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決算も終わってきましたね。一つは2月決算ですがある2社がちょうど時価総額が一緒くらいだったので主要指標を比較してみました。左の会社はローテクでシクリカルのピークと思われる会社、右は黒字化しこれから凄まじい利益をあげられるであろうAIも駆使する会社。時価総額を丸ごと買収できる価格と考えるとこれがほぼ同額とは・・・ 百万未満切捨て時価総額40,10641,082売上37,9352,908来期売上予想47,000非開示営業利益16,927338来期営業利益予想19,800非開示経常利益17,109337来期経常利益予想20,000非開示純利益11,838255来期純利益予想14,000非開示自己資本比率75%45.2%純資産428171194ROE27.7%21.4%営業利益率44.6%11.6%来期営業利益率予想42.1%非開示現金・有価証券保有額23,368853
2019.05.18
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さて本日昭和電工決算発表なんですが既に決算が出た同じ黒鉛電極で稼いでいる東海カーボン、日本カーボンをみてみると来期予想利益で PTSからPERを見ると東海カーボンPER5.2 日本カーボンPER4.7 今のところ来期予想でPER5前後を目指すって見えます。大きな特別損失がなければ昭和電工の一株利益は今季900円ちょい、来期予想1200円前後って考えると日本カーボンと大体一緒。今の日本カーボンの株価が昭和電工が目指すところかなって感じです。ただし今季4Qで比較的大きな特別損失出して来る可能性高いと思ってますし300億の特別損失があれば大体四季報予想と同じ程度の純利益となります。来期の一株純利益は1000円はさすがに超えてくるかと思いますが。本日の決算発表どーなることやら
2019.02.14
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日本カーボン決算で電極関連賑わって来ました。東海カーボンも決算で来期30%超の来期営業利益予想出しましたね。配当は倍の予想、2月14日がいよいよ昭和電工決算発表です。昭和電工今季営業利益予想は私は1990億円としていてこれは変えなくてよいと思ってますが純利益は一株益911円としていたのですがこれはもっと下がる可能性があります。理由としては2年連続で200億程度の特別損失を出していて今季はまだ3Qまでで30億程度。ここからプラス200億の特別損失出すと大体820円代の一株純利益となります。まあそれでも会社予想よりは乗せて来てますがあとうすいですが配当の再増額がワンチャンあるかと考えてます。あれば大ラッキーくらいで。
2019.02.12
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証券会社のレーティングってやつを私は苦々しく思ってましてこれによって証券会社が株価をコントロールしているんじゃないかと。買いたい会社のレーテティングを下げ売りさばきたい会社のレーティングをあげるといったように。2018年4月に野村証券が出したレポートによりいわゆるカーボンショックという黒鉛電極関連会社の株価が大幅に下落するということがあったそうですがその時野村証券が出した19年12月期の昭和電工営業利益予想(1298億)と勝負するつもりで個人投資家しんが同予想営業利益を出してみたいと思います。ちなみに野村証券はそのレポート出した後にレーティング下げた東海カーボン買い増したようですけどね。(注)下記予想は今季でなく来季19年12月期昭和電工営業利益予想になります。来季予想をするにあたってポイントはやはり無機部門の黒鉛電極事業です。現在わかっている情報で蓋然性が高いと考えられる同業の東海カーボンの19年上半期の価格交渉を18年下半期の価格から20%増しで進めているのを昭和電工にも当てはめたい。3Q398億、4Q予想477億の黒鉛電極事業がメインの無機部門営業利益は平均すると437.5億これを年間になおすため4倍すると1750億、これにアメリカでの増産分3万トンの寄与分を7.4%プラスとし(他事業所におけるデボトルネッキングは考慮していません。)さらに東海カーボンを参考に価格上昇分20%を加えると2255億円となります。(億以下四捨五入)これが無機部門の営業利益!さらにざっくり他部門はまとめて18年と同じとすると534億円。合計2789億がしんの19年12月期の昭和電工営業利益予想とします。野村証券の予想が1298億円ですからしん2789億VS野村証券1298億、ざっと倍くらい違ってますね。来季のことですから見通すのは難しいけど少なくとも私の予想の方がだいぶちかい自信はあります。実効法人税32%としてみると1896億の純利益1株利益1288円となりました。12月20日終値で3455円ですからper2.68になりますか。私はいくら市況が悪いとはいえ今季でなく来季以降も見通しが明るい企業がここまでの低いPERなのかよくわかりませんがこのような値段で買えることを喜ばしく思っています。これを見るとバフェットがゼネラルフーズをRER3で買い数ヶ月後かかった買収で3倍で売ったエピソードを思いおこさせます。「なぜ当社に投資したのですか?」バフェット「貴社は純利益の3倍で取引されています。そのうちどこかもっと高い値段で欲しいといってくる会社が現れるでしょう」さて野村証券のレポートでは中国産の黒鉛電極の増産によ需給の崩れを指摘しているそうですが確かに増産はされていますがそもそも中国産の黒鉛電極はその質から黒鉛電極の世界シェアには入れずに考えられているようですしこちらのレポートでも別物とされています。最新の高効率の電炉では1トン当たりの消費量で3:0.7〜0.8ほど違ってくるので0.7で考えると約4.2倍となり同じ口径でも比較にならないと考えられます。上記から中国産の黒鉛電極の増産を値崩れの要因とする野村証券のレポートは的を得ていないと思いますし現状の黒鉛電極の需給状況からそれが裏付けられるかと思います。それどころか中国の電炉の数千万トン分の増設により高品質の黒鉛電極の需要は増しているのではないかとかんがえられます。
2018.12.20
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昭和電工は会社発表で今季1700億円の営業利益を予想しています。ですがすでに1345億円の営業利益を達成しており上振れすることはほぼ確実です。では一体どれくらい上振れするか簡易的に考えてみたいと思います。ポイントは利益の7割を占める黒鉛電極事業の利益です。3Q決算の会社Q&Aから4Qで黒鉛電極の価格が3Qからさらに20%程度値上がりしていることがわかりその上アメリカで黒鉛電極の新施設が稼働していることを考えると黒鉛電極事業は3Qから20%増で考えても悪くないと思います。無機部門3Q398億×1.2=477億円これに黒鉛電極事業をのぞいた他部門の3Q営業益168億円足す3Qまでの1345億で簡易的にですが今季の予想営業利益とします。これで1990億円の営業利益となりますね。実効法人税率を32%として一株益は919円となりました。私は以前975円を予想していたのですが今回の919円の方が近そうです。東海カーボンの来季の黒鉛電極の価格交渉は3Q4Qの2割増で価格交渉で進んでいるそうですがこれに当てはめると昭和電工の来季は今季以上によいことになるのは自明のことかと思われます。それに来季はアメリカの新鋭の黒鉛電極施設3万トンもフル稼働です。来季の予想営業益も上記を参考にして実はもう出してあるのでそのうち書きますね。
2018.12.17
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昭和電工ここ最近乱高下といった感じでボラティリティーが高くなっていますが機関、アナリスト向け発表をした後、証券会社が目標株価、レーティングの変更が数社行われそれを受けてといった面が大きいと思います。そんな中で気になったのが以下の発表で2019年黒鉛電極の市況が悪化するという米系証券会社の判断です。http://web.fisco.jp/FiscoPFApl/NewsDetailWeb?nwsId=0009350020181213023&token=この報道には私は違和感あって12月12日鉄鋼新聞3面に昭和電工のアナリスト発表に出席した記者と思われる記者の書いた記事を読んだのですがその中では市況は逼迫しているため販売価格を原料価格に連動する「フォーミュラ方式」を見合わせるといった内容で需給の逼迫感がひしひしと伝わってくる内容でした。また黒鉛電極メインの東海カーボンは来季は20%増しで価格交渉が進んでいる報道が最近あったばかりです。https://jp.reuters.com/article/ホットストック:東海カーボンが買い先行また12月11日に以降出された各社レーティング・目標株価の変更は強弱まちまちといったところですし以前からの最上位のレーティングを継続したままの証券会社も多いです。米系証券会社が黒鉛電極の事業の不振を感じたとすれば新中期経営計画の中にある黒鉛電極事業が含まれる無機部門で3年間で3250億円の営業利益すなわち一年平均1083億の営業利益を素直にとったからかもしれません。今季すでに3Qまでに979億の営業利益を稼ぎ私の推計では今季1456億に程度と思われる無機部門営業利益からすればかなり見劣りする数字です。まあ保守すぎる経営計画も考えものですね。D/Eレシオなんかも21年の目標で0.5になってましたけど今季3Qですでに0.69に達しており今季末で達成されそうな勢いです。今季予想修正がいつも行われるときに行われなかったのは今季の勢いよすぎで中期経営計画の数字がちゃんちゃらおかしくて同時に出せないからと私は思っているんんですけどね
2018.12.16
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4004の昭和電工 株価4000円さて昭和電工2018年12月11日にアナリス・機関投資家向け発表があるのですが同時におそらく業績の修正もあると考えてます。純利益で1150億→1450億程度、一株益774.3円→975円程度になるとしんは見ています。まあ材料の出尽くしになってさらに株価下落の可能性もあるのですが現在の株価4000円で見るとPERはわずかに4.1です。滅多にお目にかかれないくらいの低PER!またPBRも現在の株価なら私は予想BPS3626円を見ていますので実質1.2倍を割れている状態かと思います。ポイントは今季くらいの収益が来季以降も続くかということです。多くの部門を持つ昭和電工ですが現在の稼ぎがしらは無機部門の黒鉛電極です。黒鉛電極は電炉で鉄の融解に使われます。中国が粗悪な地条綱とよばれる製鉄方法を一掃し電炉への転換が促されたため急激な黒鉛電極の高騰となりました。IRへの連絡したところ来来期くらいまでは少なくとも黒鉛電極の需要は強いというお話でした。また直近の情報では同業東海カーボンの19年度の価格交渉も今季の2割り増しで進めているそうで少なくとも弱い感じではないです。今季の収益がある程度続くなら今の株価は割安かと思います。孔明さんという方が「仕事とお金と人生を考えるブログ」で昭和電工の3Qの精緻な分析をされており今季予想の参考にさせてもらいました。https://road-to-cxo.com/assetmanagement/sdk2018q3result/また中国で黒鉛電極の増産が19、20年となされますが質的に昭和電工の黒鉛電極は技術的優位性を持っており値崩れしにくいと見ています。また世界シェア30%の強みもあります。社長インタビュー中国の黒鉛電極増産の資料はこちら 電炉の世界的な状況については勉強したい方はこちら追記 石川倫太郎さん病床から渾身の昭和電工レポート最後に今季の収益にある程度見合った配当が行われるかどうかは正直よくわかりませんが行われた場合は株価の水準は現在より上がると思いますよ。今回のブログは同じころブログを始めた闘病中の石川臨太郎さんに捧げます。追記 残念ながら12月11日に予想した業績の上方修正はなかったですが増配と自社株買いの発表がありました。
2018.12.06
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わたしが住んでる地域はトヨタ自動社のお膝元といった地域で住んでる自宅から5分もあるけばすぐトヨタ直営の工場があります。こういった地域に住んでるだけに何かとディープなトヨタ話を聞くことが多いのですが最近聞いた話はちょっと衝撃的でした。「ここまで円高が進むといくら経費削減しても追いつかないからもう日本国内で生産するのをやめて国内は設計とか開発とかそういうのだけ残して生産は海外に移すらしいよ。そういうこというと大変なことになるからまだ雇用を守るため国内で生産は続けるって言わなきゃならないらしけど実際経営陣はそういう考えになってるらしい」まあホントかどうかわからないけど一応経営陣にもコミットしている人の話です。政府、日銀の対応をみると真剣に円高対策やってるって感じはしませんしほんとにトヨタが外にいっちゃっていいんですかね?
