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#宮沢賢治 #AIイラスト雪もさびしくよごれたる二月の末のくれちかみ十貫二十五銭にていかんぞ工場立たんなどそのかみのシャツそのかみの外套を着て物思ふはこゝろ形をおしなべて今日落魄のはてなれや(解説)石灰工場の技術顧問兼セールスマンだった宮沢賢治の二月末の駅前でのひとりごと。
2024.02.29
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#宮沢賢治 #AIイラスト二月みなかみにふとひらめくは、月魄の尾根や過ぎけん。橋の燈も顫ひ落ちよと、まだき吹くみなみ風かな。あゝ梵の聖衆を遠み、たよりなく春は来らしを。電線の喚びの底を、うちどもり水はながるゝ。
2024.02.28
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