Earth Color

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

こっちゃん19770826

こっちゃん19770826

Calendar

Archives

November , 2025
October , 2025
September , 2025
August , 2025
July , 2025
June , 2025
May , 2025
April , 2025
March , 2025
February , 2025

Category

はじめに

(0)

MBA留学

(97)

開発・環境問題

(74)

旅行

(25)

投資銀行

(9)

空手

(5)

その他

(47)

Comments

こっちゃん@ナイロビ@ みんなありがとう! みんな、メッセージありがとう! これか…
yuko miz@ Re:この1ヶ月どこをほっつき歩いていたか(06/01) 素敵な旅ですね! ヒルズでの一枚、お上…
yuko miz@ Re:エピローグ - ぶれない強い気持ち(06/09) おめでとうございます!
あにき@ 卒業おめでとう! こっちゃん、卒業おめでとう! 本当に充…
な,@ こっちゃん、おめでとう! 本当にすばらしい2年間でしたね!! ブ…
January 25, 2008
XML
カテゴリ: MBA留学

Learning Teamのメンバーたちとのディナー

新年だし奮発しようということで、 ボストン一との呼び声が高い日本食レストラン「風雅居」 へ。


ここで 重大発表 が!

Learning Teamのメンバーの インド人Aが婚約発表 をかました。

しかも、お相手の女性は、 インド式のお見合い で出会った人らしく、
インド式のお見合いとはどういうものなのか 、メンバーから質問が続出。

そこで、Aが日本酒のおちょこ片手に、お見合いのプロセスを説明してくれました。



Aの実家は、 インドでは大層な一族 らしく、お見合いでいい相手を見つけなさい、というプレッシャーが前々からあったそう。

Aが結婚しようという意志を固めたのが昨年の4月。
そこから数ヶ月、Aのお父さんは、地縁や血縁を頼って、ありとあらゆる縁談を探したそうだ。

Aは、名門インド工科大学(アメリカでハーバードに入るよりずっと難しいといわれる)を卒業して、アメリカの会社で働き、ハーバードの留学しているわけだから、
インドでは半端じゃないエリートで、 お見合い市場においては、強力なマーケット・パワー を持つ。

あれよあれよという間に 百件以上(!!)の縁談 が舞い込んできたそうだ。

日本でもお見合いはあるけれども、 入り口の時点でものすごい数の縁談を検討する 、というのが、インド式の徹底してるところ。
さすが、インド4千年。やることが果てしない。


そこから、Aのご両親が、 家柄 学歴 海外生活は大丈夫か 、などなど、いくつかの基準を設けて、ふるいにかけて、一気に一件まで絞り込んだそうな。


その絞り込まれた女性は、シンガポールで働いているらしく、 ボストンとシンガポールで初めて国際電話をしたのが8月
最初の電話でいきなり意気投合 して2時間以上話しこんだそう。
そこから、 電話での遠距離恋愛 がスタート。

当事者二人が遠距離恋愛している間に、インドに住む親同士も会食などをして、 外堀は着々と埋まっていった そうな。


そして、冬休みに、 初対面、あらためて意気投合、婚約 というステップが一気に進んだそう。


しかし、 実質初対面で結婚ってのもすごい よなあ。
よほど、ビビッときたんでしょうね。

それはそれでpureな話で、僕としては結構感動しました。


フィアンセさんは、6月の卒業式にボストンに来るらしいので、どんなに素敵な人なのか、会えるのがいまから楽しみ。
そして、 結婚式参加でインドへ初の上陸を果たす、というのが僕の目論見 です。

秋に結婚式を挙げたあと、冬からAの勤務先であるサンフランシスコで二人で暮らしはじめるそうです。


それにしても、すごいのが、 遠距離かつ短期間でありながらも、結婚という人生で一番大切ともいえる意思決定をやってのけたこと

ビビッときて恋愛というのと、ビビッときて結婚というのじゃ、わけが違う。
特に、 国境を越えて 、結婚という意思決定をできるのはほんと大変なことだと思います。

エコノミストがやるみたいに、生涯にわたる効用を現在価値に割り引いて、さっくり意思決定できれるのならば、話は単純だけれど、
もちろんそうはいきません。
短期的にはものすごいコスト が発生するし、今まで生きてきた分のサンクコストだってある。

特に、フィアンセさんにとっては、結婚してアメリカに来るわけだから、キャリア・チェンジも必要だし、家族からもより離れた場所に移ることになる(アメリカからインドは実に遠い!)。
それらの壁を乗り越えるには、本当にAのことが大好きで、信頼できるかということを、入念に考えなきゃいけない。

Aだって、結婚するとなると、いままでみたいに好き勝手に飲み歩くわけにはいかないし、いろいろな調整が必要なはず。
アメリカがはじめての奥さんをうまくケアしてあげることだって、決して簡単な話ではないはずだ。

それに加えて、 一般的に、何かをやらない理由を見つけるほうが、何かをやる理由を見つけるよりも、簡単なのかもしれない


だから、きっと、そんなに簡単な意思決定じゃなかったんだと思います。
最後に二人の背中を押した真のドライバーが何だったか 、というのは、すっごく聞いてみたいんですけど。。。)

でも、そういう 諸々の事情を乗り越えて、結婚するという結論に至った二人の意思決定は絶対に正しいものであってほしい し、
二人の永遠の幸せを心から祈りたいと思います!


*         *         *


Aの婚約発表のあとは、めくるめく恋愛話になり、
当然ながら、残る独身のM(アメリカ人女性)と僕が、既婚者のインド人夫妻とオーストラリア人夫妻に、
「お前たちも何かネタはないのか?」と詰められる。

しこたま酒を飲んで 恋愛話でも盛り上がって、最後は独身者が詰められる展開 って、世界中どこにいっても変わらないものですなあ。。。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  January 25, 2008 10:38:08 AM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: