浦島太郎のつれづれ日記

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Jul 2, 2018
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カテゴリ: カテゴリ未分類
トゥレット症候群というのは本当に難しいですねえ。


息子の症状が悪化して改めて何冊か関連書を読んでみたのですが、やはり対処方法は以前からそんなに変わっていない、ということは専門医の間でもそれだけ手詰まりだということなのでしょう。

ただ、息子がチック症状を発症した当初は、チックも診ていた自閉症の専門医とそれにその前からずっと診ていただいてきた主治医から処方されていた薬がほぼ一択だったのですが、現在はそのバリエーションが少しだけ増えたという感じなのでしょうか。

まあ、それだけで済めば私たちの心配はなくならなかったにしても、改めてトゥレット症候群の別の専門医にかかってみようかという程度のことで済んだのかもしれないのですが、ある医師が書いた書物に幼少の頃からハロペリドールを用いるのは避けるべきとの記述を見出した時は、やはり大きなショックを受けました。

数ヶ月前までなら、そういう研究もあるのだなくらいで済んでいたのかもしれませんが、やはり息子の症状が進んできていよいよ対処方法がなくなってくると、なんとか避けるべきだったのかなあ、どうしてもっと将来のことを考えて薬物療法に慎重にならなかったんだろうなんて、今になって悔やんだりしています。
もっとも、その頃に他の手があったかというと私たちの力では何ともならなかったようにも思うのですが。

20年以上経って、トゥレット症候群の浸透度は格段に高まった一方でその割には治療法はあまり進展がなかったのかなあと思ったりもしています。

確かに、様々な研究が進み、ドーパミンやセレトニンが関連しているらしいと解明されてきても、そして、大脳基底核の線条体、視床辺りのニューロンでのドーパミン受容体異常がとかいわれても、結局、治療法の確立までには至っていないとなると、実際、症状が出て困っている患者にはあまり関係ないような気もしてきます。



トゥレットがこの症状を見出してからもう130年くらい経つし、ハロペリドールの有効性が謳われ処方されだしてからも50年くらいは経っているのでしょうか。
WHOのICD-10やアメリカ精神医学会のDSM-5によって診断基準が確立されたといっても、それでこうすれば治る、こうすれば軽減するということならいいのですが決してそういうわけでもなさそうですし。
ICD-10もまた今年中に見直されそうですし。
もっともこれらは診断基準にすぎないのでしょうから、治療法を待っている身にとっては遅々として進んでいないとの印象しか残りません。

息子の症状は一層悪化していて途方にくれかかりつつもいろいろともがいているというのが現状です。

18時半になってもまだ外は明るく、そして相変わらず暑いですね。
真夏日はいつまで続くのでしょうか。
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Last updated  Jul 2, 2018 07:07:16 PM
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