** 長島便り **
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「手紙 ~親愛なる子どもたちへ~」という 作者不明のポルトガル語の詩をもとにした 親から子達へ宛てたメッセージがあります。 樋口了一という人が曲をつけたり書籍化したりしたそうです。年老いた親が、何度も同じ話をする姿に嫌気がさした時は、自分が子どもの頃、何度も同じ絵本を読めとせがんだ自分に根気良く付き合ってくれたその親の姿を思いだすべきなんだ、という当然の事なのですが、それを改めて気付かされる詩です。 詩は、旅立ちの前の準備をしている年老いた親が一人称になっています。 「あなたの人生の始まりに私がしっかり付き添ったように 私の人生の終わりに少しだけ付き添って欲しい」と恩着せがましい程ストレートな言葉を使っているのに、ダークなワタシでも、何故かすんなりココロに響きました。 最後は「私の子供たちへ愛する子供たちへ」で結ばれています。CDになった歌の詞でもあるため原文を紹介できませんが、 公式サイトでは全文が公開されており、その詩を読むことが出来ます。 旅立ちはある日突然やってくることもあり得るのです。 介護疲れで自殺しちゃった清水由貴子氏、欽ちゃん並みにワタシもショック。
2009/04/23