静かな時が流れる｢風の庭」

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2020.10.09

青紫蘇の花。今日はずっと仕事を。

(8)

テーマ：花のある暮らし、宿根草(3772)

カテゴリ：庭

庭の隅の青紫蘇が花穂を伸ばしています。

野菜の花は、清潔で清純ですね。
収穫して、塩漬けや佃煮にしたいな、
と思いながら、時期を逸してしまいそう。
寒そうな雨が降り続き、庭にも出られず、
この写真も、二、三日前に撮ったものです。

秋になって、お客様が多くなっています。
ベストのファスナーの取り換え、

ユニクロで買ったという上着の袖丈詰め、
などなど、内容は多岐にわたります。
ある人は、とても気に入ったスカートがあって、
でも、自分のサイズが無かったけれど、
チマミさんに持って行けば、何とかしてくれる、
と思って買っちゃった、と言ってました。
頼りにされて、有難いのですが、
ちょっと出かける用事が増えると、
溜まってしまい、期限は来るし、焦ります。

溜まってくると、以前は夜なべしたこともありますが、
今は、寄る年波には勝てず、目がしょぼしょぼして、
とても夜には出来ません。
うちまで来れない人には、家へ呼ばれることもあり、
何回も伺っている方ですが、
足が悪いので、どんどんお腹周りが太ってしまい、
ズボンが入らない、といいます。
穿いて貰うと、足も腰も入るのですが、
ウエストだけが15cmくらい足りません。
広げるにしても限度があり、
似たような別布を足すしか方法はありません。
みっともなくてもなんでもいいから、
布を足してほしい、といいます。
そういう仕上がりが美しくない仕事は、
楽しくないので、気が進まず、
「でもね、買った方が安いですよ」と勧めます。

お金のことはいいのよ、と言いながら、
外へ出るとめまいがするので、
買い物に行きたくない、と。
あ～、そうか～、いろいろ事情はありますね～。
もう少しで、
付き添って買い物に行ってあげましょうか、
あるいは、ネットで大きなサイズを買いましょうか、
とか、云いそうになりました。
自分の老いを自覚せず、つい、人の世話を焼く、
責任もってやれる年齢ではないな、と思いとどまります。
結局は、引き受けましたが、
できるだけ、綺麗に仕上げたいです。

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