなく、実際に、履歴書を出して普通にバイト仕事でもありつくのは、厳しいだろう。本人も、それは自覚があるらしく、都合の悪い事があると具合が悪くなり、数日休むと、また出勤して来るのだが・・・ そんな彼に、親兄弟や、友人も甘い様で・・・本気でうちの姉さん達が、しかっていたのだが・・・自分に都合が悪くなると、逃げ出してしまう。私自身、人にとやかく説教を出来る身分ではないのだが・・・彼は、人の気持ちが良くわかるし、やさしい一面もあり、馬鹿野郎と思いながらも、何とか自立出来るようになって貰いたいと考えている。世の中には、アルバイトすら、しない、出来ない人も多いらしい。そうした人達に比べたら、まだ、働く意志があるのだから、まだましだと思うのですが・・・本当に、どこかで踏みとどまって頑張って欲しい。そんなわけで、私が彼のする仕事に、入ったのですが、最近ほとんどやらない仕事だったので少し慌てましたが、終わってみれば、スピード、出来上がり共に、まだB君や、他のパートさんに負けていないようで、正直、ホッとしました。
2006.04.01
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私は、小売業に従事するヒラリーマンである。そんな、私の店の主力となって働いてくれているのは、主婦のおばちゃん達である。そんな、彼女達は、甘いものが大好きである。特に、太めの人は、甘いものが好きなようで・・・・私の店のおばちゃん達でも、太った人は甘いものが特に好きなようで・・・糖分の摂取と肥満の関係に、何らかの因果関係があると思う。(砂糖業界の方は否定するかも知れないが・・・)私の店のNさんは、私の母親と同じ年で、甘いものが大好きである。饅頭をあげれば、ニコニコ顔である。人間が、1つの大福で、ここまで幸せになれるのかと思うほどの笑顔である。今日、私は、彼女に抹茶アイスクリームをあげたのだ。Nさん、これ、食べなよ。昨日キャンペーンやっていてね、安売りしてたんだ。(キャンペーンも安売りも真っ赤な嘘である)昨日、皆で食べたんだけど、きのうNさん休みだったからさ!そう、いいの?悪いわね。彼女があがる際に、Nさん、忘れないで、持って行きなよ。スプーンあるから、上(休憩室)で食べたら?悪いわね。じゃあ、貰っていくね。彼女は、ニコニコと私に手を振って、帰って行った。私は少し、良心の呵責に苛まれながらも、笑顔で手を振っていた。私は、いたずらが大好きである。昨夜、私は、ハーゲンダッツの抹茶アイスのカップを裏返し・・・普段、キーホルダーとして持ち歩いている、アーミーナイフを取り出し、カップの裏に10円玉ほどの穴を開け、スプーンで、アイスをほじくり、そこに、粉わさびの練ったものを詰めて・・・切り取ったカップの裏を戻して、その上に、ラベルプリンターシールを貼って、戻しておいたのだ・・・その事を、昼休みに夕方までのおばちゃんに話したところ、皆、ゲラゲラ笑って・・・・少し、やり過ぎたかと心配になる、小心者の私。続く。
2006.02.19
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私は、小売業に従事するヒラリーマンである。私の店で、主力となって、店を支えてくれているのは、主婦のおばちゃん達である。そんな彼女達とコミニケーションを取るために、ほとんど、話している事が多い。昨年来、例のヨン様フィーバーがあってからと言うもの、テレビやら、映画やら、韓国物が大流行である。そして、韓国人の俳優に、日本人のおばちゃまが、群がっているのだと言う・・・私の店にも、まさかと思ったが、聞けば、あの人がと思うような、おばちゃんが、ヨン様のファンで、韓国ドラマのDVDを集めているとか、おばちゃん同士で、DVDの貸し借りをしていたりすると言うのだから、びっくりである。