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数ヶ月ぶりに映画館で映画を観ました。なにかこう、自分を甘やかしたかったのです。頭も体も疲れています。 最近、こちらではとても少ないスペイン語字幕バージョンしか観ません。なぜって・・スペイン語で吹き返られているのはまだいいとして、映画観てる間、スペイン人がしゃべってうるさくて映画に集中できないから!!!! 映画観ながらしゃべる?!田舎だからなのか?電話だって出ます(笑)! というわけで、映画に行くと余計疲れるので、スペインではまったく行ってませんでした。 スペイン語字幕映画はすいてます。今日もまた一人で映画を観ました。映画館に一人きり(他に客なし)で観るのが好き。誰にも気を使わず、家で観てるみたいに、ばりばりぼりぼり食べたり飲んだりしながら観ます!田舎ならではの醍醐味♪自分では試写室みたいと思ってるのですが。 久しぶりに映画に行って、やっぱりよかった。DVDもいいけれど、映画はその2時間、他のことを考えないで集中できます。やっぱりいい! 震災のあと、気持ちが沈んでいて、そのことを考えない時間はなかったけれど、この2時間だけ癒されました。 自粛や不謹慎という言葉も聞きますが、やっぱり消費できる人はしたほうがいい。 震災後、スペインでの消費活動は、生命維持のみに限られています。まったく消費する気がおきないし、暇もない。新しい服もなにもかもどうでもよくなっています。でも、今までさんざんスペイン経済に貢献してきました。だからこれくらい、いいでしょう。 でも日本にいるのだったら、今こそお金を使って、楽しんだほうがいい。なにもかも自粛なんてダメです!その右に習えが世の中をつまらなくします。復興も遅れます。 寄付を集めるのも大切だけれど、きちんと消費するのも同じくらい大切なことだとこの頃思います・・。 映画は、パーキンソン病の女性と恋した映画でした。 たまたま観た映画がこれだけど、おそらく、落ち着いたら、今、日本で日本以外で大変な人たちのことも考えなさいというメッセージかもしれないと思いました。 そして、健康であることに感謝し、心も体も健康に生きることを選択しようと思いました。
2011年03月31日
@スペインです。 私は、元々ものづくりが好きで、なにかを作っていると癒されるタイプです。アイディアを考えるのも好きですが、今回は募金をつのるために、いろんな工夫をしました。どうやったらお金になるかを考えました。 張り紙はもちろん、いろんなところに協力をお願いしました。でもこれだけではお金にはならないし・・寄付は集まらない。 大きな街でチャリティイベントがあると知り、ここで自分の作品を売ったらいいと考えました。ただ、知ったのが3日前くらいで、準備が間に合わない。自分の作品だけだと商品が足りないので、どうしたものか?と考えていたところ、次の朝、「そうだ、他の人たちに作品を寄付してもらったらいい!」と思いつき、他のアーティスト数人に作品を寄付してもらえないか、頼みました。・・本当に厚かましいです・・。今考えても、そうとう厚かましい!!! でも、現金での寄付が難しい以上、商品でいただくほうがまだよいと考えました。はっきり言って、彼らに日本に寄付する義理はなにもないのだけど(笑)。 みんな心よく寄付してくれました。私の勢いに押されたという説もあるのですが! でもこういうときに、本当はどういう人かわかります・・。 情けは人のためならず、ってことわざが頭をよぎるのですが、スペイン語で説明できないので省略。 いまだにスペイン語も怪しいけど、時々英語もまぜこぜで、すっごい会話ながら、なんとか言いたいことを通じさせてます。人間、やればなんとかなる! もう少し時間があったら、お菓子やTシャツなども作りたかったのですが、間に合わないので、アクセサリーだけに絞りました。それならこちらでの値段設定や、どういうものだったらスペイン人が買うのか、だいたいわかります。 結果的に、この大変むちゃぶりで思いつきなアイディアのおかげで、まとまったお金を寄付することができました。私の作品もだいぶ売れました♪うれしい! ひとつは、ヴェネチアングラスとスワロフスキーのピアスなのですが、これは元々ブレスレットだったものをばらして、そのガラスで作りました。実は材料費の15倍で売れました! 外国にいると、なんでもアイディアしだいなんだ、と気がつかされます。 今は折鶴作りをひと段落して、別バージョンの和布ブローチを作り始めました。鶴もいいけど、やっぱり、人が買ってくれそうなものを作ったほうがいい! 今は習字の練習もしています。日本人だから、漢字は書けますし、人間やればなんとかなる!! 自分のためにはここまでがんばれませんが、他人のためならやれるのです。 募金活動もチャリティも、人それぞれいろんな意見があると思いますが、私は他の日本人の方たちと協力して寄付を行ったことで、ようやく気持ちが上向きました。本当にありがたいと思っています。一人では孤独な活動でしたから・・。 作品を提供してくれた人たちには、お礼のお手紙に漢字で名前を書き、日本のせんべいと抹茶飴、バナナをあげました。どうもありがとう、Gracias!
2011年03月30日
@スペインです。 募金活動に否定的な方(日本人とスペイン人)もいましたが、結局のところ、☆どれだけ他人から否定されようとも、自分の信じたことをやるしかないことに気がつきました。人から意見されて、それで気持ちがぐらついてしまうようなら、人に操られていますし、やめたほうがいいのです。それでもやる!と思ったら、やればよいのです。まだまだ修行が足りません。 他人がそれは違うと言ってきても、自分が信念を持ってやりたいことはやったほうがいい。 かわいそうに、「芸がないから、募金活動くらいしかできない。」と思われた方もいました。でも、☆芸(才能)のない人なんか、絶対いないです!!!そりゃあ、お金になったり、目に見えたりするものにはならないかもしれない。特に、外国では、日本的な才能があったほうが、いろいろと便利です。私もなんで生け花とか書道とかもっとやっておかなかったのか!!!と思います。 でもいろいろと考えたら、なにかしら芸ってあるのです。なにもないとしても、お菓子作ったり、いざとなったら、日本人だから漢字も書けますしね!それすらダメって人は、他に才能があるのです。こころが優しいとか、なぜか人に好かれやすいとか、スピーチがうまいとか、友達が多いとか、犬と話せるとか(!)、なにか目に見えない能力です。 話しやすいとか、話を聞く能力がある、というのも才能です。こういう状況になると、ただたわいもない会話をするだけで癒されます。 だから、なにも才能がないなんて、どうか思わないでください。
2011年03月28日
@スペインです。 日本は金持ちなので、募金活動はどうなのか?と言う人がいます。お金や援助がいるのか?と。 スペイン人から言われたのは一回だけで、たぶん90%以上の人はそうは思ってないと思うのですが・・。 思いのほか、日本人の意見(それもネット上の)に傷つきます。 日本がこれまでどこの国にも一切援助しないできたのなら別ですが、今までもけっこうな金額を援助してきたことがわかります。援助してないのなら、こんな記事出ません。「モンゴル、全公務員に一日分の給料の募金を呼びかけ」とてもうれしかったです。 スペインの経済状態が悪いのは確かですが、だからと言って、スペイン人の経済状態が全員同じかというと違います。日本と同じように、貧乏な人もいれば、お金持ちもいます。 ただ思うのは、その意見を言う人の経済状態で人はモノを言うんだなあということ。 お金持ちの視点でみたら、また違うことを言うのではないかと思います。 お金がエネルギーの交換だとしたら、寄付もまたエネルギーの交換ではないでしょうか。 スペイン人が全員貧乏だと思ったら、それは見くびりすぎです。 貧乏な人からお金をもらうのではなく、人として、寄付したい人からだけいただく、それでいいんではないかなと思います。 それに本当に生活に困っていたら、洋服を買ったり、ビール飲んで、外でワイワイしてません。それに食べるものもないような、本物の貧困地区で募金活動などはやりません。 自分もそうですが、なぜ自分の服は買えても、寄付になると高いと思ってしまうのかがわかりません。コーヒー一杯のお金(1ユーロ~1,5ユーロ)のパワーはすごいです。一人が1ユーロでも、または10セントでも寄付してくれたら、大きな力になると思うのですが、こちらではそのような考え方は一般的ではないように感じます。少し落ち着いたら、他の国(ハイチとか)にも寄付を送ります。PS.アメリカのある州の方が、今月は日本への電話を無料にしている携帯会社がある、とか、スーパーで募金を呼びかけてくれている、と書かれていて、あまりの待遇の違いに、泣きたくなってきました・・
2011年03月27日
@スペインです。 街に募金のお願いの張り紙をしたので、今度は責任を持って貼った場所を見回りです。というのもたぶん、張り紙はしてはいけないのです。見つかりしだい、はがされます。 ですがこちらでは、張り紙は効果的な宣伝方法としては一般的です。 注目してもらうため、張り紙に折鶴と赤十字のマーク(折り紙)を貼ったと書きましたが、鶴の盗難が多発してしまい(!)、みんな鶴をちぎっていくので、張り紙がボロボロになり、逆効果とわかりました!大失敗。 一応、気を使って鶴だけ持っていこうとするのですが、まあ張り紙が破れてるよー! 鶴を貼るのはあきらめました。または鶴だけ別の場所に貼るか。なんでもなくなるけど、まさか鶴まで盗られるとは・・・。ps 写真を載せたいのですが、パソコンが不調のため載せられません。ごめんなさいね。
