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本日もテレビ等で震災関連番組が放映されている。また安全関連の集会も開催されているようだ。しかし、どうもピントがぼやけてしまってるようで、気になって仕方がない。震災直後から1週間に掛けて、神戸市長の雲隠れ事件といい水道局某責任者が、消火作業に使われている消火栓の元弁を、閉じてしまった失態などはっきりいって、神戸の震災は人災である特に大きな責任は「安全都市神戸」の標語・言葉そのものにある。拙者は消防の現職時代から安全という言葉は、消防人として決して口から発してはいけないと主張してきた。「神戸は安全だから安心・・・・」ということは口が裂けてもいえないことなのであるしかしながら、当時の神戸市政責任者は観光や産業誘致振興などの目がくらみ、安全都市神戸というのを標語にしてしまった。そのため、神戸市民の災害に対する心構えが赤子同然に低下してしまったのだ。本来リスクマネジメントの専門家である保険会社外務員も顧客からの注文であった火災保険の地震特約追加を「神戸に地震はないから」と取り消させてしまったほどである。この顧客は震災後、この保険会社を訴えたそうだ・・・・市民の命を預かる責任者は市民を油断させるような言動や日ごろの防災力の低下を招くことをしてはならないのだ。安全は決して「おんぶにだっこ」では、できないことなのだ市民に対し災害の発生を寝耳に水といったようなことに決してしてはならない。つねに地震や大災害があるぞあるぞと市民を恐喝し続け、市民防災力を高めておく必要がある。阪神大震災の再来も、ありうるのだから。・・・これは消防の任にあたる者、そして、市長、政治家の責任であると思う。いざというとき行政は市民全員の命を守れるはずはない。少数の人しか助けられないのだ。このことははっきりと市民に告知しなければならない。市民は自分自身で対応を迫られるのであるから--------------------繰り返す安全という状態はこの世には存在しないその言葉を口にする者はすべて市民を安心させて油断させる詐欺師かペテン師なのだ!!
2009年01月17日
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