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2005.09.30
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カテゴリ: アメリカ映画
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【この映画について】
この映画はアルフレッド・キンゼイ(1894-1956)というクマ蜂の研究の第一人者であった実在の学者が、有る出来事をきっかけに性の実態を解明する行動に出る。今まで語られなかった他人の性行為について自らがインタビューして、その調査結果を本にまとめて全米でセンセーションを巻き起こす。映画ではその後のことまでを描いている。
キンゼイ博士には「キングダム・オブ・ヘブン」「バットマン・ビギンズ」にも出演しているリーアム・ニーソンが演じる。妻のクララには「ラヴ・アクチュアリー」、「ミスティック・リバー」ではショーン・ペンの妻を演じていたローラ・リニー。その他にはキンゼイ博士の父にはジョン・リスゴー、キンゼイ博士と共にインタビューをするゲッパートにはティモシー・ハットンが演じる。
【ストーリー(ネタバレなし)】
堅物の父から将来は技術者への道を引かれていたアルフレッドは、或る日そんな父が敷いたレイルの上を走るのを嫌い、大学を中退する。アルフレッドはボードン大学の生物学へ編入し、クマ蜂の研究に没頭する。クマ蜂の研究で各地を飛び回るうちに、彼はクマ蜂の生態には二つとして同じ生態が無いことに気がつき興味をより一層持つことになった。
インディアナ大学で助教授となり教鞭をとることになるアルフレッドは、クマ蜂の研究にのめりこむようになる。そんな彼の講義に興味を持った一人の女学生が彼の元を訪ねてきた。その女性はクララと名乗り二人は徐々に打ち解けていくことになり、遂に結婚をすることになる。そのクララを絶縁状態にある父に紹介するために久し振りに実家へ戻ったが、相変わらず父はクマ蜂の研究をする彼を嫌っていて絶望する。
二人は結婚することになるが、二人とも婚前交渉のないまま結婚をすることになったので「初夜」も無事に済ますことができなかった。原因は新郎の男性器が大きすぎるが故に新婦が痛がり性交に至らなかった。初夜に失敗したがアルフレッドはめげる事無く、「専門家に相談しよう」とクリニックを訪ねて原因を探りこれを克服することに成功した。
こうして性行為に自信を深めたアルフレッドが、自身の体験を学生に語って相談にのっているうちに講座を開設してほしいとの動きが出る。従来の「衛生学」で講義してきた内容を、アルフレッドによって「結婚学」として開講することを学校も承認した。
アルフレッドの講座は早速人気を博し学内でも話題を呼んだ。それにはアルフレッドの包み隠さない講義内容と、学生からの質問にも正面から答えていたのが良かった。
そしてアルフレッドはこの講座を通じて性研究を深める為に、手始めに学生に実態を調査することにした。更にこの結果に自信を深めた彼は、助手となったマーティンとともに多くのサンプル調査をするためにまずはゲイが多いと言われるシカゴへと飛んで調査をすることにする。街のパブでいきなり性についての調査をすることに躊躇う人もいたが、概ね協力的だった。そして調査を終えてホテルの部屋に二人で戻った時に、アルフレッドは同性愛者のマーティンと関係ももってします。彼はあらゆる性行為に興味を持った結果だとして、帰宅後に妻のクララに包み隠さず告白したがクララはショックだった。

この後、キンゼイの女性版出版への道はどうなるだろうか?更に、一度日々の入った妻クララと家族内の関係は?当時の性に対する意識を替える事は出来たのか?彼の出版によってスポンサーのロックフェラー財団の態度はどう変ったか?絶縁状態の父との和解はなるのか?性行動を科学で解明しようとして彼が行き着いた結果は?クマ蜂の研究との接点を見出したが、それは何だったのか?
こうしてテーマを基に今後はDVDで(劇場公開は終わったかな?)お楽しみ下さい。
【鑑賞後の感想】
この映画の時代背景1948年に「キンゼイ・レポート男性版」を出版してから、女性版を出版すると決意してからの世間のバッシングに対する苦悩。その苦悩から逃れる為に彼が取った家族に対する行動も注目だ。
彼は性の営みを科学で証明しようと試みたが、所詮人間の性行為や恋愛感情は科学で証明出来ないと悟った。その結論に至る行程で彼のクマ蜂の生態研究が役に立ったという共通点が興味深かった。
個人的にはもっと性行動を分析するインタビュー的なドキュメンタリー作品と認識していたが、どうやらそういう映画ではなかった。リーアム・ニーソンがキンゼイを演じなければ駄作に終わったかも知れない映画だった。
【自己採点(10点満点)】
7.0点。 リーアム・ニーソンが出ているのでこの点を付けた。

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日記のテーマとは関係ないけど、私のカンボジア・タイ旅行記の写真が完成しました。
是非、暇つぶしにでもご覧下さい。ついでに感想を書き込んで戴けると、とても嬉しい管理人でした。
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Last updated  2007.01.03 16:50:02
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