あの大震災がなければもっと早くに再会が実現していたであろう
友達とのランチデートが、ようやく叶う。
この一年半ほど、お互いほーーーーーんと大変な毎日だった。
メールで時々、近況を報告し合って励まし合ってはいたけれど、
会って改めて生の声を聞くと、より感じることがある。
最初に出会った頃は、初めての会社員生活とファッション、恋バナ、グルメ・・・
そんな若さ溢れる眩しいテーマでいっぱいだった私たちも
今や、自分自身や夫の健康状態、親の病気や介護、義父母や義兄弟姉妹との関係
そんなことがのっけから飛び出すようになるんだから、
時の流れの速さは恐ろしい………
ホントに偶然だけど、縁あって私たち夫婦がこの町に住み始めてから、
なんとか歩いてでも会えそうに近い距離にいるのに、
いつでも会えると思っても、思いつきでぷらっと会えないほど、
私たちは日々
多くの問題と向き合っている。
だからこそ、たまの『ご近所ランチ』は私にとって貴重な息抜きだ。
彼女を癒してあげられてるかは自信ないけど、
私は彼女に会う度に、家じゃ食べられない贅沢なモノを食べ
家じゃ絶対に言えない事を吐き出してるから、
帰る頃にはお腹は満腹、頭と胸はすっきりだ。
いつ会っても最初に会った頃の彼女と変わらない
優しく可愛い心に触れ、抜群のファッションセンスとスタイルを拝んでは、
ああ私も老け込んでる暇はないのだ、踏ん張ろう
というパワーがちょっと漲る。
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今日のひとこと。「たとえば傷ついたノラ猫、保護すべきか否か?」
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