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2011/01/16
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カテゴリ: 読書
『プシュケの涙』 柴村仁 /電撃文庫
hosi_ki_4.gif
hosi_mi_3.gif 表紙のままの読後感




「こうして言葉にしてみると…すごく陳腐だ。おかしいよね。笑っていいよ」「笑わないよ。笑っていいことじゃないだろう」…あなたがそう言ってくれたから、私はここにいる―あなたのそばは、呼吸がしやすい。ここにいれば、私は安らかだった。だから私は、あなたのために絵を描こう。夏休み、一人の少女が校舎の四階から飛び降りて自殺した。彼女はなぜそんなことをしたのか?その謎を探るため、二人の少年が動き始めた。一人は、飛び降りるまさにその瞬間を目撃した榎戸川。うまくいかないことばかりで鬱々としてる受験生。もう一人は“変人”由良。何を考えているかよく分からない…そんな二人が導き出した真実は、残酷なまでに切なく、身を滅ぼすほどに愛しい。


表紙が印象的なこの本。
色んな方からのオススメで読んでみました~♪

皆さんが口を揃えて書かれているのが、
「この構成は反則だ」 ということ。

ははぁ、なるほど…
これは確かに反則だわー…





一人の少女が校舎から飛び降りた理由をさぐる前半、
その少女の境遇を描いた後半。


そして時系列ごとに書いていれば、
きっと単なる悲劇としてそこそこ心に残ってただろうなぁ。

読後にこれほど切なくてどこか温かい気持ちになるのは、
この構成と、“変人”由良の性格のおかげですね。
シャボン玉の場面が眩しくて、涙ぐんでしまいました。


由良を追いかけたいので、
続きの「ハイドラの告白」「セイジャの式日」も読んでみます。








「プシュケ」はギリシャ語で「心・魂」とかそんな感じらしい。
同じ名前少女の神話もあるとかで調べましたが、
…なんだかしょうもない話でした。笑








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Last updated  2011/01/16 11:16:33 AM コメント(6) | コメントを書く


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