2011.10.25
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私は毎回会社四季報CD-ROMを買ってるのですが今回そのスクリーニングの既存条件で「株式投資に役立つスクリーニング(上級)」のところで昔、東洋経済がスクリーニング本作った時私がお手伝いして提案したグレアム流のネット・ネット株のスクリーニング式が採用されているのを見つけました。これは流動資産-負債+その流動他資産が時価総額の3分の2以下の銘柄をスクリーニングするもので完全ではないもののかなり高い確率でネット・ネット株が入っています。少し前やった時は300社以上が検出されました。最初からこの式が既存条件で入ってるとわたしとしては便利でありがたいです。普通あの式つくるの面倒だしむつかしいし。昔では考えられないような時価総額の高い企業も検出されます。このスクリニング式で検出されたなかから「面白い企業はないかな」と探してます。
2011.10.24
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少しまえ株友達が「海運安いと思うのだけど」といっていたのが気になってました。ところが今朝の日経新聞一面の記事で『丸紅、LNG船事業買収』の見出しが!そこでこの買収価格を元にPMV(プライベートマーケットバリュー)の考えを元にちょっと海運研究してみました。買収は1隻あたり16万立方mの積載量を持つLNG船8隻の所有権益を1000億円です。ということは総積載量は16×8=で128万立方mになります。記事の最後にLNG船の大手は日本郵船、商船三井と紹介されていました。そこで日本郵船のLNG船事業を見てみると総積載量は約398万立法メートルということですので今回の丸紅の買収と比較してみると398÷128で3.109になります。ということは3.109×1000億で日本郵船のLNG船の事業価値が出ます。それが3109億円!今朝の市場が始まる前の日本郵船の時価総額は3435億円です。ほぼ時価総額に近い額ですので相当に今の郵船の株価は割安に評価されているんじゃないでしょうか?ここ最近は価値志向の投資家にとっては銘柄探し楽しいんじゃないですかね。
2011.10.13
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先回も言ったようにわたしは原子力は放射線の専門家ではありません。ただ専門家の意見や放射線に関する法的な解釈からどれくらいの放射線が危険な水準かを知ることはできます。その知見として言えるのは現在の福島市(県ではありません)から少なくとも子供や妊婦の方は退避したほうがよいということです。その理由として考えられるのは放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律です。これによると3ヶ月で1.3ミリシーベルトの外部被爆を受けるエリアは「放射線管理区域」に指定されなければなりません。この放射線管理区域を設定する目的は「人が放射線の不必要な被ばくを防ぐため、放射線量が一定以上ある場所を明確に区域し人の不必要な立ち入りを防止するために設けられる区域である。」このエリアは例の三菱マークを逆さにしたような原子力のマークが付けられ一般の人は許可無く立ち入ることができない。そして福島市の現状を見てみると現在の一時間当りの放射線量は4月10日現在で低い数値を見ても2.1マイクロシーベルトであることが見て取れる。今後この水準が3ヶ月続くと仮定すれば2.1×24(1日分の時間)×90(3ヶ月)=4536マイクロシーベルト即ち約4.5ミリシーベルトになり明らかに放射線管理区域の指定を受ける基準となりうる。また地震発生から1ヵ月経過しているがすでにこの時点で累積放射能は3ヶ月で受ける基準の1.3ミリシーベルトを超えるでしょう。ですから少なくとも福島市は本来「放射線管理区域」の指定に相当するエリアであると思います。しかし現状は福島市内では普通に子供達の入学式入園式は行なわれているようです。本来放射線管理区域の指定が行なわれるべき地域で!もちろんこれは私の知見で他の考え方があるしどちらかというとそちらの考え方が主流でしょう。例えば日本核医学会はこのような声明を発表しています。本来あまり妊婦や小児にも心配する必要もないかもしれません。ただ国として一県の県庁所在地の子供妊婦を総退避させることは社会不安に駆られると判断するでしょうし福島県知事も自県の県庁所在地からそのような措置が取られることは避けたいでしょう。そういった大きな社会的影響を考える場合もしかしたら一部地域の子供達や妊婦の長期的な健康被害にめをつぶるといったことがあるかもしれないのは考慮にいれてください。最後に少なくとも私に妊娠している奥さんがいれば福島市から退避させますし子供がいれば入学式に出席させることなく他県に退避させます。福島市にいる妊婦さん及び子供さんがわたしは本当に心配です。自称B級アイドルの藤波心さん。名前の通り心にしんがある子だとブログを読んで思います。追記 主要な放射性物質ヨウ素131の半減期が8日であることを考えると現時点で福島市を「放射線管理区域」に相当するエリアかどうかは?なところがあります。ただ少し前まで現在の数値より数倍高かったことを考えると間違いなく福島市は早急に退避すべきだったエリアに間違いなかったかと思います。
2011.04.11
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この愛知の中部大学というところで先生している武田邦彦さんという人の発言がわたしにはしっくりきます。特に福島県に住んでいる方は是非見られることをオススメします。
2011.04.09
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これから書くことは結構重大なことで投資家の人は心に留めておいて欲しいです。今日の日経新聞記事で楽天が保有しているTBS株の価格を東京高等裁判所が決定するということについて一株あたり1294円としたそうです。これは裁判所が公正な価格ということでつけた価格です。根拠は単に最近の一定期間の株価平均かあるいは効力発生日直近の株価であろうと思われます。ですが純資産は1822円ありそれを大きく割り込んだ価格ということになります。PBRでいうと0.67倍これはどういう意味を持っているかっていうと裁判所は上場企業であるかぎり公正な価格は株価に寄るべきで純資産なんかはまったく関係がない株価がすべてだ!ってことです。つまり司法は完全な市場効率的仮説主義者だってことです。つまり上場企業である限り株主が保有している持分の純資産は法的に全く保証されていないっていう恐ろしい事態になっているのです。これはPBR0.5を割ったいても同じです。少し前にPBR1倍われの東証1部企業が6割を超えているというのを見ましたがわたしはそうした事態になったある程度の責任は司法にあるのではと思っています。
2010.07.10
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今年から年収一億以上の上場企業役員は有価証券報告書に記載されるのですかね?なかなか話題になっています。いろいろ批判されていますがわたしの意見は「プロ野球選手であれだけ一億以上もらってる人がいるし別にいいじゃない」ということです。あまり知られてないけどアメリカの役員クラスの年収は半端じゃないですよ。それに比べて日本の上場企業のいいところ(数少ない)は役員報酬が少ないところだと思ってます。で大日本印刷の社長7億円台の年収ですか。会社四季報の情報をメインにこの年収はいったいどういったものかを考えます。まず普通の社員の年収、37.2歳で647万円。結構いいです。でもその平均年収の100倍以上ね。一般人より社員が怒りそう。もっと給料あげろって感じで。株主への還元はどうか。近年の配当性向は高いです。50%以上。自社株買いもきっちりやっているようで7.9%と自社株口が筆頭株主になっていて株主還元はキチンとできている印象。ストックオプションで高い報酬になっているかとおもったらそんなことは無くてストックオプションは発行してません。大企業でSOを発行すると大きな希薄化はないのはいいところなんだけどその代わり株価上昇のため比較的高値でも自社株買いを行なって株主利益をそこなうことがあります。トヨタなんかがいい例でもっと批判されてもいいでしょう。問題はROEが低いことですかね。前期で2.4%のROEは資本の使い手としての社長の責務をまっとうしているといいがたいと思います。わたしは前述したように高報酬容認派ですけどその年収取るのだったらROE10%くらいは出して欲しいですね。ようは高額年収を得るのだったら資本の使い手として優秀であるということが株主から求められると思います。これが企業経営者の本質です。自己資本はざっと9160億円ですか。これで10%のROEだったら916億円の利益。前期の4倍の利益で株主も文句言いません。2.4%なら国債より多少マシな程度ってことで国債買い付けるのは年収300万円の人だってできますから
2010.06.29
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えー今日飲みながらふぐを食っていたらふと「みなキリンとサントリーの合併ダメになった」云々は書いている。でもじゃあいったいどれくらいがちょうどいい合併比率なのかは聞いたことがない。じゃあわたしが帰ったらやってみるかと思った次第。でーも酔っているから超適当。では新聞によるとキリンは会社として1:0.5 三鳥側は1:1を主張したとのことどっちがただしいか?わたしがざっとみたこと会社自体の比率キリン:三鳥 売上で1:0.67 営業利益で1:0.63 純利益で1:0.68 純資産で1:0.61まーだから1:0.65程度が妥当なラインだったんじゃないっていうのがわたしの第一感。どっちも最初の提案は妥当なところからはずれててよくなかったんじゃない?発行済み株式数で補正すると株式比率なら1:0.93くらいが妥当なラインかと。
2010.02.13
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今日はジュピターテレコム下げましたね。予想はオオハズレでした。株式の価値をとりあえず考えるのに例えば純資産なり純利益あるいはFCFなどなどいろいろ考えるわけですがCATV会社だったらちょっと面白い方法があります。それは加入している加入世帯数と出資された金額とを比較し例えば1万回線あたりどれくらいの金額なのかを見てそれをバリエーションとして考える方法です。
2010.01.26
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本日ケーブルテレビ会社であるジュピターテレコムにKDDIが資本参加することを表明したそうで約14%急騰し97000円が終わり値になった模様(以下引用)KDDI(9433)は25日、ジュピターテレコム(4817)に資本参加すると発表した。LGIグループから株式を3617億円で取得する。KDDIは議決権ベースで37.8%を保有し関連会社化する。(引用終了)さて明日はどーなるかということなんですがこういう場合は「じゃ一体KDDIはいったいいくらでジュピターを評価しているわけ?」ということを考えて見ましょう。97000円でのジュピターの時価総額は6731.91億円なのでこれに取得割合である37.8%をかけると2544.66億円。KDDIの取得金額である3617億円より随分低い。3617÷2544.66=約1.42この1.42×97000=でKDDIが支払う一株当りの株価が出てくる。でそれは137740円終値が97000円なので明日も結構上がるのではないかというのがわたしの予想。こういったことを一応考えておくとPMV(プライベートマーケットバリュー)という観点から使えることがあります。明日に続く・・・・・かも
2010.01.25
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先日したオフ会は3人でこじんまりと。やっぱり株の話をするのは楽しいものであっというまに時間が過ぎた感じでした。さて表題の「燃えるハンバーガー」 昨日お気に入りのパン屋Sでベーコンエッグバーガーを買ったのですがビニール包装されておりました。ビニールついたままのほうが温まりやすいかと思いそのままレンジで20秒・・・・・・なにか変なにおい・・・・・・ レンジを見ると 「も、もえてるーー」 ビニール部分が燃え出していたんですね。なんとか消火しハンバーガーを見てみると結構きれいだったので食べたい気がしましたが断念中のベーコンとエッグを取り出し別のパンにはさんで新たに作りましたとさ。ちなみに今日のお昼はエビをたっぷり使ったトマトエビパスタを作ったのですがエビの賞味期限が約2年前の冷凍エビ。使うか使うまいか悩みましたが使っちゃいました。でお腹は大丈夫な模様。オリックスの大株主になったB○F氏、他にもベストテン入りしたのはないかと四季報スクリーニングしてみましたがオリックスだけのよう。いくらで買ったのは知りませんがこれを買えるのはほんとすごいとおもった。