ほとんど、女を捨てたおばちゃん達を、熱狂させる韓国人俳優の魅力は、正直、私には、良くわからないのだが・・・この、チャングムの誓いを初めて、見た時も、とうとう、時代劇までやりだしたかと思っていたのだが・・・実際に、2、3回しか、見ていないが、結構面白く、見た翌日、早速話題にしてみたところ・・・やはり、韓国ドラマ通のおばちゃんが、嬉しそうに話に参加して、私は、ただの宮廷ドラマだと思っていたのですが、実は、主人公が王様を診る初めての女医になる物語で、韓国で大変反響が大きかったなどなど、教えてくれて・・・今、どの辺やっているのか?やれ、DVDをかしてやろうか!などなど・・・正直、2回ぐらいしか見ていない私は、話について行けない。もちろん、そこまで、はまっている人もそう、多くはなく・・・・なんで、そんなん、あるんやろか?そんな、人間関係ドロドロして・・・と言う人もいて・・・やっぱり、あるんじゃないの?権力欲は誰でもあるからと私。そうやろか?だって、ごはんつくるだけやろ?だけど、王様のごはんだから、やっぱり、利権がからんで、なんか良いおもい出来るんじゃないの?それに、ごはん作るだけの話じゃなくて、主人公の女の人が、女医さんになるドラマなんだって!○○さんがいってた。 ふーん。そうなんだ。あたし、王様のごはん作る話だと思ってた。 そう、興味がない人もいる。
2006.02.17
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30代前半にして、腰が痛いと言って、シップを貼り、膝が痛いと言っては、膝にサポーターをし・・・風邪を引いたと言っては、薬を飲み、花粉が飛んでいるからとマスクをし・・・胃が痛いと言って、また、薬を飲む・・・そんな、私けんじPP1。世の中のお年寄りには、ホント、お元気な人がいる・・・私の職場のお姉さんスタッフの1人が朝、今日は、お昼で帰らせてもらうかも知れないと言う。どうしたんですかと聞くと、田舎から、出てきているおばあちゃまの具合が良くないと言う。普段元気で、ご家族の内の誰よりも早く起きて、朝食を摂り、皆を起こしていると言うおばあちゃまが・・・今日は、起きたくないと、布団にこもったままだと言う。一応、ご家族の方が、病院に連れて行く手はずになっているのだが、心配だと言う。それは、心配ですね・・・と言う事で・・・後日、おばあちゃま、大丈夫でしたかと聞くと・・・何でも、おばあちゃまは、ご家族の方が、病院に連れて行き、診察を受ける段になって・・・担当の医師の顔を見るなり、診察室を逃げ出して・・・あっけに取られるご家族の方をよそに、ひとり、近くの駅まで歩いて行き、タクシーに乗って、家に帰ってしまわれたらしい。仕方なく、孫娘(とは言え、四十路)である私の店のお姉さんスタッフが、改めて、病院に連れて行き、診察を受けたところ・・・おばあちゃん、何を食べたのですか?と医師。焼肉を少々とおばあちゃま。少しって、どのくらいですか?と医師。そんなに大きな声を出さなくても、私は、あなたの声は聞こえます、普通に言ってくださいとおばあちゃま。・・・・・少しって、どのくらいですか?カルビ3人前と・・・牛タン2人前・・・ ああ゛ と孫娘。中生2杯とおばあちゃま。その後、サービスのアイスクリームを、食べたらしい。。。それだけ、元気なら、大丈夫でしょう・・・おばあちゃん、いくら、好きでも、ご自分のお歳を考えて、食べてくださいねと医師。以前、健康診断で、この医師から、お小言と言われて・・・嫌いだから、逃げ出したそうな・・・胃薬を処方されて、お終いだったそうな。帰りの、車中、小言を言う孫娘さんに、向かって・・・お小言は、結構だよ。ほら、信号が黄色だよ。私は、お前と心中するのは、ごめんだよ。あんたは、運転に集中してれば良いんだよとおばあちゃま。私の方が先に行く・・・と孫娘。立ち漕ぎの自転車で、結構な坂を、ご家族の危ないから、辞めろと言う声も聞かずに、登り・・・まだまだ、若い者には、負けない。あたしは、戦争を生き抜いたんだ、身体の出来が、違うと言う。そんなおばちゃまの年齢を聞いて、驚くなかれ、彼女の歳は、満92歳だそうだ。そんな、お年寄りの頑張りのお陰で、この国の繁栄はある。私は、このおばあちゃまの様に長生きは出来ないだろうけど・・・毎日、大切に生きたい。そう思う。
