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久しぶりにタケさんが休みらしい。そんな訳で、コソコソと釣りの相談。協議の結果、アジの釣果が上がっている和歌山マリーナシティに決定。んが、その直後に釣りサンデーのサイトで、マリーナシティの詳しいレポートを発見。それによると、長大な釣り場の両端でしか釣れないらしい。真ん中の大部分は、サッパリとの事。釣りサンデーの記者も、これでは記事にならないと焦ったらしい。そこで、端っこに陣取っていた家族に事情を話して、ポイントを譲ってもらったとの事。その辺の裏事情を、包み隠さずレポートしている釣りサンデーはエライ!ちなみに、おっさん宅の近所に住んでいる人が、マリーナシティの常連さん。後日、その人に話を聞くと、最低でもAM4時前に到着しておかないとポイントの確保が難しいらしい。そんで、AM6時の開場まで待機して、オープンと同時に小学6年生の長女が猛ダッシュ。目指すは、570メートル先の先端部分。長女に竿だけ持たして、全力疾走させるらしい。この朝一番の体力勝負が、その日の釣果を決めるらしい。もうテクニックもクソも無くて、完全に陸上競技の世界ですね。そんでまあ、この記事を読んで、前回の下津ピアーランドを思い出した。あそこも、釣れていたのは先端部分のみ。オープンと同時に、先端目指してダッシュするのも一緒。他の皆さんは、指を加えて爆釣風景を見ているだけ。あれの再現はイヤ。そんな訳で、急遽ポイント変更。なかば強引に、日本海側に決定。エサ屋情報によると、ぼちぼち日本海側でもアジが釣れ出しているらしい。んで、おっさん達が向ったのは、舞鶴の白杉漁港。舞鶴西ICで降りると、約30分ほどで到着。高速を降りたところにエサ屋があって、とても便利。駐車料金は1台500円必要。ポイントは、静かな湾内に伸びた防波堤。昔、軍艦の発着場だったとかで、足元から水深が十分ある。竿先ではなんと10ヒロ。現役の大型船が発着する兵庫埠頭でも7ヒロなんだから、これにはビックリ。足元は、やたらと根掛かりする。捨石とかじゃなくて、何か人工的な障害物があるような気配。ちょっと離れると、シモリなども無くて、変化の無い砂地。ここでおっさんは、いつものウキフカセ。嫁さんは、キワ狙いのヘチ釣り。タケさんは遠投ウキサビキ。タケさんジュニアは、車で爆睡。変死体のように、ず~っと熟睡している。んで、いつものように撒き餌をするけど、サッパリあたりが無い。フグなどのエサ取りもいない。どうなっとんじゃ?この海は。ヒマなので、投げ竿を1本出してみる。すると、この投げ竿に、イロイロな生物がヒット。まず、海ケムシ&ハオコゼ。あと、小さなメゴチ、小さなハゼ、大きなヒトデ、謎の幼魚。おおよそ、うれしくない生物が、どんどん釣れる。極めつけは、タケさんのサビキ仕掛けに、鈴なりにヒットしたハオコゼ。もうね、なぐさめの言葉も出ませんわ。そんななか、常連っぽい方々は、キワ狙いでカレイ、ちょい投げでキスを上げていた。足元で、カレイやキスが釣れるなんて珍しいポイント。まあ、そんな感じで、お昼まで釣ってエサ切れで撤収。当然、お土産は無し。なお、堤防の根元で釣っていた常連さんに話を聞くと、昨日はアジがサビキで釣れたらしい。今日は、どういう訳かサッパリとか。う~ん、やっぱ自然が相手だと、計画通りに行きませんねえ~。
2010年05月17日
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