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SF講和条約後の「A級戦犯」

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2010.11.13

仙谷長官、中国と「ビデオ非公開」の密約を結んでいた

アジアサバイバル：転換期の安保２０１０　「尖閣」で露呈、外交の「弱さ」

リンク元がいずれも毎日（上は毎日ソースに拠る痛いニュース）なのだが、あれだけ民主党政権を待望し応援し実現させたマスコミでさえこの論調で書かざるを得ない…という前提を踏まえて。

これまで日本の外交は弱腰八方美人と罵られてきたし、私もそう思ったことが何度もある。

歯がゆいなあとね。

だがよくよく考えてみれば自前で交戦権も持たずそれどころか軍隊もない事になっている国があちらこちら世界中に債権を持っていればそりゃあこちらから喧嘩を売るわけにはいかない。

金持ち喧嘩せずではないが、外交における喧嘩は一時の溜飲の為にあるものではなく交渉の積み重ねとそして10年20年のスパンでの考え方なくばこのような国を無事保ってゆくのは難しい。

ここまでは一般総論だが、今回の話でいえば。

先に喧嘩を売ってきたのは支那で、領海侵犯までならこれまでも海保が対処してきた。
そこに今回「お試し」で特攻し巡視船にぶつけてきたのが公務執行妨害で、陸で言えばパトカーにぶつけに来たと。

ここまでで充分支那側に落ち度がある。

跳ねっ返りの船長個人の犯罪行為としておけば外交筋の陰の努力はともかくも表面的には3面記事10行くらいの話であった。

これを政治問題化し日本を国内の不満のターゲットにしようとしたのが支那の間違い。

これまでならうまくコントロールできていたはずのものが地方政府からの報告以上に悪化している実態を知らずにいたもんだから予定以上に暴動化した。

これも支那の歴史にはよくある事で、地方政府は中央に本当の実態を伝えずまた中央も本気で地方の実態を知ろうとしない。

それに軍閥ｰ現在でいうと人民解放軍閥ｰも加わっているのでつまり共産党と軍が実態を隠し数字のみを報告し中央もそれを鵜呑みにしそれを可能にさせているのが賄賂…この図式は数千年続いている。

おっと支那の事情はどうでもいいので我が国のバカ政府だが。

ひとえにこれらの失態は目の先の取り繕いと支那への過剰な「配慮」が招いた。

確かに隣の核保有国で第二砲兵団の核ミサイルは日本に向いているといってもだ、事が領土領海問題である以上譲歩できないのだという根本的な理解ができていないからこうなる。

もう一ついえば今回の事件を機に、よりこちら側が支那に踏み込める機会でもあったのだが目の先の「解決」に拘るあまり結果元はこちらの加点であったものを失点にしたというありえない状況を招いた。

脊髄反射は政治の世界では最も忌むべきもので、それは国家間交渉となれば尚更。

外野と野次馬ならともかく当事者である政府が脊髄反射してはどうにもならん。

中国粉ミルク事件、被害者に実刑　公共秩序騒乱罪

支那はこういう国でもある。

民主党が自民党叩きと票集め双方に利用した肝炎被害者の代表に実刑判決が出たようなものだといえば判ると思うが、およそまともな国ではない。

気狂いに刃物の自称大国なのだよ。

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