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2006.10.14
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カテゴリ: アメリカ映画
公式HP
上映時間:98分
鑑賞日:10月1日 新宿ミラノ(歌舞伎町)
監督:アレハンドロ・アグレスティ
出演:キアヌ・リーヴス(アレックス・ワイラー)、サンドラ・ブロック(ケイト・フォースター)、クリストファー・プラマー(サイモン・ワイラー)、ディラン・ウォルシュ(モーガン)、ショーレ・アグダシュルー(アナ)、エボン・モス=バクラック(ヘンリー・ワイラー)、ヴィレケ・ファン・アメローイ(ケイトの母)、リン・コリンズ(モナ)

【この映画について】
韓国映画の名作、『イルマーレ』をハリウッドがリメイク。主演は、キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロック。『スピード』で“異常な状況で恋に落ちた”二人が、本作では、時間を越えた恋人たちの精神的な愛を演じる。
監督アレハンドロ・アグレスティは、オランダを基盤に活躍してきたアルゼンチン出身の名匠。シカゴの街並みとのロケ映像と物語が上手くマッチしている上に、それらの映像がせつない気持ちを巧妙に表現し大人のラブストーリーに仕上げている。
2004年のアレックスと2006年のケイトがいったり来たりする一種のタイムトラベル作品だが、遠い過去を行き来するのではなく2年前に設定したことで現実味が感じられる。
【ストーリー(ネタバレなし)】
研修を終えてシカゴの病院に着任することになった医師であるケイトは、湖畔に立つガラス張りの家から引っ越すことになった。家を出る時、次の住人に宛てて手紙を残した。「新しい住人さん、新居へようこそ。暫くは配達ミスがあるでしょうから郵便物の転送をお願いします。玄関の犬の足跡は元からありました」。
湖畔の家に引っ越してきたアレックス・ワイラーは郵便受に奇妙な手紙を発見した。ずっと空き家になっていた湖畔の家は著名な建築家だった父が亡き母のために建てた家だ。その後、家族は父の知名度が上がるにつれ気難しくなりバラバラになっていった。
アレックスは、玄関を見たが犬の足跡はなかった。しかし翌日、迷子の犬がやってきて、ペンキで足跡をつけた。アレックスは、このことをケイトに手紙で知らせる。数回の手紙のやりとりからアレックスは、ケイトが2年後の世界にいることを知る。2人の不思議な文通は続き、やがて愛し合うようになる。
2年間の時空を超えて二人は湖畔の家の郵便受けを通じて文通をし、そこで様々なことを語り合ううちに愛情が芽生えてくる。そして時間の隔たりを越えて二人はシカゴ市内でももっとも予約が取れないと評判の店である「イルマーレ」で待合せる。果して二人は時空を超えられるのか?
さて、ここから先は核心に迫って来るのでポイントだけを書く。

2.時空を超えて愛し合う二人は「イルマーレ」で会う約束を果たせるのか?
3.二人は何故手紙で愛し合うことが出来たのか?
4.2006年を生きるケイトは2004年に生きるアレックスの未来を予感出来るのか?
5.アレックスの未来とケイトはどこで交差するのか?その時は何時来るのか?
6.アレックスの未来の出来事を偶然にも知ってしまったケイト。彼女はそれにどう対応したか?

等を中心に韓国の原作を観た方もそうでない方(私もそうです)も、是非、映画観でご覧下さい。
【鑑賞後の感想】
韓国版の原作を観たいないので比較論は避ける。しかしこの映画には分からないことが多すぎて突っ込みを一杯入れたくなる。

タイムトラベル関係映画は起きてしまったことは変えないのが原則だが、この映画はハッピーエンドを演出する余りに結び付けてしまった。この良し悪しはあるだろうが、キアヌ・リーヴスとサンドラ・ブロックのコンビでなければ駄作に終わりかね無かった。
所がこの映画の素晴らしい点も何点か上げよう。まずは映画の大部分がロケ映像で、しかもNYとかLAでなくシカゴ市内と郊外なのが良かった。もう1点は挿入歌のよさがある。挿入歌数曲の中で、二人がパーティで恋人の目を盗んで口付けを交すシーンとエンド・ロールで流れる印象的な曲が素晴らしかった。どこかで聴いた事のある曲だと思ったら、私の大好きなポール・マッカートニーの曲ではないか。「This Never Happened Before」は今のことろポールの最新作である 「Chaos And Creation In The Backyard」 12曲目に収録されているまるでこの映画の為に書かれたかのような名バラードだ。
ポールは「バニラ・スカイ」でアカデミー賞とグラミー賞の映画音楽部門にノミネートされたが、両部門ともランディ・ニューマンに賞をさらわれた。果して今回はこの曲でノミネートされるだろうかにも注目したい。
【自己採点】(10点満点)
7.3点。 ストーリー的には満足出来ないが、映像や音楽の良さで得点を少し上げた。

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1.Jeff Larson/Swimming In The Make Believe





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Last updated  2006.10.15 22:18:27
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