2006.02.14
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私の上司店長Kが、ズボンを買ったという。本当だろうか?私は、いささか懐疑的な目で見ている。彼は、基本的に、汚らしい。彼が、仕事で履いている今のズボンは、物覚えの良いパートさんが言うには、一昨年の梅雨の時期に購入したものらしい。私は、小売業に従事するヒラリーマンである。仕事中の姿は、スラックスに、ワイシャツ、ネクタイ。その上にエプロンをつけ、場合により長靴を履いている。私の会社は、基本的にけちな様で・・・正直、世間様並みの給与を貰う事は難しい。が、しかし、私の上司である店長は、それでも年収450万は貰っているだろうし、1人者で、借金やら、趣味やらがある訳でも無いらしいから・・・ズボンの1本買う金が無い訳ではないであろう。事実、彼は、つい先日、上司に趣味を持たないと行けないと半ば強制的に、始めさせられたゴルフに行って来たのだがら・・・私は、思う。飲みに行ったり、ゴルフに行く金と時間があるなら、ズボンを買え!何度か、部下として、1人の社会人として、身だしなみについて進言したのだが・・・ワイシャツが、汚く、破けていると言えば、ワイシャツを2枚買い。ネクタイは、3本ほどしか、見たことがない。そもそも、普通に働き、会社からサラリーを貰う身分で・・・仕事で着用するスラックスが1本しかないとは・・・その1本しかないスラックスを毎日、履いていれば・・・ そりゃ、破けるでしょ・・・ 彼の履いているスラックス、普段長靴履いているものだから、癖がついて先がニッカボッカのようにすぼまっている。裾のかかとが当たる部分は、折り目が破けて、ジーンズの様である。また、脇の縫い目がほつれていたり、すれて、何箇所か、縦に切れている様で・・・口の悪いパートさん曰く、そのうち裾で、はたきが作れるよだって・・・なんか、久しぶりに、はたきなんて言葉を聞いた様な気がするし、はたして、今の若い子は、はたきなんて知っているのだろうか?それはともかく、今時、ホームレスの人だって、ズボンに穴なんて開いてないよ・・・思えば、今のズボンを買う前だって・・・ズボンのけつに穴があき・・・ポケットの裏地が見え・・・私がみっともないですよと進言したところ、ああ、めんどくさくなっちゃうんだよねえ・・・って・・・今回は、口の悪いパートさんが、店長、ズボンぐらい買えないの?みっともない。若い子(高校生の女の子のバイト)も皆、知ってるよとわざと言い。家でどんな格好してようが、関係ないけど、仕事に来てるのに、なんとかならないの?店長が、そんな格好して、下で働く者が恥ずかしいって・・・流石に観念したのか?今日、購入したのだが、裾あげ頼んで、まだ取りに行っていないのだと言う。本当だろうか?仮に本当でも、聞く所によると、購入したズボンは、1本らしい。また、破けるまで1本を履き続けるのだろう。 おそらく、そうだろう。いや、きっとそうだ。 間違いない。
2006.01.22
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正月も、もう終わり・・・正直ほっとした。こんな時が、一番体調を崩しやすい。気を付けなければならない。12月31日の閉店前、私と同じく、4時入りした鮮魚店のM兄貴と話す。。。どうですか?いやあ、もう、値引きする気も無くなっちゃったよ。何枚か刺身の盛り合わせが残っている。すると、M兄貴が、もって行けと言う。私は、普段から兄貴の苦労を見ているので・・・とてもただで貰う気にはならず・・・貰っていきます。幾らかつけてくださいと言うと・・・いいから、もって行けと、ビニールに入れて、代済みのサインを書いて貼り付けてくれた。 すいません。遠慮なく頂きます。