ノベルの森

ノベルの森

PR

×

プロフィール

マトリックスA

マトリックスA

コメント新着

マトリックスA @ Re[1]:「あの梅の木は」   第19話(07/23) 千菊丸2151さんへ いつも有難うございま…
千菊丸2151 @ Re:「あの梅の木は」   第19話(07/23) 梅の木は、二つの世界を繋ぐものだったの…
マトリックスA @ Re[1]:「あの梅の木は」   第19話(07/23) MoMo太郎009さんへ いつも有難うござ…
MoMo太郎009 @ Re:「あの梅の木は」   第19話(07/23) 突然のスリリングな展開。 「つづく」です…
マトリックスA @ Re[1]:「あの梅の木は」   第18話(07/09) MoMo太郎009さんへ いつも有難うござ…
MoMo太郎009 @ Re:「あの梅の木は」   第18話(07/09) マスターみたいな生活してみたいです。 …
マトリックスA @ Re[1]:「あの梅の木は」   第17話(06/29) 千菊丸2151さんへ どうなるか、気にかけ…

お気に入りブログ

久しぶりにガチャガ… New! 千菊丸2151さん

茨城の海岸物語(その… New! MoMo太郎009さん

この微妙なイラつき… New! ナイト1960さん

AIG全英女子オープン… クラッチハニーさん

Fw:Fw:Fw:銚子市の観… マイケルソフトさん

お買い物 満々美人 Grs MaMariKoさん
【Route Store】LINE… Route Storeさん
2026.02.25
XML
カテゴリ: ライトノベル



「あの梅の木は」  第2話




「え?」


「だから、お前んちの庭にあるあの木は、昔から梅の花を咲かせてた

かって聞いてるんだ」


「裕也、あんた今会社で何かこう・・・めちゃめちゃ難しい仕事を

任されてんの?それで神経がすり減ってるとか?」


「まあ、キャッチコピーなんて空から降りてきて頭ん中で花開く、

みたいなところあるから、普通はイライラするようだけどな、俺は

結構楽しんでるから、神経がすり減るってことは・・・」


「ない?」

「ああ、俺は主にキャッチフレーズを担当してるからな、ニュースを

見てると、『これ、どうにかならないか?』っていうふうに、ニュー

スが問題提起してくれてるところがあるから、助かるんだ」

「なるほど・・・」


「それに担当のスタッフ以外の発案も有り難く受け付けるからな、

予想外に焦りはないんだな・・・躍起になるとかえって降りてこない

ものなんだよなあ・・・って話がそれてないか?」


「ごめん、梅の木の話だった」

「それだよ~、気持ちはそっちに振られてたんだよ俺はー」

「うん、でも答えは決まってるから」

「あの木は昔から梅だったって、そう言うの?」


香織が大きく頷いた。


「ちょっと待ってろ」


上目使いに香織を見ながら上着のポケットに手を入れる。

裕也が取り出したのはスマホ。


「俺たち、中坊の頃からお互いの家を行き来してたよな」


「うん、だって父親同士が友達だったし、中1の時に裕也んち

越してきたでしょ九州から」



この 2 人の父親たちは、裕也の東京の親戚が営む木材店でバイトし

ていた香織の父親と、たまたま遊びに来てた裕也の父親が出会った。

偶然にも 2 人は同じ大学だったし、なにより気が合って、それ以来

の親友である。


「そう、で、これが高校受験に合格した時かな、この写真」


裕也のスマホに映し出された 1 枚の写真、それは日付からして

2 人が揃って同じ高校の受験に合格したのを 2 家族が集まって

祝った時のもの。


裕也から受け取って画像を指で拡大しながら香織が


「これ、合格発表の直後だから、もう咲いてていいはずよね

梅の花・・・」


「木の幹とか枝ぶりを見てみ、梅の木かどうか・・・」


「え!?」


「出たな、本日2回目の『え?』が・・・」








 こんにちは。
 意外でしょ?こんなに早い更新なんて!


ライトノベルランキング





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2026.02.25 15:41:01
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: