法律なんて怖くない!

法律なんて怖くない!

PR

プロフィール

法律伝達人max-asayu

法律伝達人max-asayu

バックナンバー

2024年12月
2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月

キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

筋肉痛 ぴんく はあとさん

ラストエンペラー … 剣竜さん

theネタ帳☆ ぞっこんボスさん
★cellfood健康法 「… soliton_kobaさん
さむらい業日記 モダニストさん
Love Thirties! きよみっぴさん
つんつんの主に読書… つんつん1955さん
Natural koukiakiさん
私の湘南スタイル VIVA7354さん
ペンギンさんの南極… penguin3.comさん
2004年08月15日
XML
テーマ: 法律(493)
カテゴリ: 刑法


ということで、まず刑法とは何でしょうか。
とりあえず、条文を見てください。

(殺人)
第百九十九条  
人を殺した者は、
死刑又は無期若しくは三年以上の懲役に処する。

まず、 「人を殺した者は」 として殺人罪の成立要件を述べています。
次に、 「死刑又は無期若しくは三年以上の懲役に処する」 と言うの刑罰を定めています。
ということは、刑法は犯罪と刑罰を定めています。
つまり、刑法は犯罪と刑罰に関する法なのです。

このように刑法は犯罪を定めて、刑罰を科す基準を定めています。
そして、刑罰は最高死刑まで有りますから人の命をも奪えるものです。
そこで民法よりも厳格に解釈する必要があります。
なぜなら民法は解釈をあいまいにしても金銭的な損害しか発生しませんから、万一間違ってもお金でその損害を穴埋めすれば足ります。

しかし、刑法の場合はあいまいに解釈すれば人の命さえ奪ってしまいます。
その場合、もはやお金では穴埋めできません。
なので厳格な解釈をしなくてはならず、
その点で外見上は犯罪者を取り逃がすような場合もあります。
これはやむを得ないことでしょう。
一人冤罪で死なせてしまうよりは、一人の殺人犯を取り逃がす方が
まだマシと考えるべきなのです。

これは何故でしょうか。もし、一人の殺人犯をつかまえるなら
一人冤罪で死んでもいいというなら誰も安心して生活できません。
だから刑法は冤罪が起こらないように神経質なくらいに運用されるのです。

というわけで、刑法は民法以上に理屈っぽいですが我慢して読んでください。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004年08月17日 15時13分39秒
[刑法] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: