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オリンピックはスポーツの祭典、選りすぐりの選手が国の威信を賭けて戦う。数々の国内予選を勝ち抜いてきた選手は皆根性と努力の人だろう。彼等の勝負の執念と、目標に向け命をかみ合わせた意思を感じるのは私だけでないだろう。勝負は、勝ったか負けたかの世界、仮に100人の選手が居たとして最後まで勝てるのはたった一人、残り99人はどこかで敗北することになる。勝ったか負けた、は結果であってそれ自体がスポーツでない。今と今に至る過程の、命の燃焼が人々に共感を与えると思う。私は、パラリンピックは障害者のものと漠然と思っていたが、そうでないらしい。子供のバレーボールがネットを低くして競技するのと同じように、体力に応じてルールを変えたのがパラリンピックだと。どんなレベルの人であれスポーツを楽しむ権利があり、平等とはそういうことだ。人生だってスポーツ同様、皆平等に楽しむ権利がある。人生とは人が生きると書き、生きるとは今を生きるしかない。変な言い方だが過去も未来もなく今しかないのだ。トラックバックのように「人はボートを漕ぐように後ろ向きで未来に入っていく」という。そこでは未来は分からないにしても今は過去の延長で成り立つことを暗示する。しかし愛する人を失い、または一から人生をやり直す人にとって過去は捨てなければ今が無い?その昔学生時代に教壇に立った先生は「学問にあれだけの(今を生きる)真剣さがあるか?」と語り休講になった。その先生は前日TVのプロレス試合で感激し二日酔いだったのである。オリンピックは四年に一度、スポーツを通して今を生きることを呼び起こしてくれる。感激して飲み過ぎぬよう・・・
2008年09月07日
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