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嘘をつきとおすのは難しいでも、何にも変えがたい娘への愛情からくる嘘ならばずっとつきとおしてほしかったなぁたとえ、大きくなった娘にその矛盾や証拠を突きつけられてもそれでもあなたは愛の元に生まれてきたんだと、、、ユーゴスラビア解体ボスニア戦争セルビア人にレイプされて生まれてきたわが子と必死に生きる一生癒されることのない傷をもった母この娘は乗り越えてゆけるのだろうかと修学旅行へ向かうバスを見て心が痛んだ痛みを共有できる同じ経験のある多くの女性がいる母のほうがずっと恵まれている環境にあるといえるのではないのか、、、納得いきませんでした
Jan 31, 2009
若きゲバラを描いた「モーターサイクルダイアリーズ」よ再び って気分で映画館の椅子に座ったらこれは、私のような普通のおなごよりは知ってるかも って程度のレベルではなく観客を選ぶ作品なのでしたぁドラマ性を一切排除どういった経緯でキューバへの船に乗ってるのかカストロとの出会い腕を骨折したシーンそれらがまったくなくて展開が不親切ではないのでしょうかほとんどドキュメンタリーのようですですが、そんな演出なのにゲバラがいかに高潔な人間性を持った男なのかは十分伝わりましたもうちょっとエンターティンメントの香りをつけてくれたっていいじゃないよとぶつぶつ友人と愚痴りながら相変わらず肉屋のメンチカツ大行列でフライの香りが充満した吉祥寺を去ったのでした後編のゲバラ38歳はもっと戦闘シーンばかりだそうで、、、、、
Jan 28, 2009
これは静かであるけれど大きく心に響く反戦映画だ戦場イラクから帰還した19歳の息子が何故か失踪した戦地ではなく、帰国しての失踪に元軍人の父親は困惑しながら独自に息子捜索へと動き出すが異常な環境で人間がどう変わってしまうのかを描いて秀逸感覚が異常さに麻痺されてしまうのだろうし麻痺して順応し、鈍感になっていないと耐えてそこに存在しているのは容易ではないのでしょうそれにしても、息子の殺され方に先日初公判があったあの日本の事件を重ねてしまったが戦場にいたわけでもないのに自らの保身の為だけであの行為に一人で及んだこと狂気より恐ろしいと思う
Jan 25, 2009
前作カジノロアイヤルのラストシーンから1時間後のお話だそうですそれを見終わってから知ったのでいきなりのカーチェイスでボンドが運んだ男っていったい誰?と考える暇などまったく与えられないスピーディな(過ぎる!)展開でこの私の頭ではついてゆくのがやっとでござんしたよ前作は映画館とwowow で計2回鑑賞したのですが、前日におさらいすればよかったなぁダニエルのボンドは相変わらずセクシーで最高だったけれど、とにかくアクションシーンが多くて訪れる国も多くてMI6とCIAボンドの死んだ彼女とヒロインの過去の話やらで2時間弱にどっちゃり詰め込んでます前作にはカジノシーンや拷問の静?の時間があったけれど今回はとにかくめまぐるしいなのですが、ダニエルボンドは永遠に♪どこかのシネコンで前作を上映してほしいなぁ
Jan 24, 2009
ケーブルで放送していたのを再見城山三郎のエッセイをドラマ化した「そうか、もう君はいないのか」を見たばかりだったので夫婦愛物ってことで続いてしまった「ラースとその彼女」の主演俳優がまったく異なったタイプを演じていて、結構セクシーなのですよ痴呆症の役を演じる女性があの傑作「グロリア」のジーナ・ローランズで時の無常の流れを思うわけですがやはり彼女はうまいなぁ、、、
Jan 21, 2009
カンヌ映画祭で脚本賞を受賞した作品冒頭シーン、トルコの小さなガソリンスタンドを訪れる男、ラジオから流れるヒット曲男が曲名を聞くとトルコ人なのにこの曲を知らないのか?と店員らに驚かれる男はドイツ移民二世で最近ドイツから帰郷したのだ自分の国のことを何も知らないそして、一番近いはずの親と子どもはお互いのことを知ろうとしていない偶然に交差し、すれ違っては近づいてゆく3組の親子の悲劇と再生の物語練られた構成が素晴らしい
Jan 12, 2009
悲惨なニュースや先に明るさを見出せない世界状況に暗澹としてしまう今だからこそ必見の、なんと60年前の作品大きな夢の計画を実現しようと希望に満ちていた優しき主人公は諦めざるおえない事情で断念するそして数年後、再び夢を実現できそうな時またも周囲からの事情で断念それでもその置かれた状況で努力する主人公に自らの責任ではなく、最悪の事態に陥ってしまい人生に絶望 いっそ身投げをと考え、橋に立つのだが自分より先に飛び込んだ男がいるその男は彼の守護天使だった、、、ここからが抜群に面白いですね~ニコラス・ケイジ主演の「あなたに降る夢」とかはこの映画が基礎でしょうか見終わった後、映画の素晴らしさを再認識しました
Jan 7, 2009
ヤフーのレヴューで絶賛している人が多いけれど私は★3個がやっとでした小さな町のファンタジーなのだろうけれどありえないでしょう?と突っ込みいれたいですだいたいこのドールの目的はそれなわけでその人形に絵本を読ますって??子供たちに失礼でしょうよ!対人関係恐怖症と言えるラースを町の人々が温かく見守るのはええ話だわぁとわかりますが、救急車まで出す!?真実病気やけが人が出たらどうすんの?ドールをネットで購入までがいきなりなので葛藤などのシーンがないので面食らうわけですし、、、小さな町のありえないファンタジーの傑作ならば「キッチンストーリー」が極上のできだと思うこれは主人公がたくさんの町の人に甘えてるよ
Jan 3, 2009
薬物中毒で会社の金を横領していた兄は離婚後の金銭問題を引きずっている弟に両親が郊外のモールで営む宝石店の強盗計画の片棒を担がせる兄が通っていた高級麻薬吸引サロン?で血が通っていなさそうなゲイのホストに母親が危険な状態だと告げ、冷たくあしらわれるシーンがこの兄が妻も含めて人間関係を築いてないことを表し、なんとも悲しい終盤でこのサロンに兄弟で強奪にゆくのだが兄はベッドで薬物でハイになっている肥満した男の先客に自分を見てしまい逆上したように発砲する兄の根底には父親の愛情が平等ではなかった自分は弟のように外見がよくないから愛されなかったという長い思いがあった父親はそれを否定したがラストシーンでそれは証明されているようだあれから弟はどうしたのかレンタカーの忘れ物はあんなに引っ張る必要があったのか「ファーゴ」からユーモアや情愛を引いた作品だとか言いたいことはあるし、見ごたえもあったけれど好きな作品ではないなぁ
Jan 1, 2009
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