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2010.02.01

プラチンブリーおじさんの話（前篇）　＜腕白成長期　第1章＞バンコクから「国際だっくす同盟」家族通信 572

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テーマ：国際だっくす同盟(448)

カテゴリ：「国際だっくす同盟」りんちーさん通信

タイ

だっくす　集まれ！

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バンコクから「国際だっくす同盟」家族通信　572
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　「国際だっくす同盟」
　the International Dachs Organization　略して、TIDO
　「国際だっくす同盟　メインページ」　をご参考！

第５章

＜腕白成長期　第1章＞

散歩の相性　◇ Pet Expo どうしよう　◇ まなおさんの初冒険(前篇) 　/ （後編）　◇血の涙（前篇）　/　（中篇） / （後篇） ◇ 暗闇の中の失策 ◇ 小さな贈り物　◇ 留守番のＢＧＭ ◇ 気になったふくらみ / ワンコ隊近状　/ 天然系代表　パパ＆兄貴 / 弟妹の定期予防注射　4匹の個性 / 小鳥乱入劇の背景 / 父の背中 / クリスマスツリーがある我が家 / いざ、オペへ / どんな夢を見ているのか / そむおーさん　犬生初の切開オペ（前篇） / (中篇) 　/ （後篇）
◇ 復活劇 ◇ 抜糸 ◇ 執事と隠れ魔　◇ 今年のテーマは「レバー・クリスマス！」～メリクリ with ワンコ隊～　◇ ワンコ隊のカウントダウン　◇ 遊び仲間だから？ ◇ 内は内！外は外！

◇プラチンブリーおじさんの話（前篇）

　昨年末の我が家の話題。

　お向かいの１つ、ラッキーさんの家の全面改装、ほぼ新築を指示していたのが、
　プラチンブリーおじさんであります。
　プラチンブリーというのは、バンコクの東の県、
　カオヤイ国立公園の南部を含む、
　イメージとしては自然的な場所。
　日本人には、マンゴスチンソープで有名かもしれません。

　さて、このプラチンブリーおじさん、
　通しでラッキーさん宅に滞在、
　その間、作業内容に応じて、複数の業者チームが寝泊りをしておりました。
　最初のころは、旧屋を壊し、基礎工事から始めたので
　なにもないところでテント生活。
　そのうち、家のコンクリート梁ができ始めると
　寝泊りの場を屋内（ただし風通しは相当いい）で生活を始め、
　見た目、家となった11月中旬からは、十分雨風が防げる環境に。

　そんな様子を見てきておりました、ある日、

20091128-ワンコ隊

　土曜日の昼、前庭を掃除し、
　ワンコ隊はきままに駆け回っていたころ、
　プラチンブリーおじさんが、話しかけてきた。

　いい犬だねえ、

　という内容から話し始めるが、
　簡単な内容ならばタイ語で構わないのだけども
　どうしても英語を使いたがるおじさん。
　それがなかなか聞き取りずらい。
　なので塀に近づき、耳を立てるが
　そんな行為ワンコ隊から見たら、怪しい行動に見える。
　なので、吠える。
　皆を家の中に入れて聞き取りを再開。

　いい犬だねえ、
　とほめてくれるがいいが、どの犬だ？
　どうやら、茶のマナオさんらしい。
　いくらで譲ってくれるか、
　と尋ねてくる。
　否、我が家は犬を売っていなし、かつ、マナオさんの場合、
　ちょんぷーさんのお膝元犬。譲ることはできません。

　犬が8匹も群がっていますと
　時折、通りがかりで、いくらで売っているか、尋ねられることあり。
　犬身売買はあいにくやっておりません。

　もっとも、今の環境がワンコ隊たちにとって幸せかどうか、
　もし、彼らが今以上にすごしやすく、
　かつ、新しい環境でも明るさを振りまいてくれるならば
　別れもあり得る。

　実際、彼らのうち2匹は、おねえさんたちが田舎で作っている新居が完成したら
　我が家を離れるかもしれずと、心の準備をしておりました。
　しかし、いざ、ほぼ出来上がると、我が家を出て別の暮らしを始める。
　それ以来、こちらも連絡を取っておりません。家のこと独りでやっております。
　ちょんぷーさんも、彼らとは疎遠気味。

　プラチンブリーおじさん、
　マナオさんを断られると、
　今度は、あの犬、かっこいいねえ、
　と言ってくる。
　誰だと見ると、てんもーパパ、だった。
　否、てんもーパパは譲れないでしょう。
　この性格、なかなか理解してもらえない。
　でも、自然なるところに行ったら走り回れてうれしいか？
　否、走りすぎる・・・なあ。

20091128-ワンコ隊02

　おじさん語るには、
　今、家には犬が1匹いる。
　もしよければ2匹ほしい。オス、オスがいい。
　なのでいくらだ？

　いやいや、お代が問題じゃない。
　もし、彼らにとってすごしやすい環境ならば、お代は要らぬ。
　でも、今の話じゃ、まとまらないでしょう。
　かつ、ラッキーさん宅はまだ未完成。
　またおいおい話しましょう。

　2匹ねえ。
　プラチンブリーねえ。
　犬も楽しいかな。
　でも別れは辛い。
　ここから、ワンコ隊への決別の可能性を感じつつ、
　年末に向けて生活することに。

（続く）

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