2011年03月25日
@スペインです。 すでにこちらでは数日前のリビア攻撃から、ニュースがそちらのほうへ移っています。原発について、なにか情報はない?とスペイン人に聞かれました。 昨日、中山美穂さんが歌っているyou tubeを観ました。 今、誰がなにをしても半分の人はありがとうと言い、半分の人は批判します。 今どんな活動であれ、なにかをした人はエライと思います。 鶴を折ることについてもこちらで話題になっているようですが、私は鶴かお金(物資)か?と言ったら、それはお金や物資を送るを送るほうだと重要だと思います。鶴は被災地に送るのではなく、募金のお礼としてあげています。こちらでは折鶴を見たこともない人もいるので、よいアテンションにはなります。 ですが、鶴を折るのは誰のためか?と考えたら、半分は自分のためでもあると気がつきました。今ここでなにもできない分、祈るとかでもなく、精神を落ち着かせるために作っています。 なんでもそうですが、お互いにその状況になってみないと、相手の気持ちはわかりません。ですので、日本にいる方に、海外でのんきに暮らして鶴なんか折っちゃって、と思われても仕方がないかもしれません。 ですが、日本人がほとんどいないところで、自分が完全にアウェイ状態で、誰とも気持ちを分かち合えないというのも、なかなかつらいものがあります。 別の人が書かれてましたが、被災してなくても、みんな心の傷はあると思います。 今いるところで、やれることをやるしかありません。 なんで海外でそんなに必死になるの?というと、親の病気を、なんとか助けたい子供の気持ちに似ていると思います。母体あっての今までの幸せだったと、しみじみ感じています・・・。
2011年03月24日
昨日の続きです。ピソ(アパート)の人たちが寄付してくれるのが、なぜうれしかったかというと、同じアパートに住んでいるので、だいたいの生活状況がわかるからなのです(壁も薄いし!)。みんな決して裕福ではありません。隣のだんなさんは、ずっと家にいるようで、仕事がないのかもしれないし、上の大工さんも、冬は仕事が少ないので、ほとんど家にいました。だから余計にうれしかったのです。スペインの失業率は20%と言われていて、私のいる場所もそのくらいだと思います。だから多くは期待できないけれど、気持ちがうれしいです。女性からも少しずつですが、募金をいただいています。 今日は郵便局と銀行に行って、寄付の張り紙をお願いしましたが、やはり公共の場所はダメなところが多いです。だいたい、この寄付のご案内を外に貼っていいのかも謎ですが・・。 募金箱と共に動いているので(設置するとなくなるので)、気がついた人は寄付を入れてくれます。郵便局に張り紙をするのはダメでしたが、郵便局の女性が寄付してくれました。バス停に貼ってたら、バス待ちの女性が入れてくれましたし、タクシーのおじさんも入れてくれました。鶴をあげると、みんな机や車に貼ってくれます。 寄付金のお願いの紙をチェックしてくれている女性も見ました! 地元の郵便局の人たちは、スペイン赤十字に寄付してくれたそうです。ありがとうございます。 銀行は、在スペイン大使館が今回の寄付金の口座を開いたので、地元のその銀行にお願いに行ったのですが、大使館が口座を開いたことももちろん知りません。この銀行から振り込むと、手数料がゼロです。 在スペイン日本国大使館銀行名:サバデル・アトランティコ銀行口座名:EMBAJADA DEL JAPON口座番号:0081 0085 66 0002202029寄付は日本赤十字に送られます。
2011年03月23日
サッカー、バレンシアVSセビージャ戦で、バレンシアがカタカナで名前の入ったユニフォームを着て、試合してくれてました・・なんだかうれしかったです(マタ、とかブルーノ、とか書いてあって、私たちしか読めないと思いますが)。個人的には、ローズマリーを持ったヒターナさん(ロマの人)を黙らせたので、満足しています。いつもお金をくれといわれているので。それほどの震災です。ピソ(アパート)の人たちはしばらくなにも言ってきてくれませんでしたが、ついに昨日の夜、いつもよくしてくれてるおばちゃんが部屋をたずねてきました(初めてです)。下に寄付の張り紙を張ってもいいと言われたので、貼ってみたところ、上の大工夫婦のだんなさんが寄付してくれましたし、今日、隣の部屋の家族がわざわざ、「お金を送るからね。」と言いにきてくれました! 外にも寄付金を募る張り紙を作って貼っています。注意を引くように、鶴と赤十字のマークを折って、貼り付けました。この3年間、一切あいそのなかったスペイン人のおばちゃんが、初めて優しい目で見てくれて、お店に張り紙していいよ、と言ってくれました!いつも親切なビオの女性や郵便配達の人も協力して張り紙してくれています。いろんな人と話します。原発についての意見なども聞かされますが、こうなってみて、いろんな人の優しさ(冷たさも含め)、交流を感じています。日本人で、しばらく連絡を取っていなかった人たちとも、連絡をとるきっかけになりました。悪いことばかりじゃありません。
2011年03月22日
今日、寄付金の張り紙をしていたら、「いやあ大変だねえ、家族は大丈夫?」と声をかけてきたスペイン人のおばちゃんがいました。しばらく世間話をして、それなら募金してくれるのかと思ったら、隣のロト(宝くじ)だけ買って、私に入れるお金はないというのです!!!んもー、本当にここまで来ると、笑えてきました!!まあクジの売り上げは目の不自由な方に行くからいいのですが、こういう人には絶対お金は当たらないです。でもいいこともあって、パキスタン人に、「以前、日本がたくさん援助をしてくれたので、お金を送りたい。」と言われました(※本当に多額の援助をしていました)。 実は魚屋のおばちゃんと顔見知り以外、募金してくれたのは、全部男性です!男性のほうが同情的で、お財布を開きやすいのかと思ってましたが・・・どうも違うみたい。 いろいろ考えた末、出た結論は・・たぶんこれは私が女性だから! 男性は・・無意識に女性に反応していて、女性は男性に反応するのかもしれません。男女の住み分けがはっきりしているヨーロッパでは、特にこれは顕著だと感じます。 なんかおもしろいです。募金活動ひとつとっても、いろいろな発見があります。
2011年03月21日
日本にいて、おつらいみなさんすみません。スペインにいる私には、今はこのくらいしかできないのです。 募金箱を設置することも考えたのですが、実はスペインではそんなものを置いても、なくなる可能性が大!!!「あなたが募金箱と一緒に移動したほうがいい」と言われて、そうすることにしました。。 略奪がない、なくならない、並んで待つ、人を思いやれる・・日本人の美徳をしみじみありがたく思います。とにかく折鶴の入ったメッセージ付きのカゴと、募金箱(貯金箱)を持ち、外に出ました。「ほんとにやる気なの?」とまた声が、というか、もうここまで来ると、自分に自分で話しかけています(他に日本語で話す人がない)。そしていつも行くメルカド(マーケット)に行きました。でもこんな日に限って、なんでか知らないけど、いつもいるはずのクジ売りのおじさんも物乞いさんもいない!物乞いさんにはお金をあげようと思っていたのに、私にはお仲間もない!そばにいた犬をなでて、「私には無理だ。」とつぶやいて、募金活動をあきらめ、かごを持ったまま、魚屋に行きました。そしたら、そこのお店のおばちゃんが10セント入れてくれたのです!本当に感激しました!!!この人がいなかったら、あきらめていたと思います。 その後、少ない人数ですが、いろんな人がお金を入れてくれました。行きつけのカフェのルイスは、一番たくさん入れてくれました!いつも親切だけど、本当にいい人だった!こういう時に、本当にいい人が誰なのかがわかります。 厚かましくも、久しぶりに顔なじみの中国雑貨屋さんに行き、中国人からも寄付をいただきました。折鶴は中国の人も折れるそうで(というか、中国から来たのかも?!)、幸運を意味するそうです。それで、人によっては、「幸運」と漢字で書いて、渡すことにしました。「日本は金持ちなのに、お金が必要なのか?」とあるスペイン人に聞かれました。必要に決まってんじゃんよ! 寄付の金額よりも、問題提議をすることを中心に考えています。日本のことを考えてもらえれば、まずは十分です。 ここは元々があまり豊かな場所はないので、多くは期待できません。ただ、中国と日本がごっちゃになっている人、今回の件は完全に対岸の火事だと思っている人に、1、日本はまた再生する。2、日本のすべてが壊滅したわけではないし、東京は不便ながら、ちゃんと活動している。3、でも復活するには、あなた方や世界の援助が必要。4、これは対岸の火事ではなく(それもえらく遠い対岸)、私たちの問題は世界とつながっていて、日本だけではなく世界経済にも影響する。このようなメッセージを伝えるメッセンジャーのような役割を果たしたいと考えています。いいです、一人でもわかってもらえれば。今日のところはこんな感じです。
