こっぱんの日記

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2013.01.26
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カテゴリ: 俳句・エッセイ
今日は、午前中は、エッセイの宿題の構想を考えたり雑事で過ごし、午後は、伊丹の柿衛文庫で開催された講演会「碧悟桐と子規・虚子」に参加した。

講演会は、現在開催されている展示会「寄贈コレクションによる俳句のあゆみ2 山頭火、碧悟桐、秋桜子、誓子、草田男」の関連行事として行われたもので、講師は坪内稔典氏だった。

最初に展示会を見て、講演会を聴き、そのあとまた展示会を見た。展示会には、5俳人とその弟子の色紙・短冊の作品および句集など330点が展示されていた。

講演は13時30分から15時まで行われ、碧悟桐の俳句、書の紹介、子規との師弟関係、虚子との交友関係についていろいろな事例を交えて説明された。興味深かったのは、

1.碧悟桐の俳句で一番有名な句は、
    赤い椿白い椿と落ちにけり (23才の作)
 で、2番目に有名な句はないということ。

2.碧悟桐は俳句より書の方が有名であること。
  弟子も同じような字を書いた。



4.虚子は守旧派、碧悟桐は新傾向。

5.自由律俳句の祖。

6.松瀬青々の娘と結婚。

7.「引退の辞」を書いて引退した。
  煎餅屋をしたかったが果せず死去。

画像は、パンフレット、講演配付資料、講演会スナップなどより。左より、中村草田男「降る雪や」、種田山頭火「木の芽や」、河東碧悟桐「梅遠近」、同「踏んで来た」、同「猫図」、山口誓子「海に出て」、種田山頭火「こうろぎに」、水原秋桜子「機の音」、河東碧悟桐「山をやく」。





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Last updated  2013.01.26 21:03:38
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