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今日、もらった感動へのお礼を綴りたい。
そう思って書いていると嬉しさがよみがえって
笑っているうちに楽しくなる。
読み返した時、また嬉しくなる。
だから、明日が楽しみ!
September 27, 2024
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カテゴリ: 木ノ下歌舞伎



三人の吉三と周囲の人々に想いを馳せて




2015年に観た時は

衝撃が大きすぎて

言葉に表しがたく



好きだな

もっと観たいなと思ったのは確か


その後、2018年のこのワークショップ

実際に物語の背景の地をたずねる木ノ下氏の映像を観た

吉原の写真もあった

アオサギに好かれた写真もあったんじゃなかったかな



2年後の『三人吉三廓初買』は
コロナ禍で中止になったけれど

三密を避けましょうの世の中

更に黙阿弥の時代とより深くリンクするという

思いがけない出来事も





今回のキャストも
キノカブ名物?の完コピ。

まずは元となる歌舞伎の映像を観て
セリフも実際に読み、動いてみる
お稽古を経て

体にしっかり原作が沁みた状態で

そこから役に自身の魂をいれてから
舞台に立っている


さらに、コクーン歌舞伎で
何度も勘三郎さんと一緒に
『三人吉三』の舞台に上がった経験がある
中村橋吾さんが立師として参加している。

以前、橋吾さんが熊谷直実を演じた時に
師である芝翫さんが細かなイントネーションも
修正している映像を観たことがある。

ほとんど問題ないような、
思わず聞き逃してしまいそうな細部。

芝翫さんの歌舞伎への誠実さと弟子への愛が感じた
瞬間でした。



歌舞伎俳優、中村橋吾(左端)の指導を受けながら

歌舞伎完全コピー稽古に励む出演者ら (水沼啓子撮影)


その当代、先代芝翫さんの薫陶を受け、
きっと勘三郎さんからも厳しく指導された
現役で活躍中の歌舞伎役者さんが
携わってくれる頼もしさ

立て以外の所作も、その存在がなによりのお手本になっているはず



​今まで歌舞伎を観たことがなかったり
黙阿弥の特徴の七五調のセリフに
ご縁がなかった若手の役者さん達には 
幾重のハードルだったでしょう

それを一緒に乗り越えて来たから
カンパニーの中に絆(連帯感)が深まった?

一所懸命 書きたい人がいて
一所懸命 演じたい人がいて

10年前は敏捷な立ち回りで楽しませてくれた人が


そして

歌舞伎の入り口に立つ人と
三度の飯より歌舞伎の好きな人が出会うところ

観ているのは至福でございます

約5時間20分の大作、木ノ下歌舞伎『三人吉三廓初買』が東京芸術劇場 プレイハウスで遂に開幕~スタッフ・出演者たちからコメント到着





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最終更新日  October 20, 2024 11:57:59 PM
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