気まぐれ屋。

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2018.08.26
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カテゴリ: ヒトコトモノ
NHK『サイエンスZERO特別編~ 575でカガク!』を観た。
俳人:夏井いつきさんが、岐阜県旧神岡鉱山内に在る
スーパーカミオカンデに潜入し、東京大学宇宙線研究所:
中畑教授と俳句談義を繰り広げるという、半ば強引な
企画である。
でも、期待以上に楽しめた。
「科学と俳句は相性がいい」と夏井さん。
俳句の「見る」行為は、科学における「観察」であると。
そこで難しい科学を俳句に詠んでしまうという
今回の俳句のテーマは「ニュートリノ」。
感性や閃きの文系脳(俳人)が、物事を理論的に考える
理系脳(研究者)と直接対決するとこうなるのか!
という新鮮な驚きがあった。視聴者から事前に送ってもらった
俳句ひとつひとつを、夏井さん自ら解説するが、その度に
中畑教授が首を傾げ、訂正や否定を加える。
ふたりのモノの見方・感じ方が、見事なほどに真逆で
こんなにも考え方が違うのかと、興味深かった。
私は理数系がとにかく苦手な完全文系脳。
だからなのか、やはりふたりの話を聞いてても夏井さんの
感性には同意できるが、中畑教授の話は理解できても
やや不満の残る印象。
確かに表現というものは、特に俳句は時に抽象的で、
割りきれない場合が多い。だから曖昧さや誤差が気になる
理系脳の人には、五感や第六感で物事をまとめてしまう
文系脳の人の気持ちは、そんなに理解できない(したくない)
かもしれない。
この番組でも初めのうちは中畑氏が、ニュートリノの
俳句に季語があることに先ずケチをつけ、俳句そのものを
バッサリ斬ってしまうという、いきなりの展開だった(笑)。
それを否定してしまうと俳句じゃないと、夏井さんも
苦笑しつつ言い返したものの、中畑氏の頭は途中まで
緩むことはなかった(呆)。途中からは妥協してみせたものの、
多分この企画自体、彼は納得しなかったんじゃないか?
そんな気さえ観てる側がするくらい、理系脳は手強い(笑)。
私の周りには、やはり“類友”と言うべきか文系脳が多い。
そうなったんだと思う。
理系脳との交友関係も年齢なりにあるが、理系脳の彼氏とは
長く続かなくて、結婚相手も結局、感受性の強い文系脳に
なった。
ココだけの話。面白いことに、ダンナと血の繋がった兄弟
であっても、超理系脳の研究者な義弟とは、どんなに親戚
つき合いが長くなろうと、いまだに解り合えない(笑)。
私が喋りすぎてウザいせいもあるだろう。だけど彼は、人の
話をちゃんと聞かない。聞いていても“ここから先は余談“と
判断した時点で、耳を遮断しテキトーに頷くだけになる。
彼の性格的なものもあるかもしれないが、私の知る理系脳は、
そのタイプが多い。それか全部を理屈で言い返すかどっちか。
モチロン自分と違う考え方の人と話すのは、知らない世界を
見せてくれるから、ありがたい。でも、彼等が私の話に直ぐに
疲れてしまうように、私も頭が疲れてしまう。
だから、程好い距離で接するのが一番。
血液型と同じように、わずか2種類の脳のタイプに分けて
人を見るんじゃないと叱られそうだが。血液型以上に私は
気にしてしまうかな、これからもきっと。
因みに【四条さやか氏監修  診断テスト】では、なんと
私は 「文系・理系半々」タイプという結果に!
誰かさんの影響を受けたんだろうか? それともダンナが
『サイエンスZERO』を好きでよく観てるから、
脳が影響された??
いや、でも生物系は興味あるけど、数字の羅列を見るだけで
毛は逆立ち耳が寝て後退りするので、私の中に理系の
成分が微塵もないのは間違いない。
★  ★  ★  ★  ★
今日のひとこと。「祝30th.SING LIKE TALKING





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最終更新日  2019.03.19 11:35:41コメント(0) | コメントを書く


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