新聞記事の又書きだらけで自分の考えと言うものがなくなってきた
マーサ氏ですが、民主党=絶対善と考えている限り、探せばツッコミどころは色々あるわけで、今回も現実歪曲フィールド全開で突っ走っているようです。
と言うことで、まずはこちら。 捏造してるのはアンタだから
、と言う日記。
社民党福島党首自ら読売新聞の(「子ども手当」支給・額にズレ)の捏造記事を完全否定。改めて(所得制限は行う必要はないとの考えを示した)
福島瑞穂少子化担当相の発言についての日記ですが、福島氏の子供手当てついて「民主党案の所得制限なしを容認する」と時事通信が報道した事を引用して、 福島氏が「所得制限が必要」と主張していたとする読売新聞の記事が捏造だと主張しています
。
つまり、マーサ氏は福島氏の主張が最初から民主党案と同じ「所得制限必要なし」だったと言いたい訳ですが、 こういうのを捏造と言います。
福島氏が当初「所得制限が必要」と主張していた事を報道しているのは、読売新聞だけではありません。
まずはマーサ氏が 捏造と主張する根拠
の時事通信。
子ども手当、所得制限の検討を=社民・福島党首
>社民党党首の福島瑞穂少子化担当相は19日の読売テレビの番組で、鳩山内閣が重要政策として掲げる掲げる子ども手当について「お金(の支給)も大事だが、保育園や学童クラブの充実も必要だ。貴重な税金なので所得制限を設けるかどうか、政権の中で議論していきたい」と述べ、 所得制限を設けることも検討すべきだとの考えを示した。
(時事通信:09年9月19日)
続いて毎日新聞。
子ども手当:「所得制限を」社民と国民新
>民主党が衆院選で目玉政策として掲げた子ども手当創設に関し、 社民、国民新両党の閣僚が20日、NHKの討論番組で、所得制限を設けるべきだとの認識を示し
、所得制限をしない立場の民主党との隔たりが改めて浮き彫りになった。
>番組で、 社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は「限られた予算をどう有効に使うか知恵を絞り、社民党は所得制限を設けるべきだとの考えだった」と表明。
国民新党代表の亀井静香金融・郵政担当相も「細かい所得制限は無理でも、大まかに1000万円とか何らか(の制限)を付けるのがいいのではないか」と同調した。
(毎日新聞:09年9月21日)
要するに、福島氏は民主党との関係の中で考えを変化させていったわけで、 読売新聞はなんら捏造を行っていません。
マーサ氏は読売新聞を勝手に自民党の手先と決め付けて、 デタラメと憶測による根拠のない批判を行ったに過ぎず、これこそ捏造行為として間違いないでしょう
。
まぁ、マーサ氏は民主党が不利になるような記事は自分でトリミングして自民党批判だけを行った前歴があるので、 この程度の捏造は日常茶飯事
なのでしょうが、 まともに報道を見て理解・認識する能力が欠如していることを全世界に見せ付けて、何が楽しいのでしょうか
。私には理解不能です。
それにしても、 マスコミの民主党及び連立政権関係者に対する優しさには頭が下がります。
自民党の閣僚が福島氏と同じ行為をしていたら、 「ブレた」として袋叩きにしていたでしょうから
。こいつらには報道の中立と言う言葉はないのでしょうか?
お次はこちら。 よく記事を読んで判断してくれ
、と言う日記。
日米外相会談給油中止を事実上容認 記者団に国務長官(自民党が垂れ流していた油を民主党岡田外務大臣が止める事に成功)
毎日新聞の記事を引用している日記です。クリントン米国務長官が「日米外相会談給油中止を事実上容認」したと言うニュースはマーサ氏だけでなくいろんな人が取り上げていて、 特に反米的な主張を掲げている人や、自民党の対米外交を批判してきた人は「給油中止を容認」だけを見て、対米従属からの脱却だとか気勢を上げています
。
が、元の記事を見てもこう書いてあるわけでして……
>クリントン氏は「日本の(アフガンでの)警察支援は高く評価している」と歓迎し、アフガン、パキスタン両国の復興支援の重要性で一致した。
要するに、アメリカは 復興支援などでより日本が深くコミットするなら、給油中止を容認する、と条件付けをしてきただけです
。これを裏付けるように、同じ毎日新聞はこのような報道をしています。
米政府:給油打ち切り容認へ アフガン支援強化条件に
>米政府は16日、鳩山政権が海上自衛隊によるインド洋の給油活動の打ち切りを正式決定した場合、 アフガニスタン支援への協力強化を条件に容認する方針を固めた
。米政府筋が明らかにした。
(中略)
>米政府筋は 「撤収するだけなら国際社会における責任を放棄したも同然」と指摘
。給油活動を打ち切る場合、日本が新たなアフガン支援策を策定するのとセットとするよう求める方針だ。
(中略)
>日本のアフガン支援を巡っては、 ブッシュ前政権から要請があった陸上自衛隊の輸送ヘリコプター派遣
のほか、警察官育成支援など民間部門での協力についても米国側の期待がある。
(毎日新聞:09年9月17日)
この17日の記事、 クリントン国務長官報道を持ち上げている人は気付いてないか無視してるか、どっちかのようですが
、それでいいんでしょうかねぇ。
今まで自民党政権は、 危険なアフガンでの陸上活動に慎重な姿勢を示し、それをお断りする代わりに海上給油を続けてきたわけですが
、民主党はその危険なアフガン本土での活動に舵を切るつもりです。 自民党の対米追従外交を批判してきた人は、これをどう考えているのでしょうか?
