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2009/07/22

『レイン』（1）雨の日に生まれた戦士　吉野匠

(4)

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(91883)

カテゴリ：読書

『レイン』 （1）雨の日に生まれた戦士　吉野匠　／アルファポリス文庫

　ハードル上げずに読むべきだった…

　サクサクしたものが読みたい時に

　ラルファス軍に入隊希望

【あらすじ】

本屋さんで表紙と目が合うたびに、
「おい、そこの女、俺を手に取れ！俺に気があるんだろう？」
…という幻聴が聞こえていた、この本。（本気度40％）

確かに剣と魔法の王道ファンタジーも、きみの見た目も好きだ。
でもレイン。
正統派に見えたきみがまさかこんなキャラだとは思ってなかったよ!!笑

この小説、オンライン小説なんですね。
作中に時々ある（）書きとか、どうも気になっていたので、

だからどうというわけではないけど、
想像とは違ってやたら軽いイメージでした。
キライじゃないけど…正直、期待しすぎちゃったなぁと…

主人公・レイン はとにかく圧倒的に強く、基本的にエラそう。
だけど本人曰くの 「傲岸不遜」 というにはちょっぴり物足りない気がします。
個人的には、何だろうと誰だろうと絶対に慌てふためいたりしないで欲しかったなぁ。

そして彼の副官二人、
本当は強いのかもしれなくても、実戦で怖がるなんて役に立たな過ぎ!!
レインの強さを際立たせるため…なのかもしれませんが、
わたしが兵士だったらあんな副官はゴメンですねっ

ラルファス の所はすごく好きです。
まずラルファス。
物腰といい考えといい見た目といい、ちょっぴり押しに弱い所といい、
彼は貴族というより王子ですねぇ

なぜラルファスの副官がこんなゴツイ奴なの？笑
と思わず笑ってしまうほどの グエン 、
そして、なぜラルファスの副官がこんな可愛い少年なの？笑
とキュンとするほどの ナイゼル ！…ていうかナイゼル万歳！
出番は決して多くないのにこの存在感！（単なる一目惚れ）

…というように、どうしてもキャラ読みになってしまいます。
確かに、どのキャラクターにも吉野さんの愛を感じますね。
きっともう少しすると個性も確立されてくるんだろうなぁ。
個性爆発するとしたら、王女の シェルファ な気がします。
一体彼女は何者なんでしょう…

なんだかんだ言って、
軽く楽しめるものが読みたいときに続きを読むと思います。
早速7月中に2巻が発売されるみたいですしね♪

しかしどうしても受け付けないのが、王族や貴族特有の白目のない青い瞳。
表紙の王女の目をじっくり見ていると、少し気味が悪いです…

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