2009.06.17
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いきなりですが14日(日曜)関東から投資家さんがこられて私と飲み会することになっています。来られる方はどーぞいらしてください。参加表明や連絡も特にいいです。下記の場所と時間となります。名古屋駅19:00高島屋前金時計集合です。PS わたしも人並みくらいには回復してきました。
2009.06.14
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遅ればせながら読みました。良い本ということは聞いていたけどここまでおもしろいとは思わなかったです。わたしは野球に関してはそこそこの関心しかなくてWBCもたまたま通りかかったテレビで見る程度ですが『マネーボール』にはやられました。価値的指向をもった投資家だったら読んでニヤリとしてしまうことも多いでしょう。参考にどーぞ アスレチックス記事PS そういえば名作『ストッパー毒島』に出てきたアスレチックスのモデルチームでもあったような
2009.04.14
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について粗あらですがコメントを。大体バリュー系の目に引っかからないような会社なので知らない人も多いかと思いますがあおみ建設は20年4月に佐伯建設工業と国土総合建設という上場会社同士の合併によって誕生しました。(存続会社は佐伯建設)ですから合併して一年も経たない内での破綻でした。破綻の直接の原因となったのはニチモというマンデベが破綻したため純資産にほぼ等しいニチモへの債券が回収不能になったためです。このニチモへの債券は旧佐伯建設が保有していたため国土総合建設は合併していなかったならば財務もかなり健全であったため特に問題なく存続しえたであろうと思われます。しかしこの合併はかなりひどかったですね。『週刊東洋経済』に取り上げられていましたが大体当時判明していた純資産ベースで1:16程度が妥当なところが1:8.5という佐伯建設が相当優位な合併比率で合併することになりました。もちろん収益ベースでみればどうよ?という声もあるでしょう。実際DCFをメインに使って合併比率を算出したとなっていましたが過去十年の損益を通算すると赤字になるような会社のDCFなんていったいどうやって算出するのと突っ込みをいれたくなります。さらにひどいのは20年4月1日の合併が成ったあと旧佐伯建設は実はそんなに資産はありませんでしたーという声明を出し本当は大体1:60くらいが純資産の比率としては妥当になるということになったのです。まあほとんど結婚詐欺的な合併だったといえると思います。佐伯建設は劣悪な資産が多かったのですがなぜあれほど不公正な合併比率で国土総合建設を取り込まねば成らなかったのか?それはすでに佐伯建設が2期連続で赤字を出していたからなんですね。これが3期続くと継続企業の前提に疑義がつきます。ところが合併相手の資産を割り負けた形で取り込めば(簡単にいうとこちらの資産をPBR1としたらそれよりも低い比率での株式交換となれば)会計上「負ののれん」が発生して当面その分だけなにもしなくても会計上の利益が発生します。つまり負ののれんを発生させ3期連続の赤字を回避したいためというのが合併の一つの目的だったのだろうと思います。まあそれでも旧佐伯の資産内容が悪すぎてどうしょうもなかったという結果でしたが。こうした「負ののれん」狙いの悪質な合併は最近では保安工業と千歳電気工業の間でもみられました。また法的に「株式買取請求」という公正な価格で株主は株を買い取ってもらうえるという手段がありますが司法村の判断では「上場企業ならばついてる株価は全て正しい」 1:8.5という比率になったのだから資産内容がどうあれその比率でついた株価が正しいに決まってるだろ。ということだそうですから全く株主は保護されません。まあこういった現実を変えたいとは思っていますが。
2009.02.23
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日本株の2008年パフォーマンスは-26.5%となりました。外国株なども含め全体での運用総額は約8000万円程度となっています。今年は部分的に特殊な投資法をしまして、そちらでは大幅下落を逃れたのでその分少しましだったようです。グレアム先生の教えというのは大恐慌下で考え出されたともいえます。基本に立ち返り『証券分析』を読むとおもしろく感じます。
2008.12.31
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先月は中国いったりとかふらふらしておりました。11月末の成績も10月末と相変わらずといったことろでまあなんとか生きのびております。 今日某銘柄はちまんかぶ買いました。
2008.12.22
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1 小型株だけでなく大型優良株もバリューの視点で買える水準2 円が高くなっているので海外株も積極的に見たい。3 1929の大恐慌時と違うのは今のところブロック経済化していく傾向にはない。4 かぜをひいた。
2008.10.28
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GM、フォードの社債の利回りはなんと30~40%に達しているそうです。これはほとんど投資家は両者を破綻しているとみなしていると考えられる水準だそうです。多分破綻してもなんらかの形で生産は続けられると思われますがもしアメリカにおいて大きなシェアを持つ両者が実際破綻して生産活動を停止した場合、健全な自動車会社がアメリカ市場を席巻する可能性だってあるんじゃないですかね?
2008.10.27
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今日行った居酒屋さんは愛知県T市で某T自動車のお膝元先回行ったときほとんど満席だったけど今日は帰るころまで自分達以外誰もいませんでした。そこの大将と世間話しん いやー不況ぽいっていうけど全然お客さんこないねー大将 ウチはお客さんT自動車関係の人多いけど今まで夜勤ありの3交代制だったのがなんと夜勤なくなるっていう話だよ。まずいね。あと下請けさんなんて仕事が少くなったっていうレベルじゃなくて仕事がないって状態らしいね。しん 下請けさんの仕事がない!あと夜勤なくなるって話も聞いたことないよ。大将 どーなることやら。とこんな会話がありましたとさまあそれにしたって東証1部上場銘柄の平均PBRが1割れているのに対してS&P500では1.88(10月8日)だそうな。それでも数値的にほとんど同じような上げ下げはどーも納得いかんです。
2008.10.17
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日経平均が8200円くらいになったということはですね。ここを基準にして900円台の下げが10回連続して起こることはありえないことだけは確かです。 PS 昨日「ワーカーホリック」ということばを使いましたが普段私の労働量は旅行中のバックパッカー並みです。ですからわたし基準の「ワーカーホリック」並みは大体普通のサラリーマンの60%くらいの労働量だとお考えください。
2008.10.11
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これだけ歴史的な暴落が頻発するようになってバリューもなにもないといったふうですがわたしはぶれることなく株式の持つ「価値」を愚直に信じて投資をするだけです。ー形あるものは必ずこわれ、価値あるものは必ずもとに復す- ということわざもありますし(いま作ったんですけど)しかしここ2~3ヶ月これだけ個別銘柄を分析したのはないです。まったくワーカホリックのようにいろいろやってました。(でもその間機甲界ガリアン全25話をなぜか見てますけど)それにしてもたーちゃんさんがいった「ジェノサイドウイーク」言いえて妙だと思います。これは是非マスコミでも使って欲しいですね。
2008.10.10
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今回の暴落と比して言われることもあるようです。だから大暴落後に出版されたグレアム先生の『証券分析』読みました。で気になる一文を紹介します。~NY証券取引所上場の全製造会社の内実に40%以上が1932年中いずれかの時点で自社の正味当座資産以下の株価をつけた~まーここまできたら圧倒的戦闘力だったベジータと戦った孫悟空のように「これが最後のイタチっぺだべ。もうなーんも残ってねえ」というところまでキャッシュを出してやりきってもよいんじゃないですかね。
2008.10.08
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下がってこればですね。個別銘柄で信じられないくらいの「買い」もぽちぽちできるんじゃないかと思ってます。もうこんな時はこないと思ってました。需給という面では最悪で全体としてみたら外国人、機関投資家、個人投資家どこも日本株積極的に買えません。だからこそです。
2008.10.03
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9月末までの成績は年初来で-23.8%。運用額は約8200万円でした。今朝の日経読んでいたら世界で消滅した株の時価総額はなんと2000兆円だそうな。2000兆円・・・・・って地球の全人口を60億人として一人当たり約33万円消滅した計算ですね。ちょっと背筋が寒くなる経済効果が期待できるとおもいます。
2008.10.01
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著名投資家のジム・ロジャーズの無料講演が行なわれるようです。彼の話はもちろん全部当たるというわけではありませんが私自身先回ジムさんの講演を聞いて実際益すること大でした。石油を含めた商品全体がかなり上がるというのは大当たりでしたし当時歴代屈指の名FRB議長といわれたグリーン・スパン氏を「歴代最悪の人物」と評していましたがここに来てグリーンスパン氏の評価はかなり厳しいものになっています。今回もサブプラ問題や現在米国の抱える問題をタイムリーに解き明かしてよい投資のヒントを与えてくれるのではないでしょうか?イニシア・スター証券株式会社という証券会社さんが主催するようです。2008年9月27日(土)日比谷帝国ホテルが会場わたしも行きます。終わったら飲み会しますか?
2008.09.23
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今日、女友達と蒼井優さんという女優さんの出た映画の話をしていたんですがわたしうっかり「蒼井そら」といったら女友達からは「なにそれー違ってるよー」とつっこみ。男だったらこういう間違えありますよね?そしてどうして間違えたかわかってくれるでしょう。きっと。本日スクエニからちょっと変わったプレスリリースが出てました。ソフト会社のテクモに友好的TOBを申し込んだところすでにコーエーと合併するから断られたという話。友好的TOBが断られるとはめずらしいですよね?日本では聞いたことないですがアメリカではTOB価格が低いならそれを上回る新たなTOBを他社が出してくるのはよくある話です。コーエーとテクモの合併では恐らくコーエーを存続会社とする株式交換という形になると思われますがこの交換比率でスクエニの予定したTOB価格より低い株価が付いた場合スクエニが新たにTOBをかける珍しいパターンが見られるかもしれません。またスクエニは今回買収できなかったので家庭用ゲームソフト会社の新たな買収先を探す可能性は結構ありそうです。PMVの概念を使えばいい投資先が見つかるかもしれませんね。
2008.09.04
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先回の続き創建ホームの財務分析です。流動資産の中のたな卸資産を見てみると271.15億→351.72億とかなり増えています。不動産会社のたな卸資産=販売用不動産なのでこれがかなり積みあがった状態。どんどん売れている内は積極的な仕入れも良いのですがこの場合は単に売れずに積みあがった状態でしょう。固定資産では有形固定資産で建物構築物が13.71億→27.83億とほぼ倍増、土地も14.78億→23.76億とほとんど倍近くになっています。流動資産に含まれる販売用不動産を固定資産に持ってきたのではと推測。無形固定資産、投資その他資産では気になるところはありませんでした。これで資産の部はおしまい。
2008.08.28
