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第120回日商簿記検定は11月16日です。詳しくは 簿記検定の申込方法
をご覧ください。
<株式の購入と売却>
売買目的有価証券
を売却した際、帳簿価格(簿価)と売却価格に差額があるときは、
差額がプラスの場合は 有価証券売却益(収益の勘定)
で処理をおこないます。
差額がマイナスの場合は 有価証券売却損(費用の勘定)
を使用します。
株式の購入と売却の取引について処理を行います。
1. 売買目的でA株式会社の株式100株を1株あた100円で購入し、
代金は購入手数料1,500円とともに小切手を振り出して支払った。
(借)売買目的有価証券11,500 (貸)当座預金11,500
保有した売買目的有価証券の帳簿価格は11,500円、100株ですので1株あたり115円です。
2. 上記のA株式会社の株式50株を、1株につき120円で売却し
代金は月末に受取ることにした。
(借)未収金6,000 (貸)売買目的有価証券5,750
有価証券売却益 250
3. 上記のA株式会社の株式50株を、1株につき110円で売却し
代金は月末に受取ることにした。
(借)未収金 5,500 (貸)売買目的有価証券5,750
有価証券売却損 250
注意:独自の見解をもとに掲載しておりますので、参考程度にとどめて下さい。
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