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2006.01.14
大和ツアー・一日目
(2)
テーマ:
国内旅行について(2998)
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カテゴリ未分類
広島まで戦艦大和を見に行ってきました。
と言う事で、今回訪れたのは広島県の尾道市にある日立造船に作られた、映画「男たちの大和」の撮影のために作られた戦艦「大和」の実物大セットと、同県呉市の大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)に置かれている「大和」の10分の1模型です。
映画「男たちの大和」は辺見じゅん氏の同名のドキュメンタリーを原作とし、「大和」最後の出撃となった沖縄水上特攻を描いています。と言っても、私はこの映画を見に行っていませんし、出演者が納得行かないので見に行く気も無いのですが。
ですが、かつて日本が建造した史上最大の戦艦が一部とはいえ再現されているとなれば、話は別です。これだけでも見に行く価値があります。友人知人にも声をかけ、総勢7名となった大和ツアー一行は東京を飛び立ちました。
広島空港に降り立ち、セット入場券と高速バス・渡船(セットは本土ではなく、尾道の対岸の向島にあるので、船がないと行けません)の往復券がセットになったツアーチケットを購入。広島からバスで一時間あまりの尾道へと向かいます。
尾道と言えば、「転校生」「ふたり」など大林宣彦監督の作品群の舞台ともなった映画の聖地でもあり、そこで「男たちの大和」が撮影されたのも、地元の熱心な協力あっての事でしょう。バスが尾道駅前に到着すると、目の前の海峡に面した岸壁には映画の幟がはためき、その向こうに早くもその姿が見えました。
大和です。感嘆の声を上げつつ、一行は渡船で対岸へ。桟橋に上がれば、セットのある日立造船はすぐそこです。ただ、正門からセットまでちょっと距離があり、また元々造船所と言う事で、勝手に歩き回られると危険と言う事か、シャトルバスに乗らないとセットへ行く事はできません。逸る気持ちを抑え、長い列に並びます。
「おお~……お? 意外と小さい?」
このセット、実際には「大和」の全てを再現したものではありません。艦首から190メートルまでの左舷側と前甲板、艦橋構造物の一部のみを再現し、映画では欠けた部分はCGを使って再現していました。
それは知っていたのですが、その事を差し引いても、周りに造船所のジブクレーン(高さは50メートルくらい?)がある事を考えても、やはり小さく感じます。なぜだろうと思って近づいてみて、私は気づきました。
このセット、船体が低いのです。
以前に自衛隊の護衛艦に乗った時は、甲板から海面までの高さは3~4メートルはあったと思います。ですが、このセットでは甲板は海面……はないので、地面から2メートルほどの高さしかありません。それであまり大きく見えないのでしょう。高さというのはボリューム感を出すためには重要な要素のようです。
ですが、その小さいと言う感覚は、実際に甲板に上がってみて霧散しました。
とにかく幅が広いのです。「大和」の船体は最大で39メートルの幅があり、これは現代の護衛艦の倍近い数字です。
そこに据え付けられているのが、46センチ主砲。実物はそれだけで護衛艦並みの3000トンもの重量を持ち、1.5トンの砲弾を40キロも飛ばす事が出来たという、とてつもない大砲です。
もちろんセットのものはベニヤで出来たハリボテなのですが、さすがにこれだけ大きいと迫力満点です。唸りつつ甲板を艦首方向へ歩き、先端部分で写真を数枚。
続いて艦橋構造物を見ます。ここは前部艦橋の上部と煙突、それに後部艦橋の周りが再現されていないのですが、雛壇状に形成され、各段に高角砲(飛行機迎撃用の砲)や機銃をハリネズミのように装備した様子は、確かに鉄の大要塞と言った感じです。
映画の撮影中は連日爆発シーンや火災シーンが撮影されていたそうで、さぞかし近隣の人々にはやかましい騒ぎだったと思うのですが(笑)、私だったら喜んで毎日見学にいったかもしれません。
舷側には25ミリ機銃がずらりと並んでおり、さすがに手狭な感じです。実際の戦艦「大和」では、完成当時はこれらの機銃や下段の高角砲は装備されておらず、ここには三連装の15.5センチ副砲が置かれていました。その頃はすっきりとした印象で、私はこの頃の「大和」の方がデザイン的には好きだったりします。
ここまで来ると、セット自体の見学は終わりになり、下艦しなくてはなりません。名残惜しいながらもセットを離れ、食堂に向かいます。この食堂は撮影中にスタッフが使っていたのをそのまま見物客のために開放したものだそうですが、わけあってここでは食事をしません。一応ラムネソフトクリームだけ買いました。微かにラムネっぽい酸味が感じられる、なかなか美味しいソフトクリームです。色はちょっと身体に悪そうですが(笑)。
かつての海軍では熱帯地方での行動も多かったので、どんな艦にもラムネの製造機械が置かれていたそうです。砂糖と水と炭酸ガスがあれば手軽に作れる飲み物だけに、貧乏だった当時の日本にはうってつけでしょう。一方、アメリカの艦にはアイスクリーム製造装置がついていたとか。牛乳を持ってくることを考えると、ラムネよりは贅沢ですね。
この食堂の二階は映画の資料館にもなっていて、撮影に使った小道具や、艦内セットの一部が再現されていました。目を引いたのは「精神注入棒」。体罰に使う道具で、私は座禅で喝を入れる杓みたいなものを想像していたのですが、野球のバット並みの太い棍棒でした。これで体罰を与えたら死んでしまいそうです。
「大和の建造費は、当時のお金で約1億5000万円。これは現代に換算して2700億円にもなるそうです」
「この造船所のクレーンは、夜にライトアップを行っています。実に素晴らしい事に、照明をあてると錆が目立ちません」
といった言葉の度に、乗客一同感心したり笑ったり。最後に
「皆様、本日はありがとうございました。私、尾道市長……」
え、まさかこの人市長さん!? という乗客の驚きに
「……に成り代わって御礼申し上げます」
というオチをつけ、爆笑を誘う名人芸も聞かせていただきました。
渡船で本土に戻った私たちが向かったのは、本場・尾道ラーメンの店でした(笑)。これもここにきた目的の一つです。大和帰りと思しき人々の列に並び、ようやく食べた尾道ラーメンは、背脂を大量に浮かべているのにさっぱりとしている、不思議な味のラーメンでした。
どっちかというと餃子の方が美味しかったのは内緒。
大和に満足し、ラーメンに満足した一行は、バスで広島へ。今日はここで一泊し、二日目は呉へと向かいますが、その顛末は続編で。
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Last updated 2006.01.14 16:52:17
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