気まぐれ屋。

気まぐれ屋。

2025.09.26
XML
テーマ: 気になる言葉(4)
カテゴリ: ヒトコトモノ

頭が ​下がる ​」 頭が ​上がらない の文を ひとつずつ 書きなさい。
例えばXで世の中に問い掛けたら、一体 どのような文章 が集まるだろう? もちろん、この 二つ の慣用句は 似て非なるもの である。

長年にわたり職業柄、 若い世代の言葉に触れて きた。自分の子供は居ないけど、その分、仕事を通じて 幾つもの時代の 『​
には 目を向けて きた。その中でも 若者の発する『言葉』 、これが何より興味深い。いつの時代も 『使いがちな言い回し』 があり、今の時代も毎日のように “???”な頻度高めの表現 を見聞きする。その度に 現代を生きる若者の言葉の用い方 を、私なりに調べては 膝を打ったり 首を傾げたり ・・・実に面白い。

そして最近、 気になって仕方のない慣用句 が、上の二つである。なぜなら、この 二つを“同じ意味”だと思って使っている若者 が、 意外と多い から。この一年
私が関わった 学生を見ても、 頭が ​下がります 」と言うべき ところで 「頭が ​上がりません 」を用いる人のなんと多い こと !  ​​​せっかく 良い慣用句を知っていても、正しく理解して用いられなければ、 ただの 残念な人 になる。

昨日目にしたXで、まさにこの話題で盛り上がっていた。
​『夫が 無言の 帰宅』 という意味を “文字通り”に捉え、
発信者に“悪気なく失礼なコメント” を結構な人数 が送っている・・・という有り様😲  『活字離れ 』が指摘されて久しい。しかし、たとえ読書を全くしなくても、 日頃スマホを長時間弄って いれば誰しも、一日では処理しきれない程の 莫大な文字情報に触れている ハズ。
その上、 SNSを使いこなして 自分の考えを躊躇なく毎日発信 したり 他者の考えを読んだり していれば、 不特定多数を惹き付ける ための ​“書く​力” は​​ それなりに身につく だろうに。
そういう 誤った言葉の用い方 を見る度に、 「発する前に、言葉の意味を確認しないのかな?」 と不思議に思う。それこそ スマホで検索 すれば、 言葉の意味だけでなく例文まで ご丁寧に直ぐに明示してくれる 便利な時代 なのに。
『夫が 無言の ​に対し、全く逆の トンチンカンなコメント をした人達はおそらく、その慣用句を知らないという前に、​ 物事 の状態を ​​ ​​点でしか見ていない のだろう。つまり 『文脈を読む ​​​力​​​ 』(物事を​ ​線で読む力 ​​)​がない​​ のだ。

​​
因みに。件の話題は更にエスカレート中。今見たら、 『#湾曲表現』 っていう 新たなパワーワード がっ! それを言うなら 『婉曲 表現』でしょ???😹 発信者に 突っ込む側がこんな恥ずかしい間違い をするようじゃ、“ 問題”は若者の言葉の誤りだけじゃなさそう だわ😯  そういう誤解や失敗を笑って 済ませられればいいけど、 言葉は時に凶器にもなる ので、笑ってばかりもいられない。
言葉を持つ人間 として、 美しい日本語を持つ国民 として。 言葉を世に放つ のなら、 自分なりに賢明で温かい表現 を用いたい。

試しに、この文章にも 意図的に色んな慣用句 を盛り込んでみた。
さて、私の選んだこれらの表現とその 文意 が、 どれだけの人に“
正しく ”伝わる んだろう?(ってか、誰ひとり読んじゃいないか😓💦)

★  ★  ★  ★  ★​​
今日のひとこと。
「馴染みあるカフェがまた閉店・・・世知辛い世の中だ😔」



​今日のイベントの抽選外れ組😢
生きてるうちに生風見たい!かじぇ~♪


​​​​​​​​​​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025.09.26 18:48:01
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

カレンダー

プロフィール

びー。

びー。

コメント新着

びー。 @ Re[1]: メジャーコードさん📺へ >今回の朝ドラは初めから今日までずっと…
びー。 @ Re[1]:メジャーコードさん🎸へ その壱 お元気そうで何よりです🍀 >びー。さん…
追伸 メジャーコード@ Re:生きる よろこび。(08/22) 今回の朝ドラは初めから今日までずっと面…
メジャーコード@ Re:生きる よろこび。(08/22) 久々来ました(*'▽') 何者かに…
びー。 @ Re[2]:メジャーコードさん、間違いお詫び なんか色々打ち間違ってるけど、仕事戻ら…

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: