きまぐれうさぎ

きまぐれうさぎ

PR

×
2010.09.19
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
いくつになっても恋は思い通りにはいかない。けれど、切なくて、愛おしい。
豪華女性作家陣による恋がテーマのアンソロジー。



唯川恵「ラテを飲みながら」
恋愛を通して成長する女性を書かせたら右に出る者はいないと思われる作者の本領発揮な作品でした。この作者は恋愛小説が巧みであることは言うまでもないのですが、個人的には女同士の関係の描き方の方に魅力を感じます。短い中にうまくまとめられた良質な作品でした。

山崎ナオコーラ「電車を乗り継いで大人になりました」
劇的なことはあまり起こらないのに、飽きずに最後まで読めてしまう作品です。
大人の恋を描いた、妙にリアルな作品でした。

朝倉かすみ「アンセクシー」
恋愛は綺麗なだけではないと思うのですが、この作品は綺麗の裏側に焦点を当てた、苦さ感じる作品でした。


仕事は出来るけれど女子力は低めな主人公の恋愛をコミカルに描いた作品。難しいこと抜きに、ひたすら楽しく読める作品です。

南綾子「雪女のブレス」
マンネリ化してきた恋愛を軸にしたこの作品。普通に読めましたが、主人公や展開にあまり進展が感じられなかったのが残念でした。

小手鞠るい「無人島」
詩の様に恋愛模様を綴った作品でした。同じような経験がある人は入り込んで読めると思うのですが、そうでない人は少し冷めた目で読んでしまうような、読む人を選ぶ作品かもしれません。

豊島ミホ「銀縁眼鏡と鳥の涙」
唯一男性、しかも高校生が主人公の作品。主人公が女性ではなかったせいなのか何なのか、いまいち共感のしづらい作品でした。登場人物の誰にも魅力を感じることが出来なかったのも少々残念。

井上荒野「粉」
とても潔いタイトルなのですが、なかなか一筋縄にはいかないテーマを孕んだ作品だったと思いました。表面的にはさらりと過ぎてゆく日常を描いているのですが、その根底には黒いものが流れているというような、うっすら不安を感じさせる作品でした。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010.09.19 20:50:24
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ぷるんつ

ぷるんつ

コメント新着

ぷるんつ @ Re[1]:「月桃夜」遠田潤子(04/28) reichel!さん、こんにちは! >久しぶ…
reichel! @ Re:「月桃夜」遠田潤子(04/28) こんにちは。 久しぶりにコメントいたし…
ぷるんつ @ Re[1]:三浦しをん「木暮荘物語」(02/14) もりのゆきさん、こんにちは! >わた…
もりのゆき @ Re:三浦しをん「木暮荘物語」(02/14) こんばんは わたしも最近読みました。 …
ぷるんつ @ Re[1]:瀬尾まいこ「卵の緒」(01/31) きたあかりさん、こんにちは! >「瀬…

フリーページ


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: