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母乳基礎知識

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母乳とミルクの基礎知識
お母さんのおっぱいはどんなところがすぐれているの？
赤ちゃんにとっておっぱいがいいのはなぜ？
母乳とミルクはどんな違いがあるの？ここでは母乳とミルクについて知っておきたいことをまとめてみました。

母乳
赤ちゃんにとって最適な栄養です母乳のタンパクは牛乳などとくらべて赤ちゃんが消化吸収しやすくなっています。
もちろん、タンパク質の質の違いによるミルクアレルギーになの原因になることもありません。
それに人間の体に必要な亜鉛、鉄、マンガンなどにミネラル分を含んでいます。

特に、初乳（分娩後１週間くらいの間に出る黄色みを帯びた粘りけのある母乳）は生まれたてでまだおっぱいをじょうずに飲むことができない新生児のために、栄養価値が非常に高く作られています。

赤ちゃんを病気から守ってくれます
母乳は栄養面以下でもたいせつな役割を担っています。
それはさまざまな免疫物質を含んでいて、赤ちゃんを病気から守るということです。

赤ちゃんの発達や母体にも有利です
赤ちゃんに乳くびを吸われる刺激は、乳汁をつくるプロラクチンというホルモンを分泌させます。
プロラクチンは排卵を抑え、自然な避妊作用も。射乳ホルモンのオキシトシンは子宮を収縮させるので、産後の母体の回復に有益です。
また、母乳は赤ちゃんが一生懸命努力をして吸わなければ出てくれません。
筋肉やあごの発達が促され、のちに食べ物をかむ力が強くなるのです。

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