こっぱんの日記

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2007.01.22
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カテゴリ: 美術・博物・展示
今日は、午前中は、在宅でメールの返事、俳句まとめの修正、キッズクラブ活動の報告書作成などの雑事を済ませ、午後は、梅田大丸で開催中の「ピカソとモディリアニの時代展」を見に行き、そのあと、ヨドバシカメラを覗いた。

「ピカソとモディリアニの時代展」は、フランスのリール美術館所蔵の近代絵画を100余点一堂に展示したもので、さながら近代美術史を概観しているようで、迫力満点の展覧会だった。展覧会は、次の4章に分けられていた。

 第1章 ピカソ/キュビズムの世紀
 第2章 モディリアーニ/幻術の都パリ
 第3章 ミロ/シュルレアリズムから抽象画へ
 第4章 ビュッフェ/二極化する具象表現

第1章では、ブラック5点、ピカソ8点、レジェ6点、ロランス4点の作品が展示されていた。
第2章では、モディリアーニ8点、ユトリロ1点、ルオー3点、パスキン1点、キスリング1点の作品が展示されていた。
第3章では、ミロ3点、マッソン1点、ガルシア1点、ボレス1点、スタール1点、シャルシューヌ2点、シャボヴァル2点、ケルマデック2点、ヴァザルリ1点、ポリアコフ2点、クレー3点の作品が展示されていた。


平日なのに、かなり多くの観客があった。今日は、作品も多く作家も多いので、少し解説を聞きたいと思い、音声ガイドを借りて聞きながら観覧した。音声ガイドは28の作品に付いていたが、平均して1回半くらい聞いたので、一通り見終わるのに1時間ほどかかった。ビデオの上映はなかった。

名前を聞いたことのない作家もあったが、キュービズム、フォービズムなどの影響を受けながら、独自の画風を築いた画家たちの個性が比較できて、いい展覧会だったと思う。

ピカソは長生きしたが、モディリアーニは病弱と貧困のため、35歳の若さで亡くなったことを知り、ユトリロの不遇を思い出した。

写真は、モディリアーニ「母と子」、ピカソ「帽子を被った女」、ブラック「家と木」、ビュッフェ「メロンのある生物」、ミロ「絵画」、モディリアーニ「肌着を持って座る裸婦」、ルオー「座る裸婦」(いずれもパンフレットより)
070118picaso.jpg





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Last updated  2007.01.29 11:07:00
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