これで、一杯やらせて貰って寝ますと私。おお、あんまりに飲みすぎるなよと兄貴。私の、兄貴世代のM兄貴。地元の鮮魚店の社長だ。私の店と同じように業者として、入っているが・・・私の会社が一応上場企業であるのとは違い・・・兄貴の所は、まさしく個人商店で・・・若い人を2人と、おばちゃん数人と、奥さんで店を回している。個人なので、全て自分でやらなければならない。夜中に起きて、地元の市場に行き仕入れを行い、その足で、7時に店に入り、閉店は21時。昔は、定休日があったから、良かったのだが・・・今は、年中無休で・・・大手はそれなりに人員も確保出来るから良いのだが・・・個人経営のところは休みが無いに等しいので・・・大変だ。そして、いつしか店から活気が無くなる。正直、兄貴も疲れている。それでも、兄貴は私と顔をあわせると、必ず笑顔で挨拶してくれる。気は優しくて、力持ち、そんな感じだ。どちらかと言えば、女々しく、愚痴の多い私、けんじPP1。そんな兄貴を男らしいと尊敬している。M兄貴、有難うございます。今年もよろしくお願します。
2006.01.05
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私の上司である店長は、私と同じ歳なのだが、非常に汚い!また、だらしがないところがあり、先日も自分で組んだシフトの時間に遅刻をして、ひんしゅくを買っていた。実のところ、彼には、遅刻を理由とした降格の経験があり、その時はその上の直接の上司とうまくいっていなかったの所へ持ってきて、パートさんが彼の遅刻が多い事を、会社の上層部に、電話してしまい、平社員に降格となったのだった。実際に、彼の遅刻は、頻繁で・・・新しい、タイムレコーダーのシステムが導入されてからは、記録が残ってしまうし、ネット回線で、上司も確認できる為、彼の遅刻は減ったのだが・・・それでも、彼の遅刻がゼロにはならず・・・その気になれば、誰かが、彼を降格させる事は、可能なはずで・・・一応、そういう事態になると気の毒な気もするので、私が、部下として、仲間として、忠告してあげたのだ。遅刻は、やはり、良くない事だし、もう少し、身だしなみに気を使うべきだと。私が、ここまで、言ってるんですから、今日の帰りに、シャツの一枚も買ってくださいと言ったのが通じたのか?彼が、新しいワイシャツを着て来たのだ。が、しかし、ネクタイは、いつもの汚いやつで、スラックスもよれよれである。やっぱりそんなもんでしょ。外国人アルバイトのAさんが、店長が、新しいシャツ着てるって言ってたから、私が、インチキ英語で、彼が、新しいシャツを買ったから、雪が降ってきたよと言ったら、ニコニコしていた。それを、聞いていた、女子高生アルバイトのTさんが、なに?なんて言ったの?それでまた、Aさんが、日本語に訳して、2人で笑っていた。
2005.12.13
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今日は、私は、早番であった。出勤すると、早速パートさんが、私に言いたい事があるらしく、聞けば、パートさんの1人が、怪我をして帰ったらしく・・・やれやれ、怪我の程度はわからないので、心配であったが・・・詳しい状況もわからず・・・・程なくして、電話があった。もしもし○○ですけど・・・だんなさんからのようで・・・怪我をされたそうで、大丈夫ですか?ええ、今、家で寝てるんですけど、血が止まらなくて・・・鼻が折れたみたいなんです。これから、病院に連れて行きます。そ、そうですか、お大事に・・・まあ、普段から大袈裟な人なので、きっと、旦那さんにも、大袈裟に話して、騒ぎ立てたんだろう・・・まあ、大事なければ良いのだが・・・昼前になって、遅番の私の上司、店長が出勤してきた。彼は、正直汚い。清潔感のかけらもない。今日だって、彼のワイシャツには、髪の毛やら、なんだかわからないゴミがたくさんついているのだ・・・おそらく、洗濯機のゴミ取りネットが溢れているのだろう!そもそも、そのワイシャツだって、よれよれで、ポケットのところの生地が、擦り切れて薄くなっているのだ。ネクタイにいたっては、彼は、普段3本ぐらいしかなく、汚い物は、6年ぐらいは使っているようだ。ネクタイなど、1000円ぐらいでも、今は、結構まともな物もあるのだが・・・めんどくさいらしいのだ・・・歯も磨いているのか・・・いやいないだろう。汚い。とにかく、彼の汚いのは、筋金入りだ。
2005.12.04
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私の元同僚の、H君、彼は私より、2歳年下で、会社では一年後輩である。私が、人事異動で、現在の店に来てから約1年あまり一緒に会社の寮(と言っても、ただのボロ借家だが・・・)で暮らした仲である。彼は、一浪の末、都内の中堅私大に進み、卒業後、就職難の中で、私と同じ会社に入った。何処にでも居るような若者である。私の職業は、小売業である。とは言え、私の職場では、仕入れた物をそのまま店頭に並べると言うのではなく、加工をして販売する事が多い。実際は、その加工作業にほとんど多くの時間と労力を費やし・・・朝の7時半に出勤し、20時半に帰宅するまで、ほとんどその作業に追われる訳で・・・彼と一年ほど、仕事を一緒にして来て、彼は、私と同等か、それ以上に仕事が出来る。時として、パートやアルバイトの人に、あるいは上司である店長にまで、罵声を浴びせる私と違って、彼は、冷静でまじめである。彼は、控えめだが、決してブ男と言うわけでもないし、身なりにもそれなりに気を使っている。口数も多い方ではないが、きちんと話も出来る。そんな彼が、異動することになり、私としては、仕事の出来る同僚が居なくなった訳なのだから、大変だったのだが・・・異動になった彼は、もっと大変だったらしい。営業時間が伸びる傾向にある小売業の中にあって、彼の行った店は、22時閉店で・・・程なくして私の店も21時閉店になったが、閉店時間が延びれば、労働時間の延長につながる訳で・・・彼の生活も、非常に辛いものだったのだろう・・・朝7時半に出勤して、荷物の仕分けをし、作業に追われ、肩も背中も、腰もパンパンに張り、疲労が蓄積する。閉店22時まで、昼の休憩と、後はわずかな一服だけで、雑用もこなす。そんな彼の、唯一の楽しみは、酒であった。といっても、女性のいる店に行く訳でも無し、部屋に帰って、一杯やるのだ。彼は、同じ酒好きでも、私と異なり、酒が強い。彼もまた、不安や、恐怖、寂しさと対峙する自分を慰めるために酒をあおっていたのだろう。彼は、この作業を、リセットと称していた。22時閉店の彼は、このリセットの時間が取れずに、帰宅時に歩きながら、缶ビールを飲んでいたらしい。たまに上司が来ても、ただ、頑張れしか語るべき言葉も無く。いつまで、この生活が続くのか、将来の展望も無く、だいたい、上司の人達は、19時閉店の人たちであって・・・彼の苦しみを判るわけも無く。人間苦しい事でも、目標や、希望、あるいは期限が有れば何とかなるが・・・オーバーストアーと言われて久しいこの現状下で、簡単にポストが増えるわけでもなく、目標も持ち難い。また、今は苦しいけど、人員の都合がついて、仕組みを整えれば何とかなると言うようにも思えない。あるいは、本当に体制を整えようとするつもりがあるのか・・・どうにも疑問である。そんな中では、人には限界があり・・・。それから、2年程経って、上司が、私にHが会社を辞めることになった。お前からも話をしてやれと言う。あいつも孤独だからな・・・上司が、彼に、辞めてどうするんだ?と聞いたところ、貯金があるから大丈夫ですと答えたそうで・・・いくらあるんだと上司が尋ねると、80万ですとの事で・・・。私は、愕然とした。学卒で、5年間まじめに仕事に取り組んで、これといって、趣味もなく、ギャンブルもやらず、車は、100万程度のリッターカーで、タバコや酒をやるといっても、外に飲みに行く事は稀で・・・そんな男の貯金が、たったの80万だと言うのだ。確かに、自炊は、全くせず、(いや、こんな生活では自炊は不可能であろう)外食や、中食で済ませていたとしても・・・たったの80万なのである。これが、今の私の会社の現状である。彼のように、有能な人材でも、不景気、就職難を傘に着て、作業員として使い捨てにする。そんな会社は、株式市場では、それなりに評価されているようで・・・人件費抑制がうまくいったのだろう・・・そんなものであろう。彼は、今、どこかの会社で、営業マンとして、再スタートを切った。彼も30歳になった。テレビででは、社会学者や、評論家、政治家が、少子高齢化について話をしている。こんな、時代に夢や、希望、子供・・・限られた人の特権であるのかも知れない。その後、遅ればせながら、会社が、時短や、労働環境の改善に取り組み始めた。誰かが、公的な機関に訴えたのか?辞める人が増え、危機感を抱いたのか?とにも、かくにも、その試みがもっと早ければ、会社は、経験豊富な中堅社員を1人失わずに済んだのかも知れない。
2005.11.29
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私は、小売業に従事している、ヒラリーマンである。そんな、私の職場の主力は、パートタイムで働く、おばちゃん達である。私がいる店は、古い店なので、それなりにベテランが多く、40代は若手である。人間、50年も生きていると、自分と言う物がしっかりと出来上がって、それこそ、息子世代の私などが、何を言っても、彼女達には、通用しないのである。石原都知事が、ババアうんうんと言って物議をかもし出した事があったが、そう、言いたくなる時も、正直有るのだが・・・・母親世代の彼女達に、助けてもらう事も多いので、そこまでは言えない。彼女達は、おしなべて、大げさで思い込みが激しい。一言確認したり、聞いてくれれば良いのに、私・・・こう思ってたのよ・・・ごめ~んと言うのが多い。これは、仕事上、極めて困るのだが・・・疑問に思えば、確認したりしてくれたりすれば良いのだが、本人が思い込んでいるので、どうにもならない。また、彼女達は大げさである。先日など、誰が言い始めたのか?ぱいぱんと言う言葉が、話題の中心になって・・・・○○さん、知ってる?ぱいぱんって・・・?なに、それ?知らないわ?たちまちのうちに、店中に・・・・ぱいぱんとは、つまり、女性のア○コの毛が・・・と言うあれで・・・子供の2人、3人産んでいる彼女達が、知らないのも、どうなんだろうって思うのだが・・・ともかく、店の中がその話題で、もちきりなのだ。もちろん、大人の私が・・・説明しても良いのだが・・・私は、確実に知っていると思われるKさんに、話を振ってみた、Kさん、ぱいぱん・・・皆、知らないんだって!そう、みんな奥様なんだね・・・彼女は、つわものである。50代半ばの彼女は、離婚暦もあり、4人の子供を女手ひとつで育てたと言うバイタリティのある人なのだが・・・30代後半で、離婚した彼女は、オトコ無しじゃ、居られなかった、あたし、バイブレーター6本持っていた!とか、毎日でもやりたかったとか言って、豪快に笑って話してるし、そんなこと、色っぽい人が言うならともかく、昔は判らないんのだが、今の彼女はほとんど、おっさんで、タバコに火をつけているその手は、グローブのようで・・・確かにたくましいとは言えない私の手と比較しても、倍の厚みのある手で・・・自分で居酒屋を経営していた時も、その売り上げのほとんどを常連さんと、飲みに行って使ってしまったとか・・・酔っ払って、自宅のベランダでおしっこして、娘に怒られたとか・・・とにかくめちゃくちゃである。大きな声で、ぱいぱんだなんて・・・お客さんに聞こえたら・・・私は、仕方なく、説明した・・・ようやく場は収まったのだが・・・なんていう職場だろうか
2005.11.11
