気まぐれ屋。

気まぐれ屋。

2019.01.17
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カテゴリ: ヒトコトモノ
学生さんの動きが、いつもと少し違って見えると
思ったら・・・
今週末が 大学入試センター試験、なのか。うーん。大変だ。
私の周りでもここ数年、子供の大学進学の話を耳にする。
幼い頃に 無邪気に遊んでた友達や親族の子供も皆、
知らぬ間に立派になり、キャンパスライフを楽しんでいる。
義弟の娘もあっという間にそんな歳になったが、 内部進学が
決まっているとかで、入試の心配もなく 気楽そう。
自慢じゃないが私個人の大学入試は、私が最後まで
自分の夢を譲れず、 直前で進路を変更してドタバタだった。
親は 娘をできるだけ手元に置いておきたかった。そして、
親族と同じように 教師になってもらいたい&なってくれる
もんだと思い込んでた。 親の言いなりだった私は、その
期待に応えるべく、国公立コースに在籍したものの、
数学も物理もちんぷんかんぷんな私が、5教科で
バランスよく点を取り、 国公立受験に合格できるわけがない!
本音は自分の得意分野で勝負したかった。そして、
まだ見ぬ東京に出て、将来仕事で 自分の夢を叶えたかった。
そんな 想いが最後に爆発して、最終三者面談で受ける
大学を私が全部変更した。周りの意見もそこそこに。
よって、この時季あまり“充実”していたとは言えない。
当時は今のセンター試験とは別の形式で。だから
今の受験生の苦労は分らないけど、 私は私でそれなりに
大変だったな~と。 “色んな意味”で、そう思う。
受験直前に父が脳梗塞で倒れた。あと少し発見が遅ければ、
半身麻痺やその先の悲しい結末が、待っていただろう。
たまたま私がその場に居合わせ、父は 九死に一生を得る。
そんな時でさえ、 私の頭は大学進学の事でいっぱい。
母に放った言葉が、今でも忘れられない&消し去りたい。
父や家族が大変な時に、 「大学に行けなくなるぅ!」と叫び
泣いた。 馬鹿か!ほんとこの娘は 自分のことしか考えてない。
あの泣き喚いてる 自分の愚かな姿、今も恥ずかしくて
忘れられない。
父は高血圧だが酒もタバコも嗜まず、スポーツマンだった。
だから 医師曰く、「血管が綺麗」なのだそう。それで
幸運にも何も支障なく、 もとの暮らしに戻れた。
そんな 父の運の強さに救われ、 私が進学できたくせに!
父や母の苦労を、あの頃の私は大して考えてなかったのか?
上京して 独り暮らしを始めてやっと、その時の “父の奇跡”に
感謝し、 親の有難みを痛いくらい感じるまでになれたのだが。
あの時。父がもし元通りに復帰ならず、 私達家族の運命が
別の方向に向かってたら・・・。
今はかなり時間が経ちすぎて、 仮定の話など考える暇もない。
でも、当時は何度もこの “運命のいたずら”について、
あれやこれやの場合を、考えていたように思う。
こんな過去の上に、何とか勝ち取った大学への切符。
入った大学は、 どうしても入りたい大学ではなかった。
受験間際に決めた大学だから、 確実に入れる所で
希望する学科があったから、というのが正直な理由。
ついでに言うと 近所のカッコいい先輩が、
二年くらい前に 合格したのを噂で聞いて、大学名が
頭に残ってたから(苦笑)。
そんな クダラナイ理由で入ったもんだから、
大学もそれなりに楽しい時もあったし、今でも関係の続く
友達もできたけど・・・なーんか 中途半端だった印象。
もっと勉強に打ち込んで、今も自慢できる大学生活だったら。
何かがうまくいかない度に、その後何度、後悔したことか。
もしもあの時、私がもっと早くから進路を定めて、
本当に行きたかった大学を目ざしたら・・・とかナントか。
でもあれこれ考えたところで、 “私の行きつく先”はきっと
そんなに変わらないように思う。
なぜなら、 私は私でしかない、から。
大学は、 人生を決める最終ゴールではなく “通過点のひとつ“
に過ぎない。特殊な学問を学べる所なら、そこでしか
得られない知識や経験が身につくだろうけど。私が行くような
大学それも文学なんか、” 社会の何に具体的に役立つんだか”な
就職活動で最も煙たがられる学部とか、ほんと頼りない。
社会に出れば、いかに大学という学歴が“役立たない”かが
分かる。もちろん、いまだに大学の派閥で成り立ってる
ような古臭い体質の企業もあるだろう。また実際に大学の
研究が、仕事に活きてる人が居るのも知っている。
ただ、私が選んだ エンターテインメント系の業界に限って
言えば、 学歴など何の意味も持たない。この世界では、
実力がモノを言う。人とのコミュニケーション能力、
他にないアイディアやセンスを発揮する力、
周囲の空気を読む力、フットワークの軽さなど等・・・
全てに於いて、”人間力”が重要になる。
相手がどんな学歴かよりも、逆立ちしても追い付けない
凄い能力を持ってる人に、何人も出逢い嫉妬した。
どんなに受験を頑張って 偏差値の凄い学校に行ったとしても。
東大出て大手新聞社を辞めた人間が、私に毒吐かれながら
一緒に雑誌を作ってた。それでも 彼はいつも幸せそうで。
東大に通ってた頃よりも、新聞社に居た頃よりも、
あんなふざけた雑誌を作りながら、一番欲しかったモノを
手に入れて楽しそうだった。そして今もそんな生活を
飽きずに続けている。むしろ、 ますます輝いている。
ま。一流大卒でもない私に言われたくないだろうが。
今、 必死で頑張ってる受験生に、私から 勝手な贈る言葉を。
とりあえず 今は目の前の目標に、全力で取り組んでみよう。
でも 稀に叶わないこともある。縁起でもないが、たとえ
第一希望がダメだったとしても。 そこで人生が完全に終わる
わけではないから。 少しだけ落ち込んだら、また前を向こう。
今がダメでも、 将来の夢が確かなら、遠回りでもいつか
必ず辿り着く時が来る。その時は “チャンス”を逃さないで。
大学生は就職組と違い、子供でもないけど大人でもない
みたいな ”モラトリアム期”でもある。 ある意味気楽で、
確かに楽しいことも多いけど、 無駄も多い。
4年で無事に卒業したって、私みたいに就職でまた
苦労する人はする。大学に入ること、それだけで人生が
決まるわけじゃない。
それよりも、それぞれが 最後に辿り着く場所、
そこまでの経験。
これこそ、 自分にとって何よりも意義のあること。
★  ★  ★  ★  ★
今日のひとこと。
「24年…今も忘れないよ。あの街を再び訪れる夢もあるから。」





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最終更新日  2019.03.14 11:20:14コメント(0) | コメントを書く


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