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民事再生手続き開始ということで負債も多く南無南無といった感じでしょうか?わたしもバリュー投資家らしくなく不動産関連で結構痛い目にあっているので人ごとではないです。後追いなんですけど創建ホームズの20年2月期短信決算からこうなる事態になるまでに何かサインがないか見てみようと思います。現在不動産系でアウトになる場合はキャッシュが回らなくなりさらに銀行からの融資がSTOPするというパターンが多いようです。ですからそれを念頭に置いてB/Sを見ていきます。やる気のある人は短信決算みながらどーぞ。流動資産ではまず現金24.25億→13.37億と急減、受取手形完成工事未収入金及び売掛金も17.92億→1.24億円とこれまた急減。売掛金は減少することでCASHが回収される意味合いがあるので通常必ずしも悪いことではないですが10分の1以下になっていることはやはり異常といってよくさらに現金も減っている。ポイントとして現金と短期借入金+一年以内返済予定の長期借入金の対比がそういった会社の安全余裕度といえるんじゃないでしょうか?この比率が高いと銀行からの融資が止まったらアウトになる可能性が高いです。創建ホームズを見てみると現金13.37億に対し短期借入金+一年以内返済予定の長期借入金は231.6億と現金の17.3倍に達しています。さて飲み会の時間になりましたのでまた次回
2008.08.27
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年初来パフォーマンスはー17.8%で運用総額は8800万円くらい。最近はあまり変わんないですね。でもそろそろ学習した成果がでてドンとあがっていくんではと思ってますさてわたしがお世話になったFAさんが3年ぶりにバリュー投資のセミナーされるそうです。さてここで気になるポイントがあるんですが3年間JFAさんではバリュー投資のセミナーが開かれてなかったんですね。それほど人気がなかったということなんでしょうけどほとんど誰も見向きもしなくなった投資法こそがその時最良の投資法だったということが投資の歴史を見る限りよくあることなんですね。ひさびさに刺激が受けたくなった人は出席されてみてはどうでしょうか?わたしもゲストで呼ばれて行きたかったのですが予定がありだめでした。残念。
2008.08.07
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六月末までの年初来パフォーマンスは-16%で運用総額は9000万円ちょっとくらい。地道に四季報は読んでます。あとはカタリストがある銘柄に惹かれますね。
2008.07.14
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年初来で-20.1%でした。少し復活。運用総額は8700万くらい。はやいところ一億回復したいところ。ところでTOBとか会社合併の合併比率を決めるのに第三者機関に依頼して算定結果を得るのが通例ですが果たしてこの第三者機関は本当に常に公正なのかと考えると仕組み上それは難しいと思います。その理由は箇条書きすると1 第三者機関にお金を払う決定権が経営陣にある以上特に経営陣と株主で利害対立がおこるような場合には経営陣がその算定に関してかなりのイニシアチブをとりうる。ありていに言えばちょっと悪い経営陣であれば「これくらいの金額でやっておいてよ」とか言っちゃうそうです。2 また第三者機関は経営陣よりの算定結果を出しやすいが株主側に有利な結果は出しにくい。それはその結果により次回の仕事を取りにくくするから。例えば株主側に有利なMBO価格なんかを出した日にはだれもMBOの算定なんかは頼まなくなるってことです。MBOなんかの実例を見ると驚いたことにPBR0.5台のMBOも散見されます。こういうことが起こるのはがこれは価値算定基準に市場株価基準法などの効率的市場仮説に基づいた方法が用いられていることにより株価水準さえ低ければそれがアンカリングとなり他の方法と併用されてもこれがアンカリングの役割を果たすこと。DCF法が用いられている場合でも算定結果のみ示され重要な各パラメータが示されないため数値の操作は自由自在なわけです。DCF法を使ってそのパラメータが全く開示されないのは許されないことだと思います。こういった状況を改善していかないと株主にとって悪意ある経営陣に対抗するのは難しいでしょう。だから「株式価値算定書」
2008.06.01
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昨日の答えで一つは税務署でnightさんが答えてくれました。もう一つは裁判所です。会社が合併吸収によって消滅等したときにそれに反対した株主は会社に公正な価格で買いとってもらえる株式買取請求権という権利を株主はもってます。この公正な価格をめぐって会社と株主は協議するわけですが決着がつかないと裁判所に決定してもらうわけです。ところが上場企業の場合、裁判所が独自で決定すると判例によればほとんどどのような場合にも単についていた株価をもって「公正な価格」とされてしまいます。これを知ったときはかなりビックリしましたね。一見裁判所なんて投資には全然関係ないようですが株式買取請求は株主を守る最後の砦とよばれていて株主の権利を守る役割も果たしています。が公正な価格=ついていた株価というようでは・・・・税務署の場合も株価でもって相続税を決めるのはなんだなーと思います。例えば死にそうな創業者大株主がいたら株価を上げないインセンティブが働きます。株価下落期においては税務署も本来的価値より低い評価で課税することになり税収減をもたらします。
2008.05.22
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価値的指向の皆さんには今さらーのお話かもしれませんがTOB等で経営陣側が賛同表明をする時に第三者機関に価値を算定してもらってその判定をくだしますがその中で市場株価基準法や市場株価平均法が頻繁に使われていることです。もちろん通常単独で使われることはなくDCF法など他の評価方法と併用して使われわはしますが。この評価法って要はただ単に付いている株価をもとにしているだけで基本的に効率的市場仮説によった評価法なわけです。すると本質的価値より物凄く株価が低くなっている時はそれらの評価法での価値算定がアンカーの役割を果たし他の評価方法で適正な価値算定がなされたとしても本質的価値よりかなり低い評価になってしまう場合が往々にしてあるように見えます。はなしは変わりますが上で市場株価基準法や市場株価平均法が通常単独で使われることはないと書きましたが実はあるんですねーそれらの評価法だけで「これは公正な価格だ」と言い切ってしまう機関が!知ってる人いるかなー?続きは次回
2008.05.22
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ひさびさのブログです。一部で行方不明説とか・・・・生きてマース ご心配かけました。本店はなんかドメインの会社にお金を払えなかったみたいですが消えましたがそのうち復活するでしょう。先月末でのパフォーマンスは年初来-18%運用総額は約9000万円今月末でパフォーマンスは-24.7% 運用総額は約8300万円です。PFの大きな部分は特殊な状況下にある投資を行なっていてしばらく資金が拘束されそうな感じです。まあでもかなり面白がってやってます。約5000万円くらいは通常の投資です。まあ普通に生活してますのでご心配なく。
