わたしのこだわりブログ(仮)

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2009年12月05日
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びっくり 驚いた・・・今日が命日なのね・・・・・。
そして、またメンテナンスに入って驚いた・・・。 葬儀の日になっちゃった・・・。

オーストリア共和国(Republic of Austria)
ウィーン(Wien)
中央墓地(ツェントラルフリードホフ Zentralfriedhof)

ヴォルフ・ガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart)
(1756年1月27日~1791年12月5日)
ウィーン古典派三大巨匠の一人
ウイーン中央墓地 13
そしてこれは(写真右)・・・・記念碑です号泣お骨は見つからないので・・・。

称号は神聖ローマ帝国、皇室宮廷室内作曲家、神聖ローマ帝国皇室クラヴーア教師、ヴェローナのアカデミア・フィラルモニカ名誉楽長・・・と沢山付いているのに、

夫婦そろっての浪費家で、晩年は貧窮して、お墓は一般庶民と同じ共同墓地 です。
35歳でこのウィーンにて永眠。
ちょうど218年前の今日(1791年の12月5日に亡くなり、葬儀は6日or7日)なのです・・・偶然 びっくり
遺体は当時 ウィーン郊外のサンクト・マルクス墓地の共同墓穴に埋葬。
その日は雪と雨とが荒れ狂い、墓所まで棺を担いで、埋葬したのは人夫2人だけ・・・号泣
だから実際に埋葬された位置さえ不明なのです。

没後100年の1891年 、ベートーベン、シューベルト、ブラームスら著名音楽家が多数眠るこの ウィーン中央墓地にサンクト・マルクス墓地にあった「モーツァルトの墓とされるもの」が記念碑として移動 してきたのだそうです。
現在もサンクト・マルクス墓地には同じく記念碑がありますが、中身は怪しいものだそうです。
ウイーン中央墓地  6
ウィーンの人達の敬愛の念の象徴としてお参りする人が多いのです。

因みに・・・彼の頭蓋骨とされる骨があるそうですが、DNA鑑定しても比べる正当な近親のDNAがないので判定できないそうです。

ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーベン(Ludwind van Beethoven)
(1770年12月16日~1827年3月26日)
クラシック音楽史上最も偉大なドイツの作曲家。
交響曲第5番 ハ短調 (運命)のイントロはだれもが一度は口ずさんだ事があるのでは?ウイーン中央墓地 14
1827年3月26日、56歳で永眠。葬儀には3万人の人が駆けたとか・・。
ヴェーリンクのシューベルト公園から1888年に墓地は移設されたそうで、その旨が台座に書かれているそうです。

フランツ・シューベルト(Franz peter Schubert)
1797年1月31日~1828年11月19日)
ウィーンで生まれ、ウィーンで亡くなったオーストリアの作曲家。
ウイーン中央墓地 15
腸チフスで2週間闘病の後、32歳で永眠。

年代的にはシューベルトの一生はべートーべンの後半生に重なっており、実際ベートーベンを尊敬し、遺言で「尊敬するベートーベンのそばで眠らせて欲しい」と残した事から墓が隣り合わせにされているようです。

ウイーン中央墓地 16
「寄らば大樹の陰」と言い残して森鴎外の墓の近くに眠った太宰治みたいですね。
太宰が真似したのかな?

中央墓地大通りの32A、モーツァルトの墓に行く入り口に立つ素敵なお墓は誰?

カール・フォン・ハゼナウアー(Curl von Hasenauer)
(1833年~1894年?)
オーストリアの建築家。
ウイーン中有墓地 17

美術史美術館と自然史博物館 の設計は、1881年、ゴットフリー・ゼンパー(G.Semper)の基本案で、弟子であるハゼナウアーが内装を手掛けたものだそうです。
現在は国立図書館となっているハプスブルク家の新王宮も1881年から1916年にかけて、ネオ・バロック様式にて師弟で建設設計。
後、判ったのは プラハ国立歌劇場 Statní Opera Praha の設計です。

ウイーン中有墓地 18

ハゼナウアーのこの墓石は彼の設計かもしれません。墓石左に設計士オットーの名が入っています。

メンテで一回飛んだのでサービスしていっぱい載せました。






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Last updated  2009年12月09日 01時21分01秒
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