まして、にっくき自民党の残した政策がまた一つ潰れたと無邪気に喜んでいるだけのマーサ氏が、この重大性を認識しているのかどうか。私には認識できているとは思えません。
お次はこちら。 読売新聞に対する捏造主張、その2。
子ども手当ての捏造記事が判明し、訂正した自民党機関紙読売新聞が、今度は懲りずに給油捏造記事で鳩山内閣の倒閣を画策(読売新聞、今度はクリントン長官に確認に行くか)
日米外相会談に関して、読売新聞の「「密約」や給油活動には触れず」と言う記事と、毎日新聞の記事を並べて、 毎日の方には「給油中止を事実上容認」と書いてある、だから読売新聞の記事は捏造だ!
と言う主張のようです。確かに一見相反する内容に見えますが、実は読売の記事も捏造ではありません。毎日の記事をよく見ると、それがわかります。
>インド洋での海上自衛隊の給油活動中止についてクリントン氏は会談冒頭で、 記者団に
「日米関係は非常に幅広く深いもので、一つの問題で定義づけられるようなものではない」と述べ
つまり、クリントン国務長官が給油について話した相手は 記者団であり、岡田外相ではありません
。毎日新聞に外相会談の要旨が載っているので見てみましょう。
日米外相会談:要旨
> <アフガニスタン支援>
>岡田氏 民生分野で積極的な役割を果たす。働く場を作り、職業訓練を含めてやっていくことが必要だ。政府で検討している。
>両外相 (地域の)安定と復興はテロ撲滅と世界の安定にとって最重要課題だ。
(毎日新聞:09年9月23日)
この通り、 外相同士の会談では給油の事については触れられていません
。ですから、読売の報道は完全には捏造ではないことがわかります。もっとも、それなりに重大な事実であるはずの「給油中止容認発言」を伝えなかったあたり、 読売も勝手に取捨選択して報道してるのは確かなので、擁護するつもりはないですが
。しかし、マーサ氏のように捏造新聞扱いと言うのはあまりに酷いので、これこそ容認できません。
お次はちょっとしたネタ。 まずお前の足元を見ろ
、と言う日記。
自民党選挙戦残酷事情。未成年者を酷使!自民名寄支部職員ら逮捕=今津氏陣営-北海道警(低レベル支持者に低レベル候補者なればこそ)
先の衆院選での選挙違反の話ですね。 もちろんこんな違反を許してはいけない
わけですが、 自民党ばかり責めるアンフェアもまた許されません
。と言うことでこちらの記事をご覧ください。
岐阜4区今井氏派の運動員を逮捕 日当買収の疑い
>衆院選岐阜4区で立候補し、比例代表で復活当選した 民主党の今井雅人氏
(47)の選挙運動に 同行した未成年に報酬を渡したなどとして
、岐阜県警捜査2課と可児署は17日、 公職選挙法違反(日当買収、未成年者使用)の疑い
で運動員の同県多治見市滝呂町、ポスティング業伊藤幸一容疑者(40)を逮捕した。
(中日新聞:09年9月18日)
いやぁ…… 自民の名寄支部員もそうですが、この人達もバカですねぇ
。バレないとでも思ったんでしょうか。
さて、常識的に考えれば、自民党も民主党も、その支持者も、 平均的な日本人と言う全体の中の部分集合であり、知的・道徳的レベルに極端な差があるわけがない
はずですね。
マーサ氏みたいな差別主義者だけが
、極端に差があると決め付けて、こういうアホな日記を書くわけです。つまり、民主党には未成年を酷使(笑)するような人間はいないと思い込んでいるわけですが、 現実はこんなもんです。
もし、自民党支持者で マーサ氏レベルのバカ
が
民主党選挙戦残酷事情。未成年者を酷使!民主岐阜支部職員ら逮捕=今井氏陣営-岐阜県警(低レベル支持者に低レベル候補者なればこそ)
なんて日記を書いたら、マーサ氏は 怒りのあまり人体ビッグバンでも起こしかねない
と思いますが、そう言うバカがいないことにマーサ氏は感謝すべきでしょう。
ネタが多いので、久々に二回に分けて 次回
に続きます。
PR
Comments
Keyword Search