2011年03月20日
もう泣いて心配するのはやめました。これからは前向きに考えていきたいと思います。日本はこれからです!ひとまず友人のツテで、地元の新聞社に募金のお知らせを載せてもらえるかどうか聞いています。この際、なんでもするつもりです。マドリッドなどでは、街頭募金活動が始まっていますが、いろいろ考えた結果、私のいる場所からの交通費が100ユーロを超えてしまうので、その分を募金することにしました。 それから、可能な限り、ヨーロッパの友人知人に募金のお願いメールを出す予定です。なりふりかまいません。日本が復活するためなら、がんばります。 以前、セビージャのフェリアで、難病の子供のために写真とメッセージを持ってお父さんが寄付をつのっていたのですが、あのお父さんの気持ち、今よくわかります。もちろん、私は寄付しました。 でも、もっと大きな感じで、復興を助けられたらと思っています。 昨日の夜から、猛然と鶴を折り始めました。募金してくれた人に渡すためです。こんなに鶴を折ったのはいつぶりだろう・・? このところ、折り紙が気になってしょうがなかったのです。何回も店で手に取りました。でも買いませんでした。でもこのためだったのですよ。私の潜在意識が教えてくれてたというのに、「なんでもうすぐ日本に帰るのに、折り紙??」と思ってたのです。 でもスペインで鍛えた「なきゃないで生きていく、あるものでなんとかする」精神で、なんと折り紙の紙から手作りしています。日本の字が書いてあるほうが喜ぶのでは?と思い、日本の雑誌を探すのですが、家に1冊もなかった・・とほほ。 それでもなにか探して、ヴォーグのジュエリー特集の紙で折ったら、なかなかきれいな感じになりました。 一応、中華雑貨の店に行き、折り紙になりそうなものと、貯金箱を買いました。「あなた正気?」と私の中のもう一人の声が。鶴を折りながら、「あなた一人でやるつもり??」とまたまた声が。唯一の日本人の友達は日本に帰っており、私は一人なのです。日本人が大変少ないので、助け合うのは無理。そう、一人で募金活動するのです!正直アホか、と思いました。つづく
2011年03月19日
@スペインです。報道に温度差があると書いたのですが、日本の人は、日本の報道はなにか隠しているのではないかと思い、私たちはこちらの報道はあおりすぎだと思っています・・映像が過激すぎて、疲れています。最初のほうから原発の爆発シーンやら津波やらの映像で、今は亡くなった方の映像まで出てきています。自分の目を疑いました・・こちらではそういう映像を流すのです。ショックです。昨日までは、24HのTVで、小さくNHKの映像が他のニュースのときにも流れていました。日本にいないのに、毎日1回は泣いています。泣いてもしかたないのに・・すみません。このような状態だったので、私の異常な心配は、度を越してしまい、もしかしたら友人や知人には迷惑だったかもしれないと思い始めました・・とにかくみな落ち着いています、私よりも。友達がブログに書いていましたが、本当に無力を感じます。しかしながら今日、自動筆記をしていて、「自分を責めるのはやめなさい。あなたが助ける人はまだ他にいる。」というメッセージが出てきました。これが友人の言う「出番はこれから」ということだと思います。現場に助けにはいけないけれど、また別の形で誰かを助けることになるでしょう。その時まで、元気でいなくてはいけません。人にはそれぞれ、活躍の場があるのだと思います。特に、身寄りがなくてお一人の方、お会いしたことはまだないかもしれませんが、あなたは絶対に一人ではありません・・改めて日本地図をTVで見ると、ちっぽけな島国だと感じます。よくぞこんな国がここまでがんばってきたものだと思います。またの再生の日を願って、今日も一日を終わります。
2011年03月18日