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私の、職場には、外国人スタッフのAさんがいる。彼女は、日本人のご主人と結婚して、日本滞在暦も長いので、全く日常会話には、問題ない。が、しかし、正直なところ、外国人を雇った事が無かったので、彼女を雇用するにあたって、多少の議論があったのも確かだ。私は、外国人と言う理由だけで、断るのはどうかと思うと進言して、私の職場の一員となったのだが・・・・正直、最初の頃は、なかなか、微妙な言葉のニュアンスが伝わらなくて、困る事もあった。あれから、三年以上経ち、今はよく気がつくし、ホントに貴重な戦力になってくれた。私より、一回り以上年上の彼女。実のところ、本当に助けられている。ほとんど八つ当たりに近い、私の叱責で、泣かせてしまった事もある。私が、激しく上司と対立して、殴りかからんとした時、止めてくれたのも彼女だ。ホント感謝している。そんな彼女は、とてもサービス精神が旺盛である。ある時、彼女は、彼女のご主人に、買い物を電話で頼んだらしい。葉っぱ、買ってきて!、葉っぱ、シチューとかに入れるやつ!ローリエ、ローリエわかったと旦那さん。お父さん何買って来たと思う?生理用品だよ。ロリエ、これだよ と言う彼女は、ご丁寧に、自分の股に手を当てて、怒ったような表情で話している。私が、葉っぱ、葉っぱって言ったのに!彼女は、興奮して話している。つまり、彼女がご主人に、月桂樹の葉っぱを料理に使いたくて、頼んだところ、女性が生理の時に使う、ナプキンを買って来てしまったらしい。それを、彼女がとがめたら、恥ずかしいのを、我慢して買って来たご主人が、怒ってケンカになったと言うのだ。興奮して話してる彼女を見ていると、誰もが笑わずにはいられない。そう、彼女は、サービス精神が旺盛なのだ。
2005.11.05
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私は、小売業に従事している。よって、仕事上、ポップを作らなければならない事がある。パソコンとプリンター(業務用の大きなレーザープリンター)を用いて作るのだが・・・・私とこのプリンターは、相性が悪い。私が使うときに限って、やれ、紙詰まりだの、トナー交換だの、その他、訳のわからんエラーメッセージを表示して、私を困らせるのだ。そうでなくても、仕事にやる気の出ないヒラリーマンの私。普段は、仕事熱心な、上司に、頼まれない限り、自分から、ポップを作る事はない。上司に、丸投げしているのだ。たまには、よい事をしようなどと考え、空いている時間を見計らって(気の弱い私、人を押しのけてなんて、とても、とても)パソコンの前に突進して、ポップ作成にいそしんでいる。あれ、値段が違った。いけね、印刷方向は、縦だなどとやっていると・・・誰かが、私を呼んでいる。 ○○さん、早く、来て!私を呼んでいたのは、アルバイトのAさんだ。外国人の彼女は、仕事中は、髪をきれいにまとめて、お化粧をしていると、それなりに見られる姿なのだが・・・スッピンで、プラチナブロンドの髪をおろした、小柄な彼女は、どう見ても、おばあちゃんにしか見えない。な、なに、なにかあった?問題があった?お客さんの、ク、クレーム?いいから、早く、早く。血相をかえて、彼女が言う。なに?なに?私は、彼女について、小走りになっていた。(私は、小心者である)一体何事だ、こまったなあ。私の顔は、不安でひきつっていたかも知れない。もしかしたら、アルバイトのK君が、コワイお兄さんに・・・・てめええ、このやろう!ここの責任者呼んでこいなんてことに・・・そこで、たまたま休みで遊びに来ていた、Aさんが、私を呼びに・・・そんな私の心配は、杞憂に終わった。目の前に差し出されたのは、大きなロールケーキだった。まだ、だいぶ先の私の誕生日の、プレゼントらしい。忘れないで、もってかえって彼女は、早口で、吐き捨てるように言って、帰って行った。有難う。でも、脅かすなよ。
2005.10.17
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