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May 13, 2020

■理想どおりでないといけないんやろか？

テーマ：人生、生き方についてあれこれ(2839)

カテゴリ：生き方

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自分の理想があるのに、それに全く到達できなくて、
自信をなくしたり、イライラしたり、
まじめで、責任感のある人はつらいでしょう。

でも、私は思うやけど、なぜ、
理想どおりでないといけないんやろか？
それは、誰のためなんやろか？

中途半端でええんですよ。
そもそも完ぺきなんていうものは、

一見そう見えることだって、よくよく
話を聞くとイメージと全然違った！
そんなことはいくらでもあります。

結婚するパートナーについてもそうだし、
仕事もそう、それにまつわる人間関係も同じです。
どんなに素晴らしく見えることでも、ふたを
開けてみたら、何が飛び出してくるかわかりません(笑)
誰もが人に言えないような事情を抱えているんですわ。

出典元 ｢心に折り合いをつけてうまいことやる習慣｣
おすすめ度５
著者名中村恒子 (著), 奥田弘美 (著)

　■■※　まゆの「つぶやきコメントときどき解説」
…………………………………………………………………………………………

「任されている仕事が自分の理想通りにできず、
　同僚に比べて遅れをとることがよくある。
　子どもの熱や突発的な用事で職場に迷惑をかけることも

　お母さんたちと比べると手の込んだこともできないし、
　きめ細かくめんどうを見てやることはできない」

こんなふうに思い悩み、完ぺきを目指しすぎで、
自分を追い込んでしまう人が多いと中村先生は言います。
でも現実はだいたい何事も、自分が思い描いていたより、
レベルが下回ることが多いとも。だから、

「完ぺきを目指して挫折するよりも、
　不細工な形でも続けていくことのほうが、
　大事なんやないかと私は思います。

　ここだけは超えたらアカンという一線を
　一応決めておいて、それを下回らないようにがんばる。
　下回らなければ、中途半端でもええ。
　そんなふうに切り変えてみると、
　あとは、「なるようになっていく」もんです」

無理に自分を理想に追い込まないで、
生きていくことが大切だということです。
特に今のような状況では、ね。

■今日のおすすめ本

タイトル：「ゆっくり」でいいんだよ
著者：辻信一
出版社：筑摩書房 (2006/09)
おすすめ度：４．５

文化人類学者、環境運動家の著者が、ゆっくり生きること、ゆっ
くりの知恵、恩恵など、楽しいスローライフの真髄を、教えて
くれる本

著者は、こう問いかけています。
「自分が「どんどん忙しくなってゆく」と感じている人が多い。
　時がたつ速さを嘆く人は大昔からいんだろう。
　しかしそれにしても、時が加速度的に速くなっていくようで
　何かがおかしい、と感じる人が増えているようだ。
　ぼくたちはたいがい「時間に追われている」か「時間を追い
　かけている」かのどちらかだ。
　でも結局、この二つは同じことらしい。
　さて、一度じっくり考えてみた方がよさそうだ。
　「時間がない」とか「足りない」というのは、いったいどういう
　ことなんだろうか？」

★詳細はコチラから↓
｢「ゆっくり」でいいんだよ｣

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