2008.04.30
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2月末の年初来パフォーマンスは-12.9%、運用資金は約9700万円といったところです。個別株の下落は大きかったですけど一部カタリストあり銘柄が来てくれて少し盛り返しました。4月末までにマイナス分は取り戻す予定です。
2008.03.04
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-17.3%でした。某暴落セクターに信用かけてたのがストライクって感じです。ちょっと今外国株分が見れないので正確な数字はわかりませんが総運用総額は9000万台の前半くらい。ついに一億割れてしまいました。でもメンタル的には結構元気な感じです。そういえばちょうど株式投資を学び始めてから丸6年経ちました。ちょっと6年を振り返って検証してみようかな。追記 6年間のわたしのパフォーマンスを検証してみましたが年平均+24%でした。元本が大体3.6倍になる計算です。まあ満足すべき水準だとは思います。
2008.01.31
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2007年の日本株パフォーマンスですが一銘柄PFに入れ忘れていたのと12月分の配当金を算入し忘れていたのでその分少しパフォーマンスがよくなって年間で-8.8%になりました。バリュー投資やめたちゃった人多いみたいですけどわたしはしつこくやり続けますよ。だれからも見放された市場こそがもっとも魅力的な市場だということが多いということは腐るほど繰り返されてきたじゃないですか。
2008.01.05
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あけましておめでとうございます。遅くなりましたが昨年の日本株パフォーマンスだしましたので。結局-11.4%という結果となりました。ある程度(約5000万円ほど)レバレッジ効かせたところでの下落で最後大きくさげてこのような結果となりました。いろいろ反省点はあるものの一つ感想を言えばこれだけ配当利回りが高い銘柄がおおければ今からでも分散効かせたうえで配当だけで生活十分できちゃうなーということです。完全高配当利回りポートフォリオ組もうかって考えちゃいます。
2008.01.01
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年初来パフォーマンスは+5%でした。数字をみてお分かりのように今月は随分やられました。でもひかる取引もありました。先月から始めたアービトラジーですがひとつはたーちゃんさんが見つけたのをのらしてもらいました。佐伯売りの国土買いですね。しかし佐伯の売りたてをすごく少なくしたので思ったほどこの案件のパフォーマンスが伸びませんでした。ちゃんときっちり両建てしていたら一ヶ月くらいで40%はとれたと思います。なぜ佐伯の売りがすくなかったのか?理由はこれだって空売りってこわいんだもん!もひとつセガミメディクスとセイジョーの経営統合に関してはセガミメディクス1.1~1.3に対しセイジョー1と株価比率1:1くらいの時にセガミメディクス買いのセイジョー売りをしましたがこれが見事にはずれセイジョー1.1に対しセガミメディクス1でした。なのでこの案件ではマイナスでした。最近はちょっとこういう相場がどうあろうと利益が得られる投資手法に注目しています。
2007.11.30
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年初来パフォーマンスは22.5%でした。今月からアービトラジー始めました。なんとなくコンビニが「今月からおでん始めました」といった感じに似てるなと。あと今月は初めて四季報通読しました。いままで10分の1も読んでなかったのに。読んでみるといろいろ投資アイデアが浮かびましたしセクター全体が売り込まれているとそれをかなりはっきり捕らえることができます。今年はかなり力を入れて株の研究をしているので長い目でみて成果がでるといいなと思います。
2007.10.31
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名古屋で銘柄研究会土曜日にやったのですけどわたしも楽しみながらできました。なんども繰り返すようですが悪い相場の時でも生き残って続けることができれば適切なリターンは得られるものだと思います。さわかみファンドの澤上さんは「今まで日本に長期投資家は存在しなかった」とおっしゃっていましたがいつか澤上さんに「日本にも長期投資家はいますよ」といえるようになりたいものです。あと今月号の雑誌『宝島』で名古屋投資家3人で対談しています。興味のある人は見てみてください。
2007.10.29
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開催します。先回言っていた10月27日(土)で詳細や申し込みは情投.COMで。小型株も結構もどしてきたけどまだまだ割安なのが多いのでいい銘柄が多く見つかるかもしれません。なんだかんだいっても退場させられずに続けていくことがやっぱり大事だと今回思いましたよ。四季報は1300Pまでやっと進みました。
2007.10.11
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遅ればせながら会社四季報通読中です。現在900Pまだ半分いっていません。月末に参加した投資研究会ではわたし以外皆通読し終わってましたからね。今まで10分の1も読んだことなかったのですがさすがにやる気になりました。途中で有望そうな銘柄がでてきたら調べちゃいますしおもしろいアイディアがでたらそれについて考えたりしてなかなか進みません。本業持ちながら通読してそこからさらに詳細な分析ができるひとはマジすごいです。読んでいるとセクター全体での割安度とかが肌感覚でわかるのがいいしスクリーニングでひかからなかった銘柄を捕らえることができます。あと四季報では安値平均PERというのを出してますがそれを遥かに下回るPERをつけている銘柄が非常に多かったのが印象的です。実感としては平均すれば1P読むことにつき有に1000円以上の価値がありそうです。そう考えると読まないわけにはいかない!見つけた有望銘柄を来週は買っていこうと思います。PS 情投.COMの木下氏と話していて名古屋銘柄研究会を10月27日(土)やろうかということになりました。仮決定です。参加希望の人は情投.COMで参加申し込みしてください。も一つ先回7.7%のパフォーマンスと書きましたが間違いで9月末で7%でした。
2007.10.08
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