弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」
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厳冬から春に、よく枝わかれした枝のつややかな緑の葉のわきに、淡いピンク色の花弁の重なりの多い花が咲き、咲き終わるとガク(萼)を残して花弁が丸ごとぽとりと落ちます。1月12日の誕生花は、世界三大花木のひとつで春の訪れの喜びを伝えるツバキ(椿)のピンク色の花、オトメツバキ(乙女椿)。花(木)の名は、江戸時代に藩の門外不出とされたことからのお止め椿が転じたという説や、花形が美しい乙女を連想させることからという説などがあります。ツバキの名はつやのある木からの艶葉木(つやはき)が転訛したという説や、葉が厚いことからの厚葉木(あつばき)の略音化という説、葉が丈夫なことからの強葉木という説などがあります。オトメツバキの花言葉と誕生花はツバキ(ピンク)の花言葉と誕生花と同じです。 花言葉「控えめな愛」は、幾重にも花弁を重ねて凛と咲く花に香りがないことと、愛をイメージさせるピンクの花色からきているのでしょう。花言葉「控えめな美」は、東洋的な気品と美しさを備えたやさしいピンク色の花に香りがないことからつけられたのでしょう。 千重咲きの豪華な花ですが、可憐なピンク色で香りがないオトメツバキの特徴が控えめな美人をイメージさせるのでしょう。春になると、近くの公園の片隅が枝いっぱいに咲くオトメツバキ(乙女椿)の明るいピンクの中輪の花で華やいでいます。ツバキ科ツバキ属、耐寒性常緑低木、原産地:日本、朝鮮、中国オトメツバキ(乙女椿)の花言葉:控えめな美、控えめな愛。オトメツバキ(乙女椿)の誕生花:1月12日、3月31日ツバキ(ピンク)の花言葉:控えめな美、控えめな愛、慎み深い。ツバキ(ピンク)の誕生花:1月12日ツバキ(椿)の花言葉:誇り、完璧な魅力、(アレクサンドル・デュマ・フィスの椿姫にたとえて)私の運命はあなたの手に。ツバキ(椿)の誕生花:1月25日、2月3日、4月29日流通時期:苗木や鉢花を冬~早春に見かけます。石田精華園 楽天市場店、苗通販店:ぐりーんべりぃ、園芸百貨店何でも揃うこぼんさい、SORAさんにあります。 ピンク色のツバキ
2021.01.12
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