しばらくお休みしていた
寝る前の読書も復活しています。
『エノケン一座の嵐』
7月に図書館から借りましたが、貸し出し期限が来ても読み終えず
9月に借り直して読み終えました。
長坂秀佳(ながさかしゅうけい)さんが
20年前に第35回江戸川乱歩賞を受賞した作品。
エノケン(=榎本健一さん)は1904年生まれの実在の役者で
今年亡くなった池辺良さんより14歳くらい年上の人。
そのエノケン全盛期の昭和初期の浅草の舞台が
事件の舞台です。
このミステリーのおかげで
「浅草6区」が特別な地名である事を初めて知ったし、
かつての喜劇界を垣間見ることもできましたが…
ソナタには…なかなか読み進めない作品でした。
それよりも、10月に借りた『プリズン・トリック』の方が
面白かったです。
遠藤武文さんの第55回江戸川乱歩賞受賞作品。
他人に成りすまして悪い事をする人もいるようですが
受刑者に成りすまして…というのは…
もともと、登場人物を覚えるのが苦手なのに
「○さんの振りをした ●が…」というあたりから
益々、名前がこんがらがって、しかも 最後の最後の結末が…えっ…
という意外なもので、読み終わってから
もう一度人物名をメモしながら斜め読みしたら
やっと 納得できました。
受賞した時の題名は『三十九条の過失』
ソナタは、こちらの題名の方が好きかも。
そういえば、江戸川乱歩賞作品『テロリストのパラソル』を
映画化した作品(古いようです)
11月3日BSフジで放送とか。
小説にはソナタが出てきます。
私ではなくて、ヘンデルのバイオリンソナタが
映画ではどうなっているのか
ちょっと 楽しみで 録画セットしました。
葉真中顕『ロスト・ケア』 2014年10月15日 コメント(10)
『襲名犯』を読んで GO! 2014年05月29日 コメント(10)
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ココア410さんComments
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