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2005/11/17
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カテゴリ: 読書
『おめでとう』 川上弘美 /新潮社






「このたびは、あんまり愛してて、困っちゃったわよ」とこちらが困るような率直さで言うショウコさん。
百五十年生きることにした、そのくらい生きてればさ、あなたといつも一緒にいられる機会もくるだろうし、と突然言うトキタさん…
…ぽっかり明るく深々しみる、よるべない恋の十二景

【目次】
いまだ覚めず/どうにもこうにも/春の虫/夜の子供/天上大風/冬一日/
ぽたん/川/冷たいのがすき/ばか/運命の恋人/おめでとう




川上弘美さんの本は 『センセイの鞄』 しか読んでないのですが、
あの独特の雰囲気は強烈に印象に残っています。

12編はどれも恋の一場面をきりとったもので、
最初のうちは彼女の淡々とした文章にひたされながら
ある心地よさを感じて読めました。

でも読み終わって、解説を読むまでもなく
底辺にある 「物淋しさ」 に泣きそうになってました。

私は 「春の虫」 が一番好きでした。涙はでないけど切なくなりました。

わたしの数少ない読書関連情報によると、
川上弘美さんは、なんとなく 「冬」がすごく似合う作家さん だなと思いました。
秋から冬にかけての冷たい空気の中の人を書いたら、
右にも左にもでるものはないように思います。

それにしても、不思議な作家さんです。
多分、読んでる人の好き・嫌いが激しそうな作家さんではないでしょうか。







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Last updated  2005/11/17 12:06:13 PM
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