昨日、テレビにオーランド・ブルームが出ていましたが、司会者もみんな日本のバッジをつけていてくれました。オーランドは、日本についてもコメントしてくれてました。結構おバカな番組なのですが(以前、ベジタリアンのエヴァ・メンデスに無理やり肉を調理させていた!)、オーランドは結構楽しんでいて、なかなかいい人だなあと思いました。海外と日本の報道には結構な温度差があり、もちろん東京の様子などわかりません。「東京は大丈夫です。」なんてのはニュースにはならないからです。よくわからないのでとても心配だったのですが、ようやく東京の友達などとも連絡が取れ、様子がわかってきて一安心です。なにせ、アメリカの放送では、原発の影響がアメリカやオーストラリアまで達する勢いで報道されていたので、東京はどうなってしまうのか、本当に心配でした。スペイン人も心配してくれています。が、ようやく今日、他の日本人に会ったのですが、知り合いからじゃんじゃん電話がかかってくるので気持ちが休まらず、すっかり疲れた様子でした。もちろん東京の家族も心配です。でもなにも言われないのも、それはそれで日本に興味がないのかと(あり得るので)悲しくなりますし、複雑な思いです。さすがのスペイン人も、日本と中国はなにが違うのか、わかってくれたことでしょう(と思いたいです)。 私はなにもしていない&なにもできないことで、すっかり疲れてしまいました。 日本のことを考えないようにしようと思っても、そうはできません。まるで石を飲んだような気持ちです・・。 日本にいないので、嫌というほど日々、自分が日本人だということを思い知らされています。ですが、今ほど日本人であることを感じたこともないし、日本のためになにかしたいと思ったことも過去にありません。たぶん、他の外国にお住まいの日本人も同じような思いだろうと思います。 このなにも手につかない感じは、まるで親が危篤の時のようです。 しかし、いったん落ち着かなくてはいけません。なにか他のことをして、気を紛らわせなければ、爆発してしまいそうです。 こんな時、日本語で話せる人がいたらなあと思います。まったく関係のない話が、気持ちを落ち着かせてくれるでしょう。 日本にお住まいの方、日本、東京はどんな様子なのか、どうぞ書いてください。私たちは本当のところがよくわかりません・・。こちらでも日本人による募金活動が始まっています。街頭募金活動もするそうです。私もこちらでなにかできることをやっていきたいと思っています。
2011年03月17日
しばらくオーストリアに行っていました。そして、この地震の報道をドイツで知りました。地震のあった日はノイシュバンシュタイン城にいたのです。多くの日本人を見かけたのですが、まだその時は、みんな気がついていなかったのだと思います。誰もそのことを話題にしていませんでしたから・・(時差が8時間あるので、早朝6時半ごろの出来事になる)のんきにミュンヘンに帰ってきて、この報道を見て驚きました。なにも言葉がありません。ただ、驚きと悲しみです。ドイツ語とCNN(英語)しかなかったのですが、英語のほうは、オバマ氏のコメントや現地にいる外国人のレポート、我々は救援をすぐ送るといった内容で、ドイツは最初の方から地震がなぜ発生したのか、原因と原発についての解説が多く、お国柄の違いを感じました。日本が壊滅したかのような映像しかなく、本当にショックでした。しかも仙台と福島のことしか報道されてなく、東京がどうなっているのかが、とても心配でした。今も限られたソースしかありませんが(しかもスペインの報道はいい加減なものも含まれているらしいので、見るのをやめました)、あえて、あまり不安になるのは控えています。なにもできない今、かえって情報がないほうがいいのかもしれません。ドイツやスペインで、日本人とわかると、いろんな国の人が声をかけてくれます。家族は大丈夫なのか?と心配してくれます。ありがたいことです。今はとにかく、それでも日本は自然と共に生きているし、また立ち上がるということしか伝えられません。マドリッドを歩いていたら、TVクルーにインタビューを求められました。本当は、まったく関係のない質問でしたが、日本人とわかると、日本の話になりました。オンエアでは使われていないと思うけど、日本はまた立ち上がると言いました。今までだって何回も復興してきたんですから。人の気持ちや意識が一番心配です。こちらの人たちに、日本はダメになったりなんかしないと伝えたいです。小さなことですけど、今はそれくらいしかできません。亡くなられた方のご冥福を祈り、被災された方たちが安心して暮らせるようになりますよう、そしてこの地震活動がおさまってくれることを祈ります。
2011年03月16日
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