静かな時が流れる｢風の庭」

今日も冷たい雨が降っています。

庭にも出れず、傘差して写真撮る気にもなれず、数少ない寄せ植えでも見てください。

なんでも、地植えにする派なので、鉢植えはとっても少ないのですが、

さすがに冬は、少しは彩りがほしくて作った寄せ植えです。

もう一ヶ月くらいは、経過していると思います。

玄関横の南天の実も、雨に打たれて寒そうです。

その奥の赤い実は、ピラカンサです。

老人施設のS子さんを訪問してきました。

風邪をひいた為、キャンセルして以来、伸び伸びになっていました。

いつにもまして、大喜びで、とっても心配してくれていたようです。

もし、宝物 (私のことですよ～、アハハ・・・)　が、消えてしまったら・・・、

と思うと怖かった、と言ってくれます。

回復してきましたよ、と途中で一度電話を入れるべきだったな、と反省しました。

曽野綾子さんの「老いの才覚」を購入し、

申し訳ない、先に読んでしまったけれど、よかったらどうぞ、とその本をくれました。

すっぱり、さっぱり、きりっ、と曽野さんの考え方が、心にしみこみます。

ここまで、きっぱりとした生き方は出来ていない私だけれど、

目指している方向と、そんなにはかけ離れていないな、と心強く思いました。

老いは、日々の積み重ねの結果なので、

若い人が、一度読んでおくのも悪くないかも、とは思いますが・・・、なかなかね。

この地球は、神様からの贈り物。

そこに生かされている私。

いつか、地球から消えていく日、薄れていく意識のなかで、

私の人生、そうは悪くなかったな、と思えたらいいな。