August 22, 2011
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不審に思いましたのと、幸い早朝で通行量もありませんでしたから、徐行して車を覗き込むと…ドライバーはヘッドレストに頭を押しつけて微動だにしておりません…えっ!「まさか死んでたりして」と思い車を左に寄せて止めハザードをつけて不審車にドキドキしながら近寄って再度覗き込むと…

半分空いた運転席側の窓から聞こえてきたのは「いびき」でした。一瞬ほっとしましたが脳卒中などで倒れるといびきをかく事がある事を、常に勉強することを命題としているわたくしは「普通救命講習会」で学んでおりましたので更に近寄って確認すると…

ドライバーが電気ショックでも受けたようにぱちっと目を開けてこちらを見ました。完全に目が合ったので、覗き込むわたくしに狼狽していたようでしたが、周囲をぐるぐると見回した後やっと状況が理解できたようで、アクセルを大きく踏み込んだ音がマフラーから聞こえてきました。しかしどうやらPレンジに入っていたらしく空ぶかし音がむなしく響くだけで車はまったく動きません。2,3回アクセルを踏んだり戻したりしてその事に気がついた運転手は慌ててシフトレバーをPレンジからDレンジに勢いよく叩き込み猛ダッシュしてその場を去って行きました。(チキチキマシン猛レース並みのダッシュで…)

わたくしはその場で呆然と走り去る車を見送りましたが、どうやら不審車の運転手は信号待ちをしている間にうっかり寝てしまったようでした。わたくしが車に近寄りドアを見ると「○○代行」と、シールが貼ってありましたので、きっと運転手は夜勤で寝ていなく、また客足もなくなったこの時間帯になり睡魔に負けてしまったようでした。

しかし、プロのドライバーであるのなら、幹線道路のど真ん中で寝込んでしまうような事は決してあってはいけません。もしあのドライーバーがPレンジに入れていなかったら、クリープ現象でジリジリ動き出した車が前者に追突したり、赤信号の交差点に進入したりして大事故になる事も考えられたのですから…

わたくしも、札幌と士別を3時間30分かけて車で走る事が多いので、「寝不足運転は厳禁」をしっかりと胸に刻み込みながら、コイン洗車場へと車を走らせました。


大都市札幌の週末の夜は、夜9時には人通りもなくなり真っ暗な中に秋の虫の音が響く田舎の夜とは違い、気持の良い日差しが差し込む時間になっても夜がまだ続いている若い人も多くいますから、こんな事ぐらいは珍しい事ではないのかも知れませんし、わたくしも20代の前半には昼夜逆転生活をしばらくしておりましたので、夜が明けても酔っていて大声を出したり、青い顔をして道路の脇にしゃがみ込んいたりしている若い人を見ても全然不快には感じませんが…

見るからに「おいおい若いたってあんたはまだ高校生か中学生じゃないの?」と聞きたくなるような子供達が、酔っぱらい丸出しで自転車数台で二人乗りしながら通りをギャーギャー言いながらフラフラと走っているのを見ると…

「こらっ!まだ朝帰りは早いんじゃないのか?」と、説教の一つもくれてやりたくなりますが…近寄って来た子供達がどこの国生まれか分らないような髪の色で、耳だけでなく鼻や唇にピアスをつけていたりするのを見ると、つい道路の端に寄って道を譲ってしまう自分が情けなくなったりしますねぇ~

まぁ小心者のわたくしは、自分の子供がそうならないように気をつける事ぐらいしか社会に貢献する事は出来ないようです。





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Last updated  August 23, 2011 